今回はPS4/STEAM用ソフト『THE QUIET MAN(クワイエットマン)』2週目のレビューをおこなっていきます。
(クワイエットマンはDL販売専用です。パッケージでは売っていません。)
1周目のレビュー:『THE QUIET MAN(ザ クワイエットマン)』1周目の感想・レビュー。本番は解明パートの2周目か。そっちがその気ならこっちも無言でレビューします。
本作は耳が聞こえないデインが主人公となっており、冒頭を除いてキャラクターの音声やBGMは一切聞くことが出来ない。
しかし、本日配信された音と言葉を宿した禁断の2周目「-ANSWERED-」によって、音のある世界に生まれ変わりました。
音と言葉を宿した禁断の2周目
THE QUIET MAN ―ANSWERED―
物語は真の姿を現し
解けたはずの謎が根底から覆るかも知れません
「何もわかっていなかった」と
言葉を捨てた一周目
言葉を宿した二周目
変貌する物語———
これが揃ってはじめて
本作の体験は完結します※公式サイトより引用
この試みが素晴らしかった。
1周目で予想していた人間関係、喋っていたセリフ、その多くが裏切られることになった。
おいおい、そのシーンでそういうセリフ言ってたのかい!って驚きます。
ネタバレのレビューはしたくない(というかそんなのしたら誰も買わなくなる)ので、当ブログではストーリーについては触れません。
ハッキリ言って、合間に挿入される戦闘アクションの出来はよろしくない。アクションゲームとして見てしまえば駄作とも言える。
戦闘でイラつく人もいそうなので攻略方法を語っておきます。
戦闘部分のコツはXで敵の攻撃をこまめに避けること。敵に攻撃を当てると右にあるうっすらと表示されているゲージっぽいものが上昇していくので、それを貯めてL2で必殺技ブッパ。これが楽。
一部のボスは□でワンパンしたあとすぐXボタンで避けるだけで安全に必殺ゲージを貯められる。
本作は映画を見る気分で遊んでほしい作品です。
1周目をモヤモヤしながら、「何言ってるかわかんねー」って感じでプレイすることになりますが、それは2周目を楽しむために必要なことです。なんとなくでいいので何を喋っているのか想像しながらプレイしてください。
その後の2周目ありきの作品です。
自分としては、とても楽しめました。
2周目でここまで自身の評価が変わるものかと驚いた。
本当に買ってよかったです。
点数は9.5/10としました。マイナス0.5はアクション部分ということで。
万人にオススメ出来るようなゲームではない(ゲームというより映画よりだし)ので、自分の点数はあまりアテにしないほうがいい。IGNのレビュー見たらボロクソに叩かれてたし、だいぶ個人差はあるだろう。
でも、興味があるなら買ってほしい。
1,800円(税抜)というリーズナブルな価格、無音プレイという一見クソゲーに思えるような試みを2周目で見事に覆らせたのが素晴らしい。
個人的には“名作”と言える。
これからプレイされるなら情報収集は公式サイトのみに留めたほうがいいです。
『THE QUIET MAN』公式サイトリンク:https://www.jp.square-enix.com/quietman/
それでは。
実に素晴らしいレビューであります!単純に気に入った気に入らないではなくしっかりと作者の意図を読み取り正しい楽しみかたという観点からの称賛だと思います
非常に参考になります
ほう気になってきました。絶賛!
1週目無音ver.の散々なレビューは色々みかけましたが
2週目レビューはまだ見てないし体験として買ってみようかな。
ぜひとも触ってほしいです。ツイッターで検索したところ、自分同様2周目を評価している方は多かったです。
もし購入される場合、4gamerのプレイレポートにもありましたが、2周目はある程度日を置いてからプレイするのがいいと思います。間を置かずに1周目→2周目をプレイするとただの間違い探しみたいになってしまうので。