さて
今日は自衛隊の職業病についての話をします。
なんで急にこんな話をするかっていうと、それは数日前に遡る。
4月24日に、ハミルトンの「PSR MTX(腕時計)」が欲しくて、腕時計屋さんに在庫があるか確認の電話をしました。
電話を受けた店員さんが、在庫を確認して折り返し電話するので電話番号を教えてください的なこと言ったんですよ……
そこで、ちょっとやらかしそうになったんです。
察しの良い人はこの時点で分かるでしょうが、それはつまり数字を自衛隊式に言おうとしてしまったのです。
幸い、最初の080はすんなりゼロハチゼロと言えたのですが、つづく「21~」のところで、ニイヒトと言いそうになって言葉に詰まりました。「あっ違うこの言い方娑婆じゃ使わないやつだ」って、一瞬止まっちゃったんですよ。
※“1”は自衛隊では「ヒト」と呼称します。“2”についてですが、陸上自衛隊では「フタ」ではなく、娑婆と同じ「ニイ」と呼称します。
こうやって数字を人に伝えるのも随分久しぶりでしたし、マジでやらかすところでした。ちなみに免許更新のときは普通にやらかしたことあります。もろに口から出ちゃいましたね。この自衛隊式の読み方が。
時刻表示を見るときの脳内では当然自衛隊式の呼称になっています。
16:00と記載されていれば脳内で「ヒトロクマルマル」と、21:30と記載されていれば「ニイヒトサンマル」と読んでいます。まあこれ、凄い言いやすいし、分かりやすいんですよ。
これは最早呪いだと思います。
自分、自衛隊を任期満了で退職してから10年以上経っています。それなのに、未だに人に電話番号伝えようと思ったら自衛隊式で言おうとしちゃうんだから、マジでこれ呪いですよ。
長く引きこもりを続けていてメチャクチャ太って自衛隊時代の痩せてた面影なんかもうないけど、この数字の呼称、時刻の読み方だけはいつまで経っても矯正されないってのは面白い話である。自分の身体の中に残っている自衛隊成分は多分コレだけです。
ぶっちゃけこれ、全自衛官に該当するんじゃないかとすら思っている。自衛隊を退職した人でこの呪縛から逃れられた人は居るのだろうか?
まあ呪縛って言っても、脳内で言うぶんにはメチャクチャ言いやすいのでそれほど悪い話でもない。あくまで知らない人に言わなきゃいいだけである。
私も25年空自勤務でしたが教育隊、演習の時位しか使ってませんので退職して自然と口から出る事はありません。
はよ目ぇ覚ませ。
お前はもう税金泥棒ではないのだから。
通信文を暗号化する時4桁の数字で文章を表すけど暗号通信独特の数字の書き方がありそれが退職後何10年経っても身体に染み付いて治りません 在職期間は4年ほどでしたが(笑)
現役の時から相手に合わせた言葉遣いしてればこうはならないですよ
まぁいつも脳内変換に僅かなロスタイムが生じてますが…笑
垢だよ垢。
周囲の人間関係がどうだったか分かります。自衛隊が全てという未婚の元隊員に多い特徴です。
しかし、既婚の元隊員や退職者は少ないでしょう。
業界あるあるですね。
ただ、海自に11年勤務していて思うのは、対面でお金の話しをする時に¥380円をさんはちまる円という隊員を知りません。
帽子被ってる時。目上に遭うと反射で挙手の敬礼をしそうになる。
在職中に実家に帰ったタイミングで職場の後輩から電話があって、その時にアルファベットの羅列が伝わらなかったのでA→アルファ ーB→ブラボー C→チャーリーみたいな感じで伝えてたら親がフリーズしてたのを思い出しました。
後は、ネット上の会話で陸自の人を陸さんと呼んだら速攻でバレたのもありますね。
空自の飛行隊や司令部勤務で定年しましたが、現役時代から自衛隊用語は使うべき時しか使わいませんでした。陸さんは勤務外でも使う方が多い傾向があるかな。
40年前に任満退職しましたが、今だに歩調を合わせてしまう。
それよりも、もっと呪縛は
詳細を細部
次はを事後
などなどあります。
でも一番誤解の少ない伝え方よね(≧~≦))ププッ
不字文とかキネティックとか
24時間だとわからない方がおかしいし、
「イロハのイ」「アルファ」は国内世界で通じるし(笑)
個人的にはグーで挙手は意識しないと抜けないですね
自衛隊員でも元自衛隊員でもないからイメージっていうか偏見交じりやけどいつまで経っても起床ラッパで目覚めそう
気持ちよく寝てるところに起床ラッパ鳴らされるとイラっとしますよ
起床ラッパ ⇨ 警笛も、ですね。
どこまで本当かは知らんけど元自衛隊夫婦はお使い頼む時に任務風に言ってしまうとかなんとか、どっかの漫画で見た記憶
傍から聞いたらカッコイイけど言われてもたぶん聞き返すな
祖父と両親、家族三人に自衛官がいる子がその数え方してた