今回は角川ゲームスから発売されたタクティクスRPG『GOD WARS 日本神話大戦』について少し語りたいと思います。
エンドコンテンツである“深遠”を終わらせて思ったこと、それは、「日本神話大戦」になって本当に良いゲームになったな。ということです。
入念に練った独自の攻略編成で難関ダンジョン“黄泉の迷宮”に挑むのがとても楽しかった。
なぜ「時をこえて」発売前の酷い体験版から、「日本神話大戦」で良作になるまでに至ったか。
その一番の答えは、開発側がユーザーの送った意見をしっかりとフィードバックしたから。だと思います。
「ゴッドウォーズ 時をこえて」が発売延期されたのも、ユーザーからの意見を取り入れた改善作業をしている際に不具合が発生したからですしね。
もしも「ゴッドウォーズ 時をこえて」で、体験版から一切手を加えず、そのまま製品版として出していたら間違いなくコケていたでしょう。
時こえ初期の体験版は自分が最初の手触りでクソゲーだって感じたくらいにヤバい出来栄えでしたからね……。
世の中には「よくこんな出来で発売したな」と思えるようなクソゲーも多々あります。それこそユーザー側が触れば一瞬で分かるような不出来な部分をそのままで、売り逃げするようなゲームが。
でも、『ゴッドウォーズ』はそうならなかった。ユーザーの意見を反映して、しっかり1つの作品として「時をこえて」を仕上げた。
開発スタッフの方たちが「時をこえて」発売前体験版の出来で妥協せず、ユーザーから送られた意見をしっかりと受け止めて改善したからこそ、『ゴッドウォーズ 時をこえて』が評価され、そこから『日本神話大戦』に繋がっていったのだと自分は思いました。
本作ディレクターの安田善巳さん自身がSRPGをやり込んでいたゲーマーでもあったので、開発間で様々なやり取りもあったことでしょう。
思えば、ゴッドウォーズを買ったキッカケはかなり異質なものだった。体験版をプレイして買わない判断をした自分が、Amazonでの良評価に押されて購入に踏み切った作品でした。
ゲームの購入に他人の意見を参考にすることはあまりない(ゲームはほとんど発売日に買っちゃうし)のですが、体験版プレイ時の自分の評価(クソゲー)とAmazonの評価があまりにもかけ離れていたので、これは何なんだ、発売前の体験版から何が起こったんだと気になって購入したのです。
関連記事:やたら評判のいい『GOD WARS(ゴッドウォーズ)~時をこえて~』を購入してきた。
さて、そんな数奇な出会い方をした『ゴッドウォーズ』ですが、続編の『ゴッドウォーズ2』に向けて、開発要望アンケートが実施されています。
『ゴッドウォーズ2』に向けたアンケート実施中
ゴッドウォーズ公式サイトにて「GOD WARS2開発要望アンケート」が実施中。(2018年8月31日締切)
【GOD WARS2開発要望アンケート】
下記アンケートサイトで受付を開始しました(締切は8/31)😃
サイト→ https://t.co/L8GgYmQuhd
ぜひみなさんの声をお聞かせください🙋♂️⛩🌅#ゴッドウォーズ #日本神話大戦 pic.twitter.com/yilYOmPJJv— 安田善巳/ルートレター/ゴッドウォーズ (@yasudaD5) 2018年8月2日
『ゴッドウォーズ2』を面白い作品にするために、ゴッドウォーズユーザーは意見を送りましょう!!
管理人の次回作への要望
管理人の主な要望は下記の通り。(1年ほど前に過去記事で語った部分も含まれている)
・グラフィック向上
・習得スキルのオンオフ機能
・新職業
・装備品の充実
・クリア後のやり込みダンジョンは絶対用意してほしい
・「熟練入手強化」の削除
・AIの向上(敵に対して吸収属性の攻撃を放つほど頭が悪い)
・「埋もれた宝」が続投するなら、取得済みかどうか分かるようにして欲しい
・タイトル画面のカーソル位置は「ロードゲーム」をデフォルト位置に
・動物キャラのスキルを充実させる(アオメ、イナバ、オリヒメは続投が確定しています)
・動物キャラの「魂開放」スキルテコ入れ(メリットとデメリットが見合っていないように感じた)
熟練入手強化は必要か否か
「熟練入手強化」、FFタクティクスでいう「取得JPアップ」ですが、これは必要無いと感じました。
これがあるせいでパッシブスキル構成の自由度を下げてしまっている。
育成には必須と言えるスキルなので、本編攻略中はパッシブスッキル3枠のうち1枠が熟練入手強化で固定されてしまってるんですよね。
選ばない選択肢は無いんですか?
ゲーマーとしては、こんな旨味のあるスキルを出されて入れない選択肢なんて無い。目の前でステーキ出されて黙っていられるか?
ステーキ出されたら無理ですね。食べちゃいます。
クリア後ダンジョン『黄泉の迷宮』が楽しめた理由の1つに、育成が殆ど終わって「熟練入手強化」を付ける必要がなくなり、パッシブスキル3枠を好きなように選べたから(編成自由度の向上)というのもあった。
ゴッドウォーズ2では「熟練入手強化」を無くす代わりに、取得JP値を少し上げるような調整をしてほしいな。
装備品の充実
装備品の充実も主な要望として挙げておきます。
レア装備は決して数が多いとも言えず、俊敏力の調整、属性や異常に対する防御を考えることも多かったので、もう少し選択肢が増えてくれると嬉しい。
そういえば、黄泉の迷宮のクリア報酬は、結局全部回復アイテムだったのがすごい残念でしたねw
ダンジョン内で「黄泉シリーズ」が手に入るとはいえ、クリアしたことに対する報酬がショボかったのが悲しかった。
まとめ
以上、ゴッドウォーズの記事でした。
『ゴッドウォーズ2』に望むことは、“正統なパワーアップ”です。
安田善巳さんのゲーム作りに対する姿勢を様々な媒体で見ているので、『ゴッドウォーズ2』がハズれるようなことは無いと思っている。
ディレクター自らが表に立って語り、実際に面白いゲームを作っている。ユーザーとしては安心出来ます。
『ゴッドウォーズ』未プレイの方は、「日本神話大戦」を触ってみてくださいね。
関連記事:『ゴッドウォーズ 日本神話大戦』評価・レビュー。「時をこえて」未経験者に是非ともオススメしたいSRPG!
ちなみにAmazonでは新品のPS4限定版がメッチャ安くなってた。52%オフで4,142円です。(2018年8月23日10:00時点)
売れてくれ。
売り上げランキング: 956