『鉄拳8』少し前に原田Pの動画を取り上げたのですが、EVOJAPAN2024の会場で再び動画と似たような調整に関するトークが繰り広げられたので、そこでのトークを紹介します。
プレイヤーをゲーセンでスカウト(上手いだけじゃなくて言葉で分析したり計算が出来る人を見極めて)して、アルバイトや社員になった人がいるという話から調整の話になりました。
この模様は原田さんのYouTubeチャンネルに収録されています。
動画リンク:西谷さんBooth in Harada’s Barスペシャル・トークライヴ EVO Japan 2024 Day.1/4.27 sat
以下、書き起こし。
「その結果(一般プレイヤースカウト)面白いことが色々起きて、21世紀に入ってからは、物凄い人が居るの。誰とは言わないけど、“原田さん声かけられるの待ってました”と。“ホントお前ら分かってない”ぐらいに言われて最初。」
「“あなたたち分かってないですよ”と。“ボクが入ったらユーザーに文句言わせないような調整にして解決します!”ぐらいの、豪語する人が居るんですよやっぱりwだいたい3年後くらいにネット見てうなだれてますよね。“アレ~”って。」
「だからコレ難しいところで、どのゲームにも言えることなんですけど、この大会(EVOJ2024)で起きてることって、そのゲームがひとつの世界だとしたら、全体の2%とか3%とかじゃないですか。5%以下なんですよね。現象としては。」
「目立つのはこういう大会じゃないですか。そこでトッププレイヤーが放つ言葉とか大会で映る映像っていうのがインパクトが強いんで、それでこの、“究極このゲームはこういうものなんだ”っていう最大公約数でみんな“アレがクソだこれがクソだ”って色んなゲームの色んなキャラのことを言うんだけども……これは中々ね、そういうものじゃないじゃないですか。」
「買ってる層っていうのはほとんどトーナメント行かないか見もしない層なわけで、じゃあその人達には適当でもっと上の人に合わせた調整すれば評価が高くなるんじゃないの?って思うかもしれないんですけど、中々そうもいかず。それはやっぱり、究極言えば全く同じ調整にするしかなくなっちゃうんで。全員チュンリーとか。」
「イヤじゃないですか。面白くないじゃないですか多分。鉄拳で言えば全員クマとかにになっちゃってもみんな面白くないと思うんで。難しいところですね。」
以上がEVOJAPAN2024会場で原田Pが語った調整の話になります。それ以外にも面白いトークがあったので別記事で取り上げようと思います。
以前取り上げた動画の詳細については関連記事をご覧ください。
まあアッパー調整原理主義者には理解してほしい話
アッパー調整だけだったら徐々に個性なくなるよ
共通システムのラッシュを全員DJにしたらつまらんだろ
極論格ゲーに万能キャラはいらん
よーいどんで勝てるDJみたいなキャラは上までいったらもっと弱くするべき
sa1に無敵ないとか言いながら、そもそもバーンアウトしにくいキャラなのもクソ
逆にバーンアウトさせたら屈指に終わってる削り
ラッシュ速いキャラに弾もたせんな
しかもなぜかノーゲージで2つでるし
強みと弱みがはっきりしてる調整が一番好き
スト6は上位キャラにメス入れればかなりバランス良くなると思う
それとアッパーとナーフを同時にすると一生バランス取れないんじゃないかな
文句あるなら将棋やればいいだけ
正直、この人がトップでいる時点で鉄拳8は成功しないと思う
鉄拳7稼働時と違っていまはSNS全盛だからね
下手な発言してこんな奴がトップのゲームなんてやらねって流れがおきやすい
現に今回の発言でちょっと荒れてるし
なんか他責性強くない?
上手くいかないのはお前らプレイヤーのせいだみたいな感じ
スト6がキャラへの文句はあるのにゲーム自体は大人気なことから目をそらさないでほしい
あっちは格ゲーデビューした初心者からプロまで楽しくやってるよ
毎回遠回しに「調整がうまくいかないのは一部の上位プレイヤーのせい」って言ってるのすごいな
この記事見てそういう風に受け止めるんだ
おまけにインターネットに多い調整に自信ニキへの「お前らみたいな奴の話聞いても無駄で〜〜〜す」アピールも添えてバランスが良い
まぁ万人に受けるゲームなんてほとんどないし
格ゲーなんて明確に負けという要素があって、
人のせいにできずネットで愚痴るしか解消法がない人もいるだろうしね
ネットの評判見て気を落とすメンタルならみない方がいいと思うんだけどな、クリエイターな職業な方々はね
キャラに個性がある以上キャラ差もあって批判をゼロにするのは無理なので、開発側は表に出ないで外の意見は取捨選択なりして調整するのが良いと思いますね。