Amazonプライムビデオでメッチャ面白い映画を発見出来たので紹介したいと思います。
そのタイトルは『ザ・メニュー』です。
アマプラ会員だと多くの作品が無料で見れるわけですが、それが逆に枷となっているというか、無料で見れるからこそすぐに足切りしてしまうって部分があります。
序盤をちょっと見て、「ああつまらなそうだからいいや」とすぐに見るのを止めてしまう作品が結構多い。
ですが、今回紹介する『ザ・メニュー』は違いました。最初から異質な雰囲気に引き込まれ、あっという間に最後まで視聴してしまいました。個人的に超当たり映画です。あっという間の1時間40分でした。
あらすじを引用して紹介します。
孤島に佇むレストランを訪れた若いカップル(アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルト)。そこではシェフ(レイフ・ファインズ)が極上のメニューを用意している。
しかし、レストランのゲストたちはこのディナーに衝撃的なサプライズが待ち受けていることに気づくのだった…。
脚本 セス・レイスとウィル・トレイシー、監督 マーク・マイロッドが贈るダーク・コメディー。
招待されたレストランに行ったら衝撃の出来事が!的な映画です。
ジャンルがダーク・コメディーとして紹介されていますが、コメディー要素はほとんど無いと感じました。
普通にサスペンス・ホラーだと自分は思います。
シチュエーションスリラーが好きな人だったり、『世にも奇妙な物語』が好きな人にはブッ刺さる作品と言えます。
この映画に点数を付けるとしたら、自分は10/10の満点です。
ただし、Amazonの評価はかなり賛否が分かれています。
この評価はかなり意外だと感じました。人によっては“つまらない映画”に入ってしまうのかなあ。
低評価入れている人の感覚が理解出来ないくらいには面白かったので、うーんって感じ。全然駄作じゃないよコレ。まあ好き嫌い合う合わないあるんだろうね。自分が世間で高評価の『テネット』をクソ映画だと思っているように。
あらすじを見て気になった方には、視聴をオススメします。
洋画にありがちなエッチなシーンは一切無いので、家族で見ても楽しめます。内容的に小学生以下に見せるものではないので、中学生以上のお子さんが居るなら家族で見るのは有りです。
さて、ここからはちょっとネタバレ有りの感想を語らせてください。
つまり、未視聴の方はいますぐブラウザバックして『ザ・メニュー』を見てきてください。
見終わってから改めて来てください。
では、語りたかったことを語ります。
この映画、『注文の多い料理店』『ミッドサマー』を彷彿とさせるような映画でした。
ちょっとツイッターで検索したんですけど、やはり『ミッドサマー』っぽさを感じている人がメチャクチャ多かったです。
“料理版ミッドサマー”なんて感想もあって笑ってしまった。
ザ・メニュー、料理版ミッドサマーやん……
— 🍣 (@4wj3ciEM3hehcDV) November 24, 2024
個人的に『ミッドサマー』は微妙枠でした。けど、『ザ・メニュー』はしっかり楽しめましたね。
ミッドサマーほど陰湿というかダークな雰囲気は無く、後味も良いほうだと思います。
美人な主人公が生還してくれて良かった。アニャ・テイラー=ジョイさんという方ですが、見惚れるくらいの美人ですね。
『ザ・メニュー』トレーラーリンク:THE MENU | Official Trailer | Searchlight Pictures
あとは、メニューが紹介されていく場面が『トリコ(島袋光年のマンガ)』『孤独のグルメ』っぽさを感じました。
拳銃自殺した死体をそのままメニューにしてしまう場面はブッ飛び過ぎて、そこは流石に笑っちゃいました。コメディー的な笑いというよりも、狂ってるよコイツらっていうドン引き的な苦笑い。
先述したように『注文の多い料理店』を彷彿とはさせますが、『ザ・メニュー』の独特な雰囲気は自分が今まで見てきた映画の中でも唯一無二と言えます。
既視感はあるんだけど、感覚としては今まで味わったことのない面白さ。ちょっと矛盾した文章ですが、この作品は自分が未知の体験を味わわせてくれました。
いやー、良い映画でした。
『世にも奇妙な物語』好きなので視聴してみます!
管理人さんの映像作品レビューこれからも楽しみにしてます!
本物のタモリさんですか!楽しんでください!