みなさんこんにちは。
今回はオススメしたい映画が出てきたので紹介します。
ちょっとサスペンス映画を見たい気分になって、そのカテゴリで何か面白そうな映画ないかなあと探していたら見つけました。
その作品は『メランコリック』という邦画です。
あらすじはコチラ。
名門大学を卒業後、うだつの上がらぬ生活を送っていた主人公・和彦。
ある夜たまたま訪れた銭湯で高校の同級生・百合と出会ったのをきっかけに、その銭湯で働くこととなる。
そして和彦は、その銭湯が閉店後の深夜、風呂場を「人を殺す場所」として貸し出していることを知る。
あらすじの時点で少しネタバレが入っているので、そこは隠します。
要は、ひょんなことがキッカケで銭湯のバイトすることになったけど、その銭湯が人殺し場所としても利用されていた。さて、そこからどうなるか。という内容。
自分はあらすじチラッとだけ見て視聴したのですが、このあらすじの続きには知ってしまうと勿体ないネタバレがあるので、とりあえず興味があったらあらすじをジックリ読まずに視聴してください。この記事で紹介するにあたってあらすじを見直したのですが、ああこの部分は見ないで良かったと思いました。
個人的には今まで見た邦画の中でも最高傑作に位置するレベルの作品でした。
自分の中の邦画最高傑作と言えるのは「おくりびと」「キッズ・リターン」なんですけど、ここに並べて良いレベルの作品だと自分は感じました。
調べたところ、出演者や映画監督の方は、決して有名な方ではないと思います。監督や主演のツイッターフォロワーも2000人付近だったので。
でも、そんな有名とか無名とか関係なしに、メチャクチャ面白い作品だった。展開が全く読めず、ずーっと目が離せなかった。
凄い不安定なバランス感覚、緊張感みたいなものを常に持たせているような、そんな映画です。
出演者の方々の演技力も凄まじく、棒演技なんてものは一切無かった。
そして、プロ格闘ゲーマーのカワノ選手に似ている人物も出ているので、格闘ゲーマーはそこにも注目です。顔がちょっとカワノ選手っぽくて、雰囲気やキャラクター性がもろにカワノ選手って感じです。
このカワノ選手に似ている松本(磯崎 義知さん)も、とても良いキャラクターしていて良かったなあ。
ちなみにジャンルはコメディ・ドラマと紹介されていました。
コメディ要素もあるんだけど本筋はしっかりシリアスしているというか、笑える部分の入れ方がメッチャセンスあるなって思いましたね。語彙力無くて申し訳ないのですが、本当にちょっと笑っちゃう部分を入れるのがメチャクチャ上手い。シリアスな雰囲気が崩れないように、絶妙な笑いどころを入れてくるセンスの良さよ。
これはガチで名作と言うべき作品です。
邦画自体にアレルギーがあるって人にはムリに勧めませんが、それ以外の人でこの記事を読んだならば、絶対に見て欲しい作品です。
有名な俳優陣を起用せずにこれだけメチャクチャ面白い作品なんて、そうそう出会えないと思う。そうそうどころか、まず出会えないレベル。
自分はこの映画を視聴できて、心底幸せになれました。本当に素晴らしい映画を見せてもらいました。
内容に突っ込みどころはありますけど、そこらへんの細けぇところはどうでもいいんだよって言わせてくれるパワーがあります。
「マジで良い映画だったな」これが視聴した直後の感想です。
自分からは以上です。『メランコリック』これはブログ読者の皆さんに是非見て欲しい映画。