アクション ソウルキャリバー6

【SC6】『ソウルキャリバー6』評価・レビュー。対戦ゲームの面白さは勿論のこと、キャラクリも楽しい!沢山の具材が入った“お好み焼き”のようなゲームです。

投稿日:2018年10月18日

今回は本日10月18日に発売された3D格闘ゲーム『ソウルキャリバー6』のレビューをおこなっていきます。

ベータテストで既に面白さの手応えを感じていましたが、製品版もベータテスト同様楽しめます!!

では、早速語っていくぞ。まずは遊べるモードを簡単に紹介。

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遊べるモード

モード名内容
ミッション:Libra of Soulオリジナルキャラクターを作成し、世界をめぐる冒険の旅に出る。
ストーリー:ソウルクロニクル邪剣ソウルエッジをめぐる英雄たちのストーリーを体験できる。
クリエーション多彩な要素を組み合わせてオリジナルキャラクターを作成することができる。
バトルバーサス(オフ対戦)、CPUと戦うアーケード、トレーニングを遊べる。
ネットワーク世界中のプレイヤーとオンライン対戦を楽しめる。
ミュージアムソウルキャリバーに関わる様々な資料を閲覧できる。

ソウルキャリバー6の魅力の数々

対戦自体が面白い!

ベータテストの記事でも語りましたが対戦が面白い!!

初心者でも簡単に読み合いが楽しめます。

相手が横に移動するなら横斬り、横斬りを警戒してしゃがむなら縦斬り、ガード固めるなら投げ、と駆け引きが分かりやすいので、始めたばかりの方でも数時間プレイすればシステムは理解できると思います。

中段なのか下段なのかよくわからない連続攻撃をしてきたらR1ボタンの“リバーサルエッジ”で強制ジャンケンに持ち込んでしまおう。

リバーサルエッジは敵の攻撃を無効化して反撃できる。初心者の対戦で起こりやすいのは分からん連携を擦りまくられて何もされずに負けること。自分自身アズウェルの攻撃が読めなくてフルボッコにされた。そういうときこそリバーサルエッジだ。

さて、戦闘の駆け引きについて、実際に自分が体験した例を出します。

1試合目はこちらが圧勝して、2戦目は相手に負けた試合があった。ここで、3試合目に行く間に自分が何故負けたかを考えなければならない。

1試合目は余裕を持って勝てたのに2試合目は完封された……。何故だ。

▲ 1試合目はストレート勝利。

▲ 2試合目は最初2本先取したが、そこから一気に捲られた。攻撃の癖を読まれたようだ。

何が敗因だったか考えろ……。

2試合目に自分が負けた要因は、ガードインパクトを狙われまくったのと連続攻撃に翻弄されたことだと結論づけた。

そのため、L1ボタンのブレイクアタック(発生のスキは大きいがガードインパクトを潰す。L1ボタンで発動)を多めにしたり、連続攻撃の対策としてリバーサルエッジをこれみよがしに多用しました。

その結果、3試合目はストレートで圧勝。

↑画像を見ると、敵ヨシミツ側にガードインパクト表示が出ていて、私のゲラルト側(キャラクリで作ったオリジナルキャラクター)にブレイクアタック、リーサルヒットの表示が出ているのが分かりますね。ガードインパクトを潰して大ダメージを与えています。

こんな感じで、敵がどんな攻撃スタイル(ガードインパクトを多用するのか、横斬りが多いのか、縦斬りが多いのか)かを試合中に考えながらプレイするのが重要で、それが楽しい。

一方的にボコされることもあるんですけど、逆に噛み合って一方的にボコれることもある。

このゲーム、コンボというコンボが殆ど無く、読み合い重視のゲームなのである程度トレモで技の性能を理解さえすれば対戦は形になります。

分からん連携にはリバーサルエッジ、これを忘れないように。
(リバーサルエッジを潰すブレイクアタックも存在するので、これが万全な対策ではないが初心者には間違いなくリバーサルエッジが有用)

理解していない攻撃だからといってガードしてるだけだと延々ハメられますからね。

何も反撃出来ずに終わった!クソゲー!と思ったらリバーサルエッジ(R1ボタン)の存在を思い出せ。

キャラクリが楽しい

オリジナルキャラクターを作成できるクリエーションモードが楽しい。

▲ 種族は16種類から選べる。


ここで作ったキャラクターはネット対戦でも使えるので、オリキャラを自作してネット対戦で披露しちゃおう。

BAD部分として後述しますが、衣装パーツは少ないのでキャラクリ目当てで購入する方は覚悟しておくこと。

ただ、衣装が少なくても、色や柄の変更ができたり、ステッカーを貼って雰囲気を大幅に変えることが出来るので、自分としては楽しめているモードです。ボイスの性質や体格も細かく変更できる。

管理人が作ったキャラは下記の関連記事で紹介しているのでよければ見てくださいね。

関連記事1:『ソウルキャリバー6』プレイ日記。キャラクリで「スト5」のコーリンを作りました!

関連記事2:キャラクリで「ベルセルク」のキャスカを作ったのでお披露目!他プレイヤーがアップロードしたオリキャラ15体も紹介。

ネット対戦のマッチング快適

ベータテストでも好感触だったオンラインマッチング、製品版でも問題なし!!

マッチングはサクサク、試合前、試合後の読み込みも快適です。初期のスト5や鉄拳7のマッチングを体験している人は快適さに驚くはず。

“エリア”と“使用言語”をすべてにすれば海外の方ともマッチング出来ます。そこまでラグを感じないのが凄い。当然、中にはラグラグの人もいますが。

時々マッチングしづらいときもありますが、その場合は一度キャンセルして再度試行してみましょう。

ちなみにランクマッチでは対戦に勝利すると“RP”と呼ばれる腕前の指標となるポイントが貯まっていくが、これはキャラクターごとに計算されている。

今まで触ってなかったキャラでランクマッチに挑む時は0RPからスタートするので、慣れてないキャラで上級者にあたるということはそこまでないと思う。そこらへんは安心してください。

マッチング以外にも、部屋作って複数の人と遊ぶカジュアルマッチもあります。初心者の方やオリキャラを多く披露したい人はカジュアルマッチで遊ぶのも有り。

カジュアルマッチで試合観戦中はチャットも可能。(但し定型文しか発せない

攻略本とも言える“戦術指南”

ゲーム内で確認出来る戦術指南では、基本的な操作のほか、各キャラクターの動かし方、技の使いどころが丁寧に解説されている。

面倒臭いチュートリアルだと思わず、使用するキャラの戦術指南は絶対に読んでおいたほうがいいです。

充実した“ギャラリー”

ギャラリーモードではシリーズの設定資料を見ることが出来ます。

その数なんと738!

ソウルキャリバー6のカテゴリはある程度解放されている。


ソウルエッジ、ソウルキャリバー~ソウルキャリバー5のギャラリーはゲーム内で入手できるSPを使用して解放する。

トレーニングモードの技再生機能

対戦ゲームなのでトレーニングモードも当然ある。

オプションメニューから技表を開いて◯ボタンを押すと、選択された技が再生されるので、どんな技なのか、どうコンボに繋がるのかが瞬時に理解できる。


技がプレビューされている画面で十字キーやL、Rボタンを押すとそのまま他の技も再生させることが出来る。

トレーニングモードで技の特徴を覚えよう!!

BAD部分:キャラクリの衣装パーツは少なめ

個人的に感じる唯一のマイナスポイントはクリエーションモードのパーツの少なさ。


えっ、こんな少ないの?って驚きました。

これが全力のパーツ数じゃないんですよ。DLCとして今後パーツが有料配信されるから文句を言ってるわけです。

▲ DLCの第3弾、第5弾はクリエーションパーツが配信される。

DLCっていうのは70%を100%にするものじゃない。100%を120%にするために出すものです。

これがバンナムのやり方か!?ってバンナムだからそうだよね~^^知ってた~^^

「DJMAX RESPECT」を見習ってくれよ……。こういうDLC商法は本当にウンザリする。

まとめ

根幹となる対戦モードは間違いなく面白いと言えます。

個人的にリバーサルエッジの存在は大きいです。

シリーズやり込んでいるわけではないので、各キャラクターの下段が絡む連続攻撃は全く理解できていません。ですが、リバーサルエッジがあればそのよくわからん連携を捌いて反撃に転ずることが出来るのだ。
(リバーサルエッジは縦斬りなので、読まれて軸移動されるとフルコンボ喰らいますけどね)

他、対戦モード以外では丁寧な戦術指南、ファンには嬉しいギャラリーモード、オリジナルキャラクターが作れるクリエーションモードもある。

食べ物に例えるとしたら“お好み焼き”のようなゲームだと自分は思いました。

お好み焼き

楽しい要素(具材)が沢山詰まってます。

ただ、ライブラオブソウルとソウルクロニクルモードは少し触った感じかなり味気ないです。紙芝居、テキストを読んで物語が進行します。

ライブラオブソウルはレベルアップや装備品等、RPG的な要素を含ませていますが、結局のところCPUと戦うだけなので……。この点は過度に期待していたわけじゃないのでマイナスポイントとしてあげません。オマケでついてきたものと考えている。

点数は8.9/10としました。対戦ツールとしては文句なしの出来栄えと感じますが、キャラクリの衣装パーツの少なさはいかがのものかと。

対戦部分を作り上げた開発者には賛辞を送りたいです。

「格ゲーってなんか難しそう」って思っている人ほど触って欲しい。

これだけ分かりやすい格闘ゲーム無いですよマジで。技は十字キーの組み合わせで簡単に出るし、初心者同士でもリバーサルエッジを使えば読み合ってる感が楽しめる。キャラクリというお遊び要素もある。

この分かりやすいゲーム性で格闘ゲーム新規を取り込めないならもう格ゲーマーを増やすのは難しいでしょうね……。

プロ格闘ゲーマーのみなさん、格ゲーを盛り上げたいと思っているなら本作を取り上げるべきです。

最後に。ソウルキャリバー6を購入したけど全く勝てないって人は戦術指南を読んだり、トレーニングモードで下段攻撃を学んだり、ブレイクアタックとリバーサルエッジを意識してみましょう。格闘ゲームでトレーニングモードで練習せず、いきなりネット対戦に乗り込んだら勝てなくて当然ですから。

SC6購入予定の新規プレイヤーは下記記事に絶対目を通しておいてください。管理人がメチャクチャ気合入れてまとめました。

『ソウルキャリバー6』攻略。本日公開の動画で判明した新情報まとめ。バトルの基礎、リバーサルエッジの複雑な駆け引き、リーサルヒット等、超重要な部分が語られたので必見。
『ソウルキャリバー6』攻略。強行動“リバーサルエッジ”、“ガードインパクト”に対する策を紹介。

もう1つ管理人が遊んでいる格闘ゲーム『ストリートファイター5 アーケードエディション』もオススメタイトル。

ソウルキャリバー6よりもハードルは高いのですが、かなり遊び込めるゲームです。最初期の悪評のせいで触っていない方も多いと思いますが、アーケードエディションになって遊びやすくなっています。

スト5

『ストリートファイター5 アーケードエディション』評価・レビュー。波動拳が出せれば大丈夫!キャラも沢山増えた今こそオススメしたい格闘ゲーム。

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-アクション, ソウルキャリバー6

執筆者:


  1. 匿名 より:

    ソウルキャリバーは気軽に楽しめるので良いですねー。

  2. 匿名 より:

    字幕出るけど文字小さいし英語でナレーションはイライラしますね。日本語で話せよと。名前もアルファベットだし、日本の会社が作った日本のゲームなのにお前ら外人かよと

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