みなさんこんにちは。
『遊戯王マスターデュエル』ちょっとハマってしまったので、リアル(紙)の対戦ってどんな雰囲気でおこなわれているのだろうかって気になって公式の大会動画をチェックしてみました。
視聴した動画は2017年8月13日におこなわれた「ワールドチャンピオンシップ2017」です。
まず驚いたのが、選手を囲むスタッフの数。
たぶん通訳と審判ですかね?遊戯王のルールってメチャクチャ難しいって話も目にしたので、審判も沢山必要ということでしょうか。
あっ、その前に驚いたのがありました。コレです。
応援タイムとかいってとんでもないものが出てきた。
壇上の、遊戯王とは無縁で生きてきたようなキャピキャピの女性たちと会場にいる来場者たちとのテンション差が半端なかった。
来場者たちが殆ど真顔で応援バルーンバチバチしてて笑った。
「さっさと試合はじめろよ」くらいの空気感が動画から伝わってきてメチャクチャ笑いました。壇上の人たちも仕事として頑張ってるなと。
では、動画を見た感想に移ります。
小学生の部、チラ見感想
・相手にカード触らせるの嫌だなって思った
・伏せたトラップカードはリアルだと扱いは慎重にする必要があって大変だと思った
・自分で置いたトラップカードの確認がいちいち大変だと思った
・シャッフルは時間かかって大変だと思った。対戦相手もシャッフルするので、だいぶ時間がかかっている。
(ここは大会の場だから通常の対戦より入念にやらなきゃいけないのだろう。)
リアルの紙だと、トラップカードまわりの扱いは慎重にしないといけないのかなと感じました。高価なレアカードも多いだろうし、雑にめくったりするとカード曲がっちゃいそうですよね。
あとは、対戦相手のカードを頻繁に触って確認するシーンも多く見受けられた。
友達同士の対戦とかならいいけど、見知らぬ人との対戦でカードをこうやって頻繁に触られるのはちょっと怖いなって思った。カード雑に扱わないでくれよ~って思っちゃいそう。これは遊戯王に限らないTCG全般の話になると思いますが。
一般の部、感想
・トリシューラ、真竜皇V.F.D.ってやつが出てきたら応援バルーンで拍手が起こりました。
これは“ソリティア”だと思うんですけど、こういうのは盛り上がるシーンだったんですね。マスターデュエルを起動して「トリシューラ」「真竜皇V.F.D.」を調べてみたら、しっかりゲーム内にも収録されていた!!
1試合目だけ通しで見たんですけど、マスターデュエルのような流れで面白かったです。
先行の辻村選手が一気に場を展開。後攻のシェンフェイ選手は見てるしかない。で、シェンフェイ選手にターンが回ってきて、モンスターを伏せで1枚、罠カードを1枚伏せてターンエンド。
次のターン、辻村選手がシェンフェイ選手のカードを全て破壊し、なんか色々やって一気に決着がついた。
“マスターデュエルあるある”みたいなことが紙の遊戯王でも、ましてや世界大会で起こっててすげえなって思った。マスターデュエルあるあるっていうか、これこそが“遊戯王あるある”なのでしょうか。
ちなみに公式サイトから辻村涼介さんの優勝デッキを覗いてみたら、灰流うららが3枚入っていました。2017年で採用されていたカードがマスターデュエルで現役バリバリなのは驚きました。
マスターデュエルは革命か
紙(OCG)の遊戯王を見ると、これをデジタル化させたマスターデュエルは革命と言えるのかも知れないと思った。
まず、様々な手間が省けますよね。シャッフルの手間だったり、カードの効果を見るときの手間だったり、リアルだと煩雑に思える部分がデジタル化によって完全に省略されている。
複雑であろうルールも、ゲーム内ならルール通り、100%確実に消化してくれる。
あとは、デジタルならカードの価値がレアリティで統一化されているのも良い部分だと言えるだろう。マスターデュエルならどんなレアカードでも、生成ポイント30注ぎ込めば好きなカードを作れる。
これがリアルだと、同じレアリティでも価格は大きく違うから、好きなデッキを組むハードルはリアルのほうがメチャクチャ高いと思う。
リアルだと高価すぎて作れないようなデッキが、マスターデュエルなら作れるって人もいそうです。
そういった諸々の部分を考えてみると、「マスターデュエルはひょっとして革命なのでは」と新規ながら思いました。
当然、紙で遊ぶ楽しさもあると思う。自分も『マジックザギャザリング』は遊んでいたので、リアルで対戦する楽しさは知ってます。ってか対面こそ醍醐味みたいなとこありますよね。
友達と対戦するカードゲームってメッチャ楽しいですよね。中学生時代に戻ってMTGでまた友達と対戦したいくらいには、思い出があります。陰キャの青春です。
だけど、大人になるとそういう友達もいないでしょうし、コロナ禍でカードショップにも行きづらいでしょうし、リアルだとお金も相当かかるしで、デジタルの『マスターデュエル』は今の時代に凄い噛み合っているなと思った。過去に遊戯王にハマった“おじ”達が遊ぶのにもってこいと言えそうだ。
マスターデュエルは新規には難しいって言ったけど、紙版のほうがよっぽど初心者お断りだよなって思った。
知らない人と対戦なんて、リアルじゃまず出来ないと思う。カード効果把握しきれなくてアタフタして終わりだろう。どこで何が発動できるかコンピューターが教えてくれるわけでもないし、紙版はマスターデュエル以上にハードルが跳ね上がるだろう。
マスターデュエルなら、墓地にあるカードでも何らかの効果が発動可能になったら光って教えてくれるし、凄いありがたい。
そういう意味で言えば、マスターデュエルこそが遊戯王新規向けかもしれない。
……が、かといって新規が入っていくには相当厳しい世界であることには変わりはないと思う。でも初心者がやるなら絶対に紙よりマスターデュエルのほうがいいよなって思う。複雑である。
ってか、こんな複雑なゲームを今の中高生達は普通に遊んでるってことですよね。すげえな……。まあ友達と対戦していくうちに覚えていくのでしょうけど、凄いな。
追記:ネット対戦も大きな魅力
大事なことを忘れていました。
ネットで世界の人と対戦できるのも大きな魅力でしょう。
格ゲーの場合はラグの関係で海外プレイヤーとの対戦は不可能(試合にならないレベルのラグ)ですけど、カードゲームならフレーム単位の読み合いなどが無いので、気軽に海外プレイヤーと対戦も出来ると思う。ランクマは近場の人とマッチングしてるっぽいけど、デュエルルームを作れば、どの国の人とも戦えるはずだ。
コロナ禍の現代においては、ここが相当デカいと思う。
まとめ
新規の自分としては遊戯王マスターデュエルに対して感慨深いものみたいなのは無いんですけど、長く遊戯王を遊んでいる現役勢だったり、子供の頃に遊戯王を遊んでいた人にとっては、『マスターデュエル』は神ゲーになるんだろうなってリアルの対戦動画を見てなんとなく察することは出来た。
『デュエルリンクス』っていう遊戯王を題材とした別ゲーのルールもついでに調べたんですけど、こっちはルールがOCGと大きく違っていましたから、OCGを準拠とした『マスターデュエル』の登場は、遊戯王ファンにとっては朗報だったのでしょう。
戦略的な部分で言えば、サイドデッキが用意できて3戦勝負になるOCGのほうが当然面白いのだと思います。それでも、上で語ったメリットの部分を考えると『マスターデュエル』の存在は偉大ですよね。
・サイドデッキを用意できるから戦略性がある
・3戦勝負になるから、マスターデュエルほど理不尽ではなくなる
こうやって動画を見たり、自分も実際にマスターデュエルをプレイしてみると、子供の頃に遊戯王を触らなかったのは勿体なかったと今更ながら思えてきた。
2022年まで続いている、言ってみれば『ポケモン』と同じような一大ムーブメントの波に乗っからなかったのは素直に勿体ないと思ったね。子供の頃には戻れないから、どうしようもないが……。
以上です。
ランクマッチとは別に試合結果が戦績に全く影響しないカジュアルマッチが実装されれば、好きなデッキで遊べるんですけどねぇ。
友達とDiscordで通話しながらルームマッチするととても楽しいです。
結局遊戯王そのものというより、遊戯王を通した友達とのコミュニケーションこそが一番楽しかったのかもしれないなあ、と思いました
そういう意味では地元を出て離れ離れになったかつての友人たちと、あの時のようにワイワイできるの点は神ゲーです。
確かにマスターデュエルやっててデッキ組みやすいし、ルールも操作にしたがってればわかるからいいけど、レート戦になると変わったデッキ使いづらくなるからすぐに減速すると思う。
マスターデュエルは相手がネット上の誰かで殆どが勝つためにやってるのでだいたい対戦相手のデッキはガチなんですけど、身内でやるとお互い手札誘発もろくに積まず好きなマイナーデッキぶつけ合って戦うっていうマスターデュエルじゃ出来ない楽しみ方があるんですよね。
仮にマスターデュエルで2本先取やサイドデッキありの形式が実装されてもOCGには頑張ってもらいたいですね
遊戯王におけるリンクスとマスターデュエルってMTGのアリーナとMOの関係に近いと思う
MTGプレイヤーとしてはリンクスやアリーナのようなガラパゴスじゃなく現実のカードと同じカードプールで遊べるゲームが令和のUIで出たのが羨ましいです(モダンやレガシーをデジタルでやるなら化石UIのMOしかないので)
まあMOにはただ強カードと使い所が限られるユニーク系カードの価値がレアリティで統一されてる生成型より後者に手を出しやすいという利点はありますが(個人的にはとりあえずガン積みしとけってレベルの強いレアカードと一部の特殊なデッキでだけなんかちょっと面白そうなことできるレアカードが等価値なのは生成型の欠点だと思ってます)
結局紙でもデジタルでもややこしそうな印象を乗り越えてデッキを揃えて遊んでいけるかが肝ですね
インフレし高速化し続ける環境について行けずやめてしまう人が多いので
禁止改定時の補填がどうなるかにもよりますがお財布的にはデジタルの方が優しそうですし無駄なカードで部屋の場所を取らないのも良いですね
リアルだとカードの整理だけでもかなり面倒ですし…
リンクスはアニメのキャラが喋ってくれるのでそれはそれで面白いですよ!ルールが若干違っているのはその通りなのですが。遊戯がブラック・マジシャンや死者蘇生の読み上げをしてくれるだけで楽しいです。
言葉が悪くなってしまいますが、紙の遊戯王はお金がかかりやすい&プレイングやタイミングがシビヤなのではまり込みやすく、オタクの悪い見本みたいな人間性や対人性に難があって、相手をするのに疲れる人がそれなりにいる気がします。
具体的には人を小馬鹿にしたり、身だしなみとして体臭に問題があったりとか。
そんな人たちの人間性に触れ合わずに、純粋にカードだけで対面し楽しむことができることもマスターデュエルのいいところだなぁと思ってます。
相手の言動や表情を見て手札や伏せを読んだり、友達とワイワイやるのは現実ならではの楽しさだったりするので、世界が普通の状態に戻ったらまた紙も積極的にやりたいですね
このご時世に関係なくデジタルで遊戯王やりたいってのは以前から根強く需要のあったことなので喜ばしいことです
人見知りでもいつでも対戦相手みつかりますしね
紙だと効果の発動のタイミングをしっかりと覚えてないといけないんですけど、マスターデュエルだと発動できるタイミングで確認がはいるのでコアなルール周りを覚える手間が省ける所も良いてんだと思います。
オンラインの知らない人とのどうしても目的が勝つことになりがちだからデッキがガチ構築になりがちって意味でマスターデュエルは初心者には向いてないって意味じゃないかな
リアルで友人とやる分にはうららや増Gなんて全然見なかったし
リアルだとオーパーツとかゴーストリックとか武神帝とかみんな好きなの使うけど、マスターデュエルじゃそんなテーマのパワーの弱いデッキじゃ辛いしね