ストリートファイターリーグ本節、盛りに盛り上がった大会が一昨日の12月9日に終了しました。
今回のストリートファイターリーグ、非常に面白かったです。
(来年にプレイオフ、グランドファイナルがあるので終わってはいませんよ)
自分はときどバイソンの叩かれ具合を記事にしたことをキッカケに見始めたのですが、そこからはもう相当熱中して視聴を続けました。「あれ、ルール変わってメッチャ面白くなってるじゃん」ってね。
なんだかんだ、ときどバイソンが色々言われたのも盛り上がりの一役に買ったのではないかと思っている。あの出来事があったからこそ、視聴者もマッチングを興味深く楽しめたのではないかと。バイソン自体の存在感がアップして、ぷげらバイソンの動向にも注目がいきましたよね。
それ以外にもボンちゃんさんのジャスティス説教とか、マゴさんのマイクラとか、色々ありました……。
それに加え、今回はルールの面白さもありました。今回のホームアウェイルール、個人的にはかなり良く出来たルールだと思いました。
自分、以前のストリートファイターリーグのキャラBANルールはクソ過ぎて1回見ただけで視聴止めましたから。
さて、非常に盛り上がった今回のストリートファイターリーグ、一つ欠点を上げるとすればそれはリザーブに尽きるでしょう。
あまりにも出場回数が少ない選手が出てきてしまい、その人の試合が見たいのに全く見れないという状況が出てきました。顕著なものですとキチパ選手ともると選手です。14試合中、4試合しか戦っていません。
リザーブは要改善だよなあと自分は思っていましたし、当ブログのコメント欄でもリザーブに否定的な意見が寄せられていました。
前置きが長くなりましたが、ここから本題に入ります。
数日前におこなわれたsakoさんの配信では、そのストリートファイターリーグのルールについて視聴者と語られていたので一部書き起こしで紹介します。建設的な案が出てきました。
ソース元リンク:https://www.twitch.tv/videos/1224766778
【sakoさん配信書き起こし】
コメント:ホームアウェイ方式も最初は色々言われたけどそれがあってこその試合内容だからやっぱり良いルールだったのかもしれませんね
sako「まぁそやね。ただやっぱ4人チームなのにどうしても出ぇへん人が出てくるから、次のストリートファイターリーグあんのやったら、回数制限のBAN機能つけてシールド機能もつける。そういうのがええんちゃう。あの、ビーマニリーグがそんな感じ。ビーマニリーグっていうのがね、その音ゲーやねんけど、曲をBANすんねんけど、そのBANするやつをシールドで回避するっていう、そういうのあっても面白いかな。」
コメント:なるほど
※sakoさんの言ったビーマニリーグのルール詳細は関連リンクをご覧ください。
関連リンク:https://p.eagate.573.jp/game/bpl/bpl2021/about/regulation.html
当ブログの過去記事のコメント欄でもBPLのルールを語っていた人がいたのであわせて紹介しておきます。
ジャンルは違いますが、BPL(音ゲー)ではコスト制を導入していました。
全員同数のコスト値を持ち、先鋒(中レベル曲)、中堅(高レベル曲)、大将(最高レベル曲)で出場コストが異なる。
超難度がべらぼうに強いプレイヤーでも、大将戦ばかりには出られない仕組みです(結構簡単にコスト不足に陥る)。リザーブルールは上手く運用して欲しいですね。
sako「回数制限で。12節までに何回かしか使えないみたいな。で、絶対なおかつその、出ないといけない回数が決まってるみたいな。かなりあれメッチャ良いルールなんやけどな。音ゲーだからこそ成り立つんかわからんけど、格ゲーも全然応用できそうねんけどな。」
コメント:オーダーに読み合いが発生するのは面白いですね
コメント:最低出場回数の規定は欲しいですよね
コメント:チームの総合力がためされそう
コメント:キチパが、だるまさんで可哀想…
sako「それプラス、BAN機能は復活させてもいいかなって思うけどねやっぱ。その回数制限で。キャラBANじゃなくて“人BAN”でいいんじゃないかな。ヒトバン。ガチくんBANして……、BANされたくなかったらシールド使うみたいな。そのかわり十何節あるうちの3回くらいは、シールド3回くらいしか使えない。要はアイテムみたいな感じやな。っていうのもあってもいいかなってちょっと思った。」
コメント:そのルールも見てみたいねぇ
コメント:選手たちからは不評だったんです?BAN
sako「キャラクターBANはね、やっぱトッププレイヤーでも、例えば複数キャラ持ってる人やったら別にええけどウメちゃんのガイルBANしたときにやっぱどうしてもその他のキャラクターってクオリティが落ちるやん。それを見たいか?っていう話じゃん。ウメちゃんのな、カゲとか出てきて……本田だったら結構やり込んでたから貯金があると思うけど、組み合わせ上、本田出せないってなったときにセスとか全然やってないカゲとか出てくるよりかは人ごとBANするみたいな。したほうがそういう試合は見なくて済みそう。」
コメント:BANの逆で絶対出させる権があっても良いかなと思う
コメント:興行としてですよね
コメント:常連勢はまだいいけど、ドラフト勢とかだと1キャラしか使えないとかもあるからねえ
コメント:一流の研ぎ澄まされたもの見れなくなっちゃいますもんね
sako「そやな、ドラフト勢は基本的にやっぱ1キャラ専の人が多いから……まぁ今回の良いところは1キャラ専の人をドラフトで取れたっていうのがデカいな。選びやすかったやん。流石にBAN有りやったらちょっとっていう人多いやん正直。今回の良さはそこやな。1キャラ専でも全然ルールとして戦えるし。」
コメント:キャラBANだけはなしがいいですね
sako「キャラBANはちょっとな。あまり見た目的によろしくないよな。そういう大会やったらいいけど。ガッチガチのトッププレイヤー同士の対戦ってなるんやったらみんなも良い試合みたいやろうし、そこはやっぱ人BANのほうが納得制は有りそう。」
コメント:ニシキンさんとかサブ何使うんだろw
sako「フフッ、ネカリ出てくるかな。ニシキンネカリ笑。」
(ニシキンさんはブランカ実装までネカリを使っていたそうです)
以上、sakoさん配信の書き起こしとなります。
過去のキャラクターBANルールに関してはsakoさんと全く同じ意見です。冒頭でも言ったように、自分が過去のSFLを視聴しなかったのはBAN制度のくだらなさにあったからです。
プロが使い込んだ、そのキャラの理論値を引き出すくらいのプレイが見たいのに、キャラクターBANされて練度の低いサブキャラを見るハメになるって普通にくだらないですよね。
これは2019年に記事で自身の意見を語っています。
そんなクソルールから見事脱却したのが今年のSFLです。
そして、その良ルールの唯一ともいうべき欠点がリザーブでした。
来年もストリートファイターリーグがあるとしたら、このリザーブの部分を上手く考えてもらいたいなと思いました。sakoさんが提案したような人BAN+シールド機能っていうのも、しっかり練れば面白くなりそうですし、ここらへんも検討して欲しいですね。
今回の記事は以上です。
全体的に言えば今年のSFL本節は非常に満足です。長期間楽しませてくれてありがとうございますと選手や運営スタッフの方たちに言いたいです。
あとはドラフトしているチームとしていないチームで格差がありましたね。ここも変わると良いですね。
音ゲー勢兼格ゲーマーですがビーマニプロリーグの曲BANもう少し解説します
格ゲーだと持ちキャラがあるのと同じように音ゲーの場合どのプレイヤーも持ち曲と言える武器曲があります
で、この武器曲を好きなように投げられるかといえばそうでもなくてBPLでは試合ごとに譜面傾向によってジャンル分けされたお題が存在します
プレイヤーによってもこの譜面傾向で得意不得意が出るのでこのお題とプレイヤーの得意譜面が噛み合ったときにそのプレイヤーが最も得意とする曲を投げられるんですが、相手チームがストラテジーカードという今回曲BANと呼ばれたものを使用するとその試合で選んだ曲を無効化してお題の中からランダムセレクトになるというものでした
無論かなり少なめの回数制限が存在するので好き放題は使えないのですがここぞというときに使って勝ちをもぎ取ったり強いメンバー出してきた相手には先鋒中堅大将全てでストラテジーカードを使うという賭けに出たり、双方がこれを使用しお互い武器曲以外での戦いを強いられたり使われてもなお高スコアを出したりとなかなか見てて面白いものでした
シールド機能はこのBPLでも無くて視聴者間で回数制限アリでストラテジーカードを無効化できる仕組みがあったら面白いのでは?なんて言われてたりもしてましたね
音ゲーの場合は武器曲BANされても他の曲でも当然戦えるのが当たり前なんですが持ちキャラの習熟度や経験がどうしても必要になる格ゲーの場合はキャラBANではなく人BANが適切かもしれませんね
選手のコスト制もかなり有効に働いてました
現状どんなお題でどんな曲だろうとトップクラスのスコアを出せる鬼のように強いプレイヤーがいるのですがそのプレイヤーは序盤から大将戦ばかりを戦ったので早々にコストを使い尽くしリーグ戦の後半は出られず序盤戦大きなリードを取ったにもかかわらずそのチームが優勝はできませんでした
ただこのBPLの数々のルールもスコアという絶対的な指標がある以上覆しにくい実力差が生まれがちな音ゲーにおいていかに興行を成立させるかに重点が置かれておりチームの人数も一試合で戦う人数に対して多いので(1試合3人だが1チームは6人)当然なかなか試合に出ない選手が出てきたりしてそういう意味では観戦しててちょっと不満が出る人もいたりしました
BPLも前段階のZEROでの不評な点も踏まえて興行として面白い形にするために試行錯誤してたので上手い落とし所見つけられるといいですね
ZEROのゲストプレイヤーによるハンデキャップ戦はマジでクソ制度だった…
普通に4対4じゃダメだったのかな。
放送時間が長くなりすぎるか。。。
あと土日にやらないのはもったいなさすぎない?とも思ったな。
平日とか兼業プレイヤーは残業がないことを祈るしかないですし。
リザーブについては欠場者回避の為だと思うんで、今後もリザーブはあると思う。
特に今回はコロナにかかった選手が出たらどうするの?兼業選手が仕事で出れなくなった場合は?中止にするの?ってなるしね。
今後は残念だけど兼業選手はドラフトでも取られないのは確定だよね。対策する時間が無いから他の選手への負担がでかすぎる。
兼業選手を切り捨てるタイミングだと思うんで、専業プロだけを想定して、面白い新ルールを考えて欲しい。
SAKOさんが言及してる案は複雑すぎると思います。選手側や相当熱心な視聴者からは公平性や楽しさで有用に感じるとは思いますが、できればSF5ゲーム自体の以外のシステムはなるべく直感的にわかりやすいものがいいのでは。たとえば2-2の引き分けの時にリザーブが0.5ポイントで決着をつけるとか。見てる分にはそれくらい単純な方がいいです。
更新お疲れ様です。
今回のSFLは面白かったですね!
筆者さんが仰るようにリザーブ制度は観る側としては盛り下がるものだと思うのですが、選手側の負担を考えると必要だとも思えます…
例えば、ミルダムビーストのもるとさんなどは、仕事の都合上、十分なウォーミングアップができないので早い出番だと出ることが出来ないと配信で仰っており、実際一日で二試合行われるSFLの前半戦でミルダムビーストが出るときは出場されていませんでした。
こういうことも踏まえると、次回のSFLがあるなら選手の負担と観る側の盛り上がりのバランスの取れた改良を期待したいですね!
個人的には、先鋒戦、次鋒戦で負けても大将が勝てば引き分けになるシステムは消化試合は無くせるものの少し微妙に感じました…