今回は2019年にリリースされたスマホアプリ『魔界戦記ディスガイアRPG』のレビューをおこないます。
本作のリリース日は2019年3月19日ですが、不具合によってすぐさまサービス停止。
再リリースされたのは2019年11月27日。サービス停止前のデータの引き継ぎは出来ませんでしたし、去年の11月27日が正式リリース日と言っても差し支えないでしょう。
つまり、比較的新しめのスマホゲーとなります。
コンシューマーで人気を博したSRPG『魔界戦記ディスガイア』シリーズのスマホゲー、果たして良作か否か!
早速レビューしていきましょう。
魔界戦記ディスガイアRPGについて
コンシューマー版との大きな違いとして、ジャンルがSRPGからコマンド選択式のRPGへと変化しています。
ここがコンシューマー版と大きく違うところです。
コマンド選択式RPGにした『魔界戦記ディスガイア』という認識でいれば間違いはありません。
戦闘速度は最大4倍速まで設定可能。等倍だと遅すぎるので4倍速がデフォになるかと思います。
『魔界戦記ディスガイアRPG』のここがGOOD
チマチマ育成するのが楽しい
ゆっくりと着実に成長していくステータスを眺めるのが楽しいです。
これは『ロマサガRS』と同じ感じ。いわゆる盆栽ゲーだと思う。
ステータスを伸ばしていき、そこから繰り出される大ダメージを眺めて悦に浸りましょう。
このゲームは一瞬でキャラを強く出来るわけじゃなくて、毎日コツコツEXPダンジョンに通ってレベルを上げて、転生を繰り返していかないと強くなれません。
だからこそキャラが強くなっていくことに達成感を味わえるのです。
(最近は育成がだいぶ緩和されましたが)
ちなみに、同じレアリティのキャラを5体素材として使うと、“覚醒”してレアリティが1段階アップさせられます。
現状☆6のキャラクターを作るのは結構大変なんですけど、苦労に見合う強さを発揮してくれます。自分は☆6キャラをやっと1体作れたところです。
☆2のキャラでも覚醒を繰り返していけば☆6まで成長させられることも可能。
レアアイテムを掘れるアイテム界
コンシューマー版でもお馴染み「アイテム界」は本作にも登場。
アイテム界は完全オート進行で攻略できるので、勉強やら家事やらをこなしながらの放置プレイが可能です。
(イノセントと呼ばれるキャラが登場したときのみオートは切れる)
レアアイテムのドロップを狙ったり、イノセントを集めたり、WM(ウェポンマスタリー)の成長がアイテム界の主な用途です。
10階層ずつにアイテムをドロップするボスが登場するので、そのときだけオートを切って装備品がドロップするまでギブマラ(アイテムドロップするまでギブアップの繰り返し)をするのが良いでしょう。
自分の場合は他の作業しながら潜ることが多いので、30階区切りでリタマラしてます。10階区切りだとスマホ見るタイミングが多くて面倒なのでw
30階、60階、90階、100階に登場するボスはドロップ率が高いので、そこではレアやレジェンドを狙うのも有りだろう。その際は議会でドロップ2倍が付与されているときに狙うと効率が良い。
潜れる階層はレア度によって決まっています。
レアリティ | 潜れる階層 |
コモン | 30階まで |
レア | 60階まで |
レジェンド | 100階まで |
アイテムドロップ率の上がるシーフや海賊をPTに組み込むのも忘れずに。
(ドロップ率アップの魔ビリティは1凸させないと開放されません)
自慢なのですが、管理人はレジェンドのブラックベルトを所持しています。
アイテム界で手に入れた至高の逸品です。
やり込んでいる人なら分かっていただけると思いますが、レジェンドブラックベルトは非常に入手困難な装備品です……。(ニヤリ)
ちなみに、アイテム界に行くのはキャラクターの育成が進んでからでOK。弱い装備のアイテム界に潜ってもメリットは殆どないです。
もし潜るなら強力な装備品です。(コモン、レア、レジェンドは問わない)
アイテム界でドロップする装備品は、潜っている装備品よりもワンランク上の装備品であることが多い。最初の内は10階層区切りのボスが装備品をドロップするまでリタマラし、徐々に装備品のランクを上げていきましょう。
本作オリジナルキャラも登場!
本作だけのオリジナルキャラが登場するのも魅力だ。
キャラデザは原田たけひとさんだと思います。
今後もオリジナルキャラが登場していくはずなので、楽しみです。
良運営と言えるか
本作の運営はユーザーの意見をかなりフィードバックしているように感じます。
つい最近では育成用のダンジョン「暗黒ゲート」が大幅に緩和されました。
※暗黒ゲートではEXP、HL(お金)、素材の3種類を稼ぐことが出来ます。
今までは各種ゲートは1日3回までという制限でしたが、アップデート後はゲート内の各ステージがそれぞれ3回ずつ挑戦可能になりました。
未プレイの人に言ってもよくわからないと思いますが、かなり育成がラクになったと思ってくれればいい。
暗黒ゲート以外にも、アイテム屋でのアイテムランク調整、戦闘倍速にしつつボイスは等倍再生など、かゆいところに手が届くような改善も見受けられます。
間違いなく良運営と言えるでしょう。
TIPS:限突するための虹プリニーは慎重に
本作は「魔改造」と呼ばれる凸仕様が存在している。
同じキャラを重ねると新規魔ビリティを習得したり、基礎ステータスがアップします。
同じキャラを重ねる以外に、「魔改造プリニー(通称虹プリニー)」や「虹色の抜け殻100個」でも魔改造することが可能。
虹色の抜け殻はイベントで入手出来て、魔改造プリニーは不定期で開催される強奪召喚や高額の課金パックにオマケとして付いてくる。
虹色の抜け殻、魔改造プリニーはどちらも非常に貴重なので、使い所は慎重に!!
まとめ
以上、『魔界戦記ディスガイアRPG』のレビューでした。
レビュー点数は9/10とします。
UIは煩雑で洗練されておらず、戦闘バランスは超絶雑すぎるのがBAD部分。最近ではレイドボスの仕様が画面遷移多すぎて酷いと感じている。
本作は防御ダウンの効果がとても有効なんですけど、最近はその効果を完全無効化する敵も現れていて、バランス調整の雑さ、適当さが目立っています。
BGMやキャラデザはしっかりディスガイアしているのと、運営が“良”なのが評価ポイント。
スマホゲーの運営って割とクソなところが多いと思うんですけど、ディスガイアRPGは間違いなく“良”寄りです。安心してください。
ディスガイア好きな人なら盆栽ゲーとして楽しめるかなと自分は思う。自分自身はコンシューマー版のプレイ経験があり、本作はサービス開始から110日間遊び続けています。
ゲーム自体の作りとしては単調なものなので、シリーズファンじゃないと楽しむのは難しいかな。でも、シリーズ経験者だったら育成とか楽しめるはず。
パックの課金圧がすごいけど、無課金でも楽しめます。自分は今の所無課金です。
さて、なぜこのタイミングでレビューしたかというと、本日3月20日24時より毎日無料10連ガチャ(累計で100連)が開催されるからなんです。
なので、このレビュー記事を見て興味を持った方が居たら、ディスガイアRPGを始める絶好のチャンスだというわけです。
リセマラオススメキャラについては下記記事をご覧ください。
最初に☆2キャラが4体選べると思いますが、そのキャラはシーフ4体にしておきましょう。シーフはアイテム界で絶対必要になります。
それでは。
※本作の評価は2020年3月20日時点のものです。スマホゲーはアップデートによってゲームバランスが一変する可能性があるのでご了承ください。
スマホゲーのレビューの点数が高くなりがちなのは、無料で遊べるからです。基本的に、気軽に遊べてそこそこ面白いのであれば自分は高得点を付けます。
コンシューマーゲームのレビューとは判断が変わるので、その点もご了承下さい。