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【格ゲー】プロ・有名格ゲーマー(ウメハラ、ヌキ、ハイタニ、かずのこなど)の配信が多くの視聴者を惹きつける理由。その秘密を解くキーワードは「酔拳」「人格」の2つに在り。

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皆さんこんにちは。

はじめましての方ははじめまして。eスポーツアナリスト(自称)のmtgと申します。

今回は、格闘ゲーム配信者の話をしたいと思います。

「なぜ、プロ・有名格闘ゲーマーの配信はここまで人を惹きつけるのか?」についての話です。

最前線を張っているトップクラスの格闘ゲーマー、過去に名を馳せた有名格闘ゲーマーの配信は非常に多くの視聴者を集めており、世はまさに“格ゲーマー配信時代”といった様相を呈している。

そのカテゴリに当てはまるのは、皆さんご存知のウメハラ、マゴ、オオヌキ、ハイタニ、かずのこといった超人気ストリーマー達である。

eスポーツアナリストとして、彼らの人気の秘密をロジカルに解き明かしていきたいと思う。

まず、彼らに共通しているキーワードは2つある。

それが、「酔拳」「人格」である。

「酔拳ってどういう意味だ。」

読者の方がそう思うのも容易に想像出来る。それを今から語りましょう。

つまるところ、彼らは格ゲー以外となると結構なヘッポコなんです。
(かずのこさんは除く)

格闘ゲームではプロ・元プロとしてその実力をいかんなく発揮し、その実力でこそ生活をしている彼らですが、他のジャンルに行くと結構なヘッポコ具合を見せる。いや“魅せる”。

『格ゲーマーVALORANT』を視聴した人は、そこを理解出来ているはず。

何が言いたいかというと、格ゲー=酒ってことです。

【酒】

酔拳の達人、その多くは酒を飲まないと力を発揮しません。

格ゲーという名の“酒”を飲んでいるときの彼らはまさにその道を極めた最強と言える人物ですが、酒が無い他のフィールドでは本来の力を発揮できないのです。

そんな特定状況下においてのみ強さを最大限発揮するという、極めてピーキーな人間性能を持っているのが、格ゲー配信者の魅力なんです。

「格ゲーでは最強なんだけど、他ジャンルだとヘッポコだなあw」天才に見える彼らでも自分たちと同じ人間なんだっていう安堵感や、「FPSならウメハラに勝てるかも」といったちょっとしたマウント感を得られるのが人気の秘密かなと思う。

勿論これはゲームのリソースを全て格ゲーに突っ込んだ結果であることは明白です。単純に格闘ゲームに注ぎ込んでいた時間を他ジャンルにあててさえいれば当然その道の上級者になれている人たちだと思う。格ゲーだけに時間を注ぎ込んでしまったからこそ、他ジャンルがヘッポコになってしまったのです。そのピーキーさが人気の理由です。良い意味で普通じゃない。

そしてもう1つの要素が、2つ目の「人格」になります。

人格者

これはウメハラ、オオヌキ、マゴ、ハイタニ、かずのこあたりの配信を見ていると理解出来ると思う。

この人達、他人を叩くことは絶対にしません。対戦相手をバカにしたり見下したりとかは一切しないんですよね。

そこらのライセンス持っているだけの木っ端プロとかだと、対戦相手のプレイに対して文句を言ったりするプレイヤーも居ますが、上記のトッププロ・有名プレイヤーはそういった行為をしません。だからこそ配信に多くの視聴者が集まります。

格ゲーで対戦相手に文句を言っているライセンス持っているだけのプロみたいなのは人気無いです。これは数字がしっかり証明している。

叩くのはあくまで身内だけなんです。叩くっていうかいじるっていうかね。この線引きがしっかりされていて凄い。要するに、カタギには決して手を出さない極道みたいな仁義を感じるのです。桐生一馬みたいでカッコいいですよね。

この“人格”に特化しているのが、オオヌキことヌキさんだと思う。

セイントヒューマン(聖人)と呼んで差し支えないのがヌキさんです。

ヌキさんの格ゲー配信とか見てればそれはすぐに分かると思う。常に対戦相手にリスペクトを置いているのがヌキさんであり、その人徳こそが人気の理由だと自分は見抜いている。

現在は格闘ゲームとは別ジャンルの『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』の配信を精力的におこなっており、そのレベルはトップクラスに位置している。

以上が、有名格ゲー配信者の人気を紐解くための解説です。

ここからは個々にスポットを当ててみましょう。

まずは“歩くトレンド”ことウメハラ。

もはや世界に知らない人はいないであろう伝説の格闘ゲーマーです。存命でありながら伝説。リビングレジェンドとはウメハラを指す言葉である。この人と同じ世界・時間軸で生きていることに人類は感謝しなければならない。

ウメハラが新しいゲームを触ると、それがツイッターのトレンドになります。

直近では『ファイナルファンタジー14』が当てはまる。

「あのウメハラがFF14を始めたぞ!」とツイッターでメッチャ話題になったのは皆さんの記憶にあたらしいでしょう。

自分自身、ウメハラ氏の影響でFF14を8年ぶりに復帰してかなりやり込みました。いまは他ゲーにハマっちゃった影響で触らなくなりましたが。

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ウメハラが新規のゲームを触るだけでトレンドに入り、それによって自分みたいに触り始めるプレイヤーも出てくる。影響力が狂ってるでしょ。

これを“歩くトレンド”と言わずして何と言うのか。開発者からしても、あのウメハラさんにゲームを触ってもらえるのは非常に誇らしいことでしょうね。

ウメハラが触れるだけで、そのゲームの“格”がワンランクツーランク上がるのは間違いない。

格ゲー配信ではあまり喋らない寡黙なウメハラですが、マシュマロ配信(読者からの質問に答える配信)になると途端に優れたトーク力を見せてくれます。当ブログでもマシュマロ配信の書き起こしは多くおこなっていますが、ウメハラさんの面白いトークには感服します。

トーク力で言えば、ハイタニさんマゴさんが挙がってくる。

「そこらの芸人ガン処理しちゃってね?」と言えるのが、ハイタニマゴのトークですね。ハイタニさんのマシュマロ雑談配信は非常に人気で、その視聴者は1000人を越えます。

両者ともに、本質を射抜く鋭いトークが魅力です。

そして人格面で魅力になるのが先程も紹介した通りヌキさんです。が、もう1人がかずのこさんになります。

かずのこさんの配信って、良い意味で抑揚がないんです。これは本当に良い意味でね。

配信しているゲームを楽しく安心して見れるのが凄い居心地が良い。格ゲー以外のプレイスキルも高いのが他の格ゲーマーと大きく違うところかな。

かずのこ配信を分かりやすく例えるなら、実家のような安心感です。

鼻くそほじりながらだったり、鼻くそ食べながらだったり、実家に住んでいる感覚で気軽に視聴できるのがかずのこ配信の魅力になります。絶対に雰囲気が悪くならないんですよ。

かずのこさんの配信は居心地が良くて、ついつい見続けちゃいますね。かずのこさんの配信だけは、自分結構コメントしちゃいます。普段はそんなコメントするタイプじゃないんですけど。

本記事は以上となります。

ヒマだったので、格ゲーマーの配信が魅力的な理由を解き明かしてみました。

sakoさんやボンちゃんさん、ももちさん、ときどさんも今回の記事に該当する人気プレイヤーであることはハッキリと記載しておく。ちょっと記事が長くなったのでここまでです。

格ゲーマー面白トーク記事

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