最近更新する気力もあまりないので、とりあえず日常記事です。
10年近くはもう引き籠もっている自分は正直精神状態が良くないです。先日の記事でも触れましたが、『ドラゴンズドグマ2』も買わなくていいかなと思い始めている。
まあそこらへんの話は置いておいて、今日は映画の話だけしておきましょうか。
最近は映画を結構見ています。自分が最近見た映画は以下の7本です。
タイトル | 評価 |
ゴッドファーザー(洋画) | ★★★★★ |
ゴッドファーザー PARTⅡ(洋画) | ★★★★★ |
ゴーストシップ(洋画) | ★★★★☆ |
ノイズ(邦画) | ★★★★☆ |
すばらしき世界(邦画) | ★★★★★ |
ダークナイト(洋画) | ★☆☆☆☆ |
Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(洋画) | ★★★☆☆ |
ここからはちょっとネタバレ含めて紹介していくのでご注意ください。
まず最初に語りたいのは『ゴッドファーザー』です。
非常に有名な映画タイトルですが、自分は今の今まで見たことはありませんでした。
子供の頃、家にクロードチアリの「スクリーンベスト」というアルバムがあったので、それで“愛のテーマ”は好きでよく聞いていました。
補足:「スクリーンベスト」は、クロードチアリという人が演奏している映画BGMが多数収録されているアルバム。収録楽曲の中で言えば“愛はきらめきの中に”が一番好きだった。
それ以外は一切ゴッドファーザーと関わりの無い人生を過ごしていた。
正直、見るのを避けていたフシはある。
なにせこの映画、メチャクチャ長尺だから。PART1が2時間57分、PART2はなんと3時間22分。この尺で見るのを躊躇する。
しかし、ついに重い腰を上げて視聴した。そのキッカケは、YouTubeで出てきたネトフリでの紹介映像です。
動画リンク:“ゴッドファーザー”に学ぶ丁重な断り方 | ゴッドファーザー | Netflix Japan
僅か3分程度の映像を視聴して、興味が唆られて視聴するに至った。
この神映画を見ないで生きてきたことを後悔するレベルだった。
ゴッドファーザーの何が凄いって異常な没入感です。
映画というよりも、ゴッドファーザーの世界に自身が入り込んでコルレオーネ一家の生き様をリアルに見ているような、そんな奇妙な錯覚を感じさせた。その理由は出演者たちの演技力の素晴らしさ、凄い自然なカメラワークにあると思った。
自分は、この映画を見るまではアウトレイジみたいな結構派手なマフィアものかなって思っていたけど、その予想は良い意味で裏切られた。派手なドンパチシーンみたいな部分は少なくかなり淡々と物語は進んでいきますが、それが一切退屈を感じさせない。長尺であることを感じさせなかった。
これだけ長尺な映画にもかかわらず、「終わってくれないでくれ」と思ったくらいです。
PART1のラストは鳥肌が立ちました。ジョジョ5部のラストってゴッドファーザーのオマージュだったのかと、自分はここで初めて知ったんです。
中学生のときにジョジョ第5部が好きで好きで何度も単行本で繰り返し読んでいたので、あのシーンを見た瞬間にこれが元ネタだったのかと理解できて衝撃がズドンと来た。
PART2では、コルレオーネを継いだマイケルの物語とヴィトの過去が描かれていますが、PART1とはまた違った面白さがあった。
何故周りからあそこまで畏怖・尊敬されていたのか分からなかったヴィトの過去が知れたのが良かったです。過去ヴィトイケメン過ぎた。
そして、ヴィトのように上手くいかず、PART1序盤の好青年っぷりはどこへやらのマイケルも魅力的だった。マイケルを支えるトム・ヘイゲンも好きです。
PART1とPART2は甲乙をつけられません。両作品とも完全に神映画です。
ちなみにPART3は未視聴です。何故見ていないかと言うと、アマプラにあるのがリマスター版“新たな編集版”だからです。レビューを見ると、どうもこれは評価が分かれているので、素直にPART3をツタヤあたりでレンタルして見たほうが良いかなと悩んでいる。
なので、PART3は未視聴です。
とにかく、ゴッドファーザーは視聴して良かったです。これ見ないで人生を終えるのは流石に無かったね。
ここからはちょっと雑に語っていく。記事長くなるのもアレなので。
まずは『ゴーストシップ』です。
密室型のサスペンスっぽかったので視聴したら結構な当たりタイトルだった。ジャンルとしてはホラーになるかな。
後半は個人的にちょっと微妙でラストも賛否両論ありそうだけど、総合的に見れば十分面白い映画です。歌手の人が美人だしエロくて良かった。グロ注意。
次の映画は藤原竜也主演の『ノイズ』。
最近デスノートを単行本で読み返していたので、ちょっと藤原竜也成分を補充したくなった。
ストーリー自体はツッコミどころがあったりするけど、自分は楽しめた。レビューを見るとラストを予想できたって人が結構散見されたけど、自分は分からなかったな。割と衝撃的だった。
イキってる刑事がかなりポンコツ性能だったのもツッコミどころかもしれない。
同じく邦画の「すばらしき世界」は、役所広司が主演のヒューマンドラマ。
元極道の主人公が長い刑期を終えて釈放されるも、娑婆で上手く適応できず癇癪を起こして色々問題を起こしたり、周りの人に助けられながら奮闘していく姿が描かれる。
主人公は決して善人ではないです。かといって犯罪をしていない人間が善とも言えない。この映画を見ていると“善”とは何かを考えさせられます。
自分自身が短気が原因で過去に色々と問題を起こしたことがあるので、共感できるものがあった。
これは本当にどうしようもなくて、我慢しなきゃいけないよみたいなことを主人公が周りの人に言われているシーンは自分自身に突き刺さった。もうどうにも直せなくて、映画の主人公と同じように色々なモノを壊して自分もここまで来てしまったから。
タイトルの“すばらしき世界”をどう受け取るべきか。これは視聴者それぞれに委ねられる部分だと言えそうです。
ちなみに自分はラストで鼻水出るほどボロ泣きしました。世の中に生きづらさを感じる人、世間に上手く溶け込めない人にはこの映画をオススメしたい。
腕時計好きの自分としては、序盤にラドーのゴールデンホースが出てきて驚いた。格好良いよね。
次に語るのは『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』ですが、これはアマプラでは無料視聴出来なくなっています。
最後までの視聴には耐えられたものの、微妙映画でした。
タイトルに“完璧なる殺人鬼”とか書いていますけど、全然完璧じゃないせいで物語が動いていきます。
ラストも好きじゃないし、娘の心理描写も丁寧に描いてほしかったな。
最後は『ダークナイト』です。
これもゴッドファーザー同様、YouTubeのオススメにネトフリの短い紹介映像が出てきたので、そこから視聴してみることにした。バットマンの映画自体が初視聴となる。
1時間あたりで見るの断念しました。
評価はメチャクチャ高いけど自分は無理でした。
ジョーカーってこんな雑な立ち回りしてたら簡単に殺されないか?という違和感がつきまとう。別に怪物とかじゃなくてただの人間だよね?
犯行仲間は簡単に殺し、その仲間も仲間を殺しているけど、こんな雑に殺していったら誰もジョーカーの仕事を手伝わないと思うのだが……。もし脅されてやっているにしても、それならいくらでもスキついて裏切れる場面あるような。
「用済みになったら殺せ」って分け前増やすために言うような人間にホイホイついていくか?んで、それ言われて簡単に殺すか?血が全然出ないのギャグ?
言葉が悪かったらごめんだけど、キッズ向け映画にすら思えた。改造車とか武装とかのやり取りだとか秘密基地がもろにソレだし。リッチにした仮面ライダーみたいなものかなコレ。
モーガン・フリーマンがスマホで電磁波だかで建物を機能停止させる流れも違和感ある。警備員があんな怪しいスマホそのまま保管するものか?あんなの怪しんでくれよ。メタルギアのゲノム兵レベルに警備意識ガバガバやん。
なんだよこのクソ茶番は。
バットマンのアクションシーンも見応えあるわけでもないし微妙だった。爽快感みたいなものは微塵も感じられない。
ジョーカーも“ボクが考えたサイコパス”っぽくて何だかなあと。そこへいくと昔に見た『ファニーゲーム』は凄かった。
とりあえず最後まで見る気は起きませんでした。これは完全に世間の評価と自分が合わない映画だった。
ゴッドファーザーを見たせいもあるかもしれないが、過剰な演技もハナにつく。
ダークナイトは愚痴になって思ったより長くなってしまった。
記事は以上です。
ゴッドファーザーはマーロンブランドの仕草や表情が渋カッコ良すぎる
カタギの世界で生きて欲しかった息子マイケルがファミリーの仇を手にかけた事を知って静かにショックを受けるシーンとかめっちゃ好き
ゴッドファーザー1と2は何回見てもわくわくするね
これは定期的に見たい映画になりそうです。1度見ただけだとキャラの理解が追いついていなかった部分もあるので。
理解しても結局忘れるので定期的に見るはめになる
んで毎回おもしろい