ストリートファイター5

『スト5CE』“ギル”の評価・レビュー。勝ちに行くのは難しいキャラだと思うけど、ブロッキングが楽しいからそれで良し!なキャラ。

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『ストリートファイター5 チャンピオンエディション』今回は2019年12月16日に登場した新キャラ“ギル”の評価、レビューをおこなっていきます。

管理人のLPはコーリンで16000です。その目線で評価していくのであらかじめご了承ください。

試合自体はカジュアルマッチで451試合こなし、勝率は31.26%。

パンピーな自分から見たらギルはこんな感想だよ、といった風に語っていきます。

ギルの購入を迷っている方は本レビューを参考にどうぞ。

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ギルの性能紹介

ユリアンの兄貴。体力とスタン値は1000。今回のバージョンアップで多くのキャラの体力が上げられたことを考えると高いとも言えない数字か。

3F技(屈弱P)有り、完全無敵技無し。アーマー技(EXラリアット)有り。

特定の技を使うことで炎やられ、氷やられにさせることが出来、その状態で反対の属性技を使うと“反属性”が発生し、追撃が可能となる。

ギルの評価・レビュー

上級者向けキャラであることは間違いない

まず最初に言いたいのは、使いこなすのが難しい上級者向けキャラだということです。

ギルには無敵技がありません。防御時に頼りとなるのは、発生2フレームのVスキル2「ブロッキング」と、発生3F目からアーマーが付与される「EXラリアット」の2つ。これらが切り返しの手段となる。

ブロッキング、EXラリアットどちらとも投げられたら終わりですし、どちらも発生が1F目ではないので、ダウンさせられてしまった場合は相手は喜々として攻めてくるでしょう。そのときは大人しく耐えるしかない。

攻め継続中のときはブロッキングやEXラリアットを狙っていけますけどね。

ブロッキングは相手キャラが使うポピュラーな連携パターンを覚えないと使い所も分かりづらいですし、中段と下段を使い分ける必要もあるし、初心者帯の人が扱うには難しいVスキルだと思う。ブロッキングの性能自体は非常に優秀なんですけどね。

▲ ギルのブロッキングは発生2F、持続9Fで非常に優秀。

その性能の良さも、結局ブロッキングが成功しないと意味がないわけですから難しいです。

初心者の人には難しいと言っても、結局ギルはVスキル2一択だと思います。Vスキル1は使う余裕無いはず。

ギルはブロッキングとセットで考えないとダメなキャラだと個人的に思う。ブロッキングしたときのリターンもクソデカいですし、使わないは無い。

で、もう1つの切り返し手段、アーマー技のEXラリアットですが、こちらはガードされるとなんと-12Fを背負います。

アーマー技だから仕方ないとはいえ、とんでもない不利フレームです。立ち回りで振るには勇気のいる技。自分は怖くてあまり使えない。

対空も難しい

もう1つ、個人的に使っていて上級者向けだと感じた理由として、対空の難しさが挙げられる。

ギルの対空は主に、屈強P引き(方向キー後ろ入れ)強Kの2つ。

屈強Pは前飛びへの対空、引き強Kは真上付近への対空として機能する。

どちらともヒットした場合はキャンセルして強パイロキネシス→クリオキネシスへ繋げられるので、対空が成功したときのリターンは大きい。EXパイロを使えば反属性効果が発動し、クリオキネシス後に前強Kも当てられるため、与ダメージも大幅アップする。が、その対空が難しい。

このタイミングで潰されるの?ってパターンが凄い多い。

これじゃ間に合わないって判断したらブロッキングを使うのが正解かも。

対空の難しさはガチ。

軌道変化にも弱いですし。

EXゲージがあるなら、相手が飛んだ時点でEXムーンサルトニードロップを使うのも有りだろう。こちらは空中軌道変化持ち相手に使うのがセオリーか?

EX版のニードロップは昇り中にも攻撃判定があるので、対空手段としても使えるのです。

他、Vトリガー1発動中ならメテオストライクで対空も可能。

今日発見したことですが、メテオストライクで対空が成功すればクリティカルアーツにも繋げられます。
(距離が離れているとスカります。トレモで確認。)

個人的に、Vトリガー2よりもVトリガー1が好きです。氷に特化したVトリガー2はセットプレイが好きな人向けって感じですかね。

Vトリガー2のコンボ動画がツイッターで回っていますが、氷のセットプレイはバクステで空中食らいになるみたいなので、バクステが安定っぽい。

ガードされたら反撃確定の謎ラリアット

EX版ラリアットがガード時-12Fなのは先述したとおりですが、通常版のラリアットも-6Fで反撃確定です。

流石にここまで来るとイジメでしょう。中段でも下段でもないただの突進技が-6Fって。蛍原さん正気ですかと。通常版は属性付与が無いですからね。

反属性の起爆にはなるけど、それだけの理由で-6Fになっているなら見上げたもんだよ屋根屋のふんどし大したもんだよカエルのションベンです。

ちなみに、食らったときの受け身が結構難しい。ダウンに移行するのが速いのでかなりの確率で受け身を取り損ねる。これは強みか。

ギルの面白さはブロッキングだよ

ギルを使っていて一番面白いと感じる瞬間はブロッキングが成功したとき。

正直、ブロッキングを楽しむためだけにギルを使っているまである。無敵技をブロッキングするための回数も全キャラぶん調べましたしね。

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あと、記事は書いていないけど、ベガのニープレスや屈強Kからのサイコクラッシャー、かりんの屈中K→紅蓮拳なんかのブロッキングタイミングもしっかり調べています。

全てはブロッキングで格好つけるためにな。

ギルでの試合の勝ち負けなんてどうでもいい。ブロッキングが成功すれば俺は気持ち良くなれるんだ。

立ちコアは超優秀

余談ですが、ギルの立ち弱Kはガード時+3Fで超優秀です。

これは抑えておきましょう。密着なら立ち弱K→投げは3F暴れでも抜けられません。

立ち弱K→屈中P(発生6F)は3F暴れ潰し、立ち弱K→立ち中P(発生7F)は遅らせグラ潰しになる。

まとめ

以上、ギルの評価・レビューでした。

総括
・対空が難しいが、リターンは高い
・防御が弱い
・ブロッキングは対戦キャラへの知識が必要
・立ちコアが優秀
・上級者向け
・使っていて楽しいキャラ

ブロッキングを扱うためのフレーム知識が重要なので、上級者向けキャラなのは間違いない。相手の技をガードしたときの有利不利状況が分からないとブロッキングのタイミングすら掴めませんからね。

そうそう、クラカン対応技が無いのも謎。クラカン技が無いのってギルだけですよね。仕様なのか、入れ忘れなのか、どっちなんだろう……。

勝ちに行くのは難しいキャラだと思いますが、ブロッキングが使っていて楽しいのでレビュー点数は10点満点とします。

強い弱い、勝ちや負けとかじゃない。使っていて楽しいかどうか。それが一番だ。

ブロッキングの面白さだけでご飯3杯いけます。当身大好きなコーリン使いはギルを楽しめると思う。

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