『ストリートファイター5 アーケードエディション』本日8月2日26時より格闘ゲームの祭典「EVO2019」が開催されます。
それにあわせて、当ブログでは実況、チャット欄で流れてくる格ゲー用語を解説していきたいと思います。
ゲームをプレイしていないと分からない用語もあるので、そういった方の助けになればと思い本記事を書きました。
最初に一覧で紹介し、分かりづらいものは画像付きで補足します。
では、いってみましょ~!
実況やチャットでよく出る格ゲー用語解説!
※五十音順
用語 | 解説 |
イーエックス(EX) | 画面下のCAゲージを使用して繰り出す強化版必殺技。 |
意図はなに? | 行動の意図が分からないこと。 |
入れ替えコンボ | キャラの位置を入れ替えるコンボのこと。後述する「画面端」から脱出するために使ったりする。 豪鬼使いの試合で頻繁に見ると思います。 |
偉い(エラい) | 偉いこと。上から目線で褒めてるわけではなく、「よく出来たな!凄い!」的なニュアンスです。 |
上が出る | 対空技がしっかり出ること。 ネカリ使いの“まちゃぼー”選手は上が出ることで有名。 |
重ね | 相手の起き上がりに合わせて攻撃を重ねること。 しっかり重なっていないと相手の起き上がり攻撃(暴れ)を食らってしまう。 重ねが上手いプレイヤー=スト5が上手い |
画面端 | 画面の端にいる側は、超キツい展開を強いられていると思ってください。 画面端でしか出来ないコンボがあったり、攻め継続をされやすいため、画面端は脱出推奨。 |
クリティカルアーツ(CA) | 画面下のCAゲージを全て消費する超必殺技。シーエー。 |
削り | スト5AEでは、相手の体力がたとえ1ミリでも、通常技や必殺技をガードされるとKO出来ない。 CAゲージを全て使うCA(クリティカルアーツ)なら、相手がガードしていても体力を削って倒すことが出来る。 |
時間を使う | その名の通り、相手の出方を伺ったりシてラウンドの時間を消費すること。 体力有利なら無理に攻めず、タイムアップ狙いで時間を使うのも戦術として有効。 |
シミー | 左右にゆらゆら動き、投げ抜けを誘う。 投げ抜けがスカると大きなスキが出来るのでそれを狙うムーブ。 |
白ゲージ | リカバリアルダメージのこと。こちらは補足コーナーで詳細を解説します。 |
倒しきりの選択肢 | 数あるコンボルートの中から、相手を倒すための最善の選択をすること。 後述する「リーサル」と同義。 |
ダブルアップ | 後述する「補正切り」のこと。補正切りの項目で解説。 |
中段技 | 立ちガードしないと食らってしまう技。後述する「年齢確認」と同義。 プレイヤーが中段技をガードしたときは“今のよく立てたな!”って適当にコメントすれば貴方もプロ動画勢。 |
鳥籠(とりかご) | 相手を「画面端」に閉じ込めること。 画面端に相手を追い詰め、且つ相手のジャンプ攻撃を落とせる間合いを維持して戦っているときに出る用語です。 |
年齢確認 | 中段技のこと。反応してガード出来るオジサンは若い。 個人的に、発生の遅い“いぶき”の中段をガード出来ない人はオジサンだと思う。 |
針穴を通す | 「これ逆転無理だろ……」という絶望的な状況から勝つこと。 |
補正切り | 本作はコンボを繋げれば繋げるほど与えるダメージが減少します。そのダメージ補正を切るのが、補正切り。ダブルアップ。 あえてコンボを最後まで繋げず、途中でコンボを止めて投げや中段技を仕掛けるときに出る用語。 補正切りは投げ抜けやガードされるリスクもある。 |
リーサル | 相手を倒し切るための選択肢。藤村選手の試合で頻繁に出ます。 藤村さんの試合は「そこで倒しきれるのか!」と驚くケースが多い。 |
MK | マゴキック。キャミィの低空ストライクが通常技に化けること。 あまり好意的な用語ではないです。 |
Vトリガー発動 | 画面下のVトリガーゲージを消費して、強化状態になったり、Vトリガー専用技を使ったりすること。 |
Vリバ | Vリバーサル。Vトリガーゲージを1消費して相手の攻撃を切り返すことが出来る。 スタン値も回復する。が、複数回使用するとラウンド中にVトリガーを発動出来ないデメリットがある。 |
※「リーサル」はTCG(トレーディングカードゲーム)界から持ち込まれた用語だと思われます
用語補足コーナー
EX(イーエックス)必殺技について
EX必殺技はキャラクターが黄色く発光するので、なんとなく強そうっていうのは動画勢の人でも分かるかと思います。
画面下のCAゲージを1ブロック分消費して発動するEX技なので、当然強力です。
が、中にはデメリットもあったりします。
無敵やアーマー(打撃無敵)が付与される技は、ガードされると反撃が確定します。リュウやケン、豪鬼のEX昇竜拳がまさにそれ。
逆に、無敵やアーマーといった特殊効果が付かないかわりに、単純に性能が高くなる(発生が早くなったり、ガードされてもスキが少なくなったり、逆に有利になったりする)ものもある。ベガのEXダブルニープレスが有名でしょう。
ベガのEXダブルニープレスをガードしたあとというのは、セオリーとしてはガード側が防御を固めなきゃいけない展開ですが、先述した無敵技のEX昇竜なら相手の継続した攻めを切り返すことが出来ます。
EXダブルニープレス後はベガが立ち弱K(EXダブルニー→立ち弱Kは無敵技と一部当身技以外は反撃不可能な連携)を使わず、もっとスキの大きい攻撃を仕掛ける可能性も当然あるので、そういった場合はガード側が発生の早い技を出していれば反撃が出来る。
相手は有利フレームを盾にスキの大きい攻撃を仕掛けるか?それとも反撃不可能の立ち弱Kを繋げてくるか?といった細かい読み合いもあったりします。
ちょっと説明が難しくてすみません。
EX技は大きく分けて、特殊効果が付与されるもの(ガードされると反撃確定)と性能が単純にパワーアップする2種類のパターンがあると思ってください。
クリティカルアーツ(CA)
CAゲージを全て消費するド派手な超必殺技のこと。実況では主に「シーエー」と発音されます。
先述したEX必殺技を発動するのに必要なCAゲージを共有しているので、クリティカルアーツを放つためにCAゲージを温存するのか、展開を有利に運ぶためにEX必殺技を使っていくかといった、ゲージ運用を考えるのもスト5では重要です。
白ゲージについて
通常技の中攻撃、強攻撃を相手にガードさせると、体力ゲージが灰色になります。
これを白ゲージ(正式名称リカバリアルダメージ)と言う。
白ゲージは徐々に回復するが、相手に攻撃をヒットさせるとその白ゲージを一気に奪うことが出来る。
白ゲージの体力をしっかり奪っていくことはスト5の立ち回りとして非常に重要だ。
実況では「白ゲージを稼ぐ」といった風に使われる。
まとめ
以上、『ストリートファイター5 アーケードエディション』格ゲー用語解説でした。
大会の実況やチャット欄で頻出するワードなので、知っておくとより大会が楽しめると思います!!
「EVO2019」は本日8月2日26時より開幕。
DAY1:8月2日26:00~8月3日14:00
DAY2:8月3日26:00~8月4日14:00
DAY3:8月5日04:00~8月3日07:30
オープンレックの公式配信では丁寧な実況で有名な“なない”さんが出演します。
OPENREC配信リンク(DAY1):https://www.openrec.tv/live/6oz32jlm7r3
OPENREC配信リンク(DAY2):https://www.openrec.tv/live/kdr7y7gx9rj
OPENREC配信リンク(DAY3):https://www.openrec.tv/live/nqr63owgpr6
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