『遊戯王 マスターデュエル』というゲームが先日リリースされた。
PS公式でツイートされていたのと、ツイッターのトレンドに入っていたので存在を知りました。
基本プレイ無料の『遊戯王』ゲームらしい。
配信プラットフォームはPS4/PS5/XBOX/STEAM/Switch/スマホ。要は全機種対応。スマホ版のみ後日リリース予定。
1万種を超えるカードが存在し、クロスプラットフォームでの対戦が可能、しかも基本プレイ無料と来たもんだ。
PVを見ると、カードイラストもしっかり作り込まれているように見えます。
PS Plus会員必須かな?って思ったのですが、それらしき記載が無かったので、インストールしました。現在ダウンロード中です。
実は自分、現物の遊戯王を一度も遊んだことがありません。
遊戯王って、キッズの通過儀礼的なポジションじゃないですか。
・バーコードバトラー
・ハイパーヨーヨー
・ミニ四駆
・遊戯王
・メダロット
・モンスターファーム
・スマブラ
・ゴールデンアイ
ここらへんはキッズが経験して当然と思えるホビー・ゲーム達だと思う。ですが、遊戯王は自分が経験していない存在です。
これは何故かというと、自分は『マジック・ザ・ギャザリング(以下MTG)』にハマっていたからです。
自分の周りではMTGがとても流行っていた。
遊戯王が流行ったのは、MTGが流行りだしたあとの話だったろうか……。
MTGを遊んでいた自分としては、遊戯王の角張った紙質、デザインが安っぽく見えて、買う気にはなれなかった。自分の人生で「遊戯王」カードは1パックも買ったことはありません。
勿論、MTGと遊戯王両方遊んでいる友達も居ましたが。
友達の家に複数人で集まると、MTGを遊ぶ派と遊戯王で遊ぶ派で分かれたりもしていました。
一応、ゲームボーイの『遊戯王』は友達から借りて遊んだことがあるんですけど、雑すぎるゲーム性で、つまらないゲームだなと子供ながらに感じたことを記憶している。
戦略性もなにもない、ひたすら強いカード出すだけのゲームだったかと思います。確か「サンダーボルト」ってカードがアホだった記憶があります。何のコストも必要とせず、これ1枚でモンスターを全て破壊することが出来たはず。MTGで言うなら0マナで「神の怒り」を使うようなもんだった。
MTGは強いカードを出すにも、多くのマナが必要だからゲームバランスがよく出来ていた。でも遊戯王は違った。
(現物の遊戯王はどうか知らないが、ゲームボーイの印象からすごい雑なゲームだと当時の自分は思っていた。マンガだと生贄とかで強いモンスターを出していたりしたけど、それでも“深み”は無いように思えた。)
MTGと遊戯王、同じカードゲームにしても作り込みが違うなって思った。MTGのカードデザインも好きだったし、インスタント呪文で相手のターン中にも自由に介入できるルールが好きだった。
「MTGをやっている自分カッコ良い」みたいなことを感じていたと思う。大人の遊びを嗜んでいるみたいな。どうみても子供向けじゃないカードイラストだし、「MTGは大人のゲームなんだ」っていうのは当時の心情としてあったでしょう。
マンガ『デュエルファイター刃』の影響で、あえてカードを英語読みするとか無駄にカッコつけてたりしました。これは黒歴史に入れていい。
言い方は悪くなるが、当時の自分は遊戯王を見下していた節がある。「遊戯王は子供のやるゲーム」だと。言うて自分もガキだったけど。
しかし、そんな『遊戯王』が基本プレイ無料となって、なんか凝った造りで2022年に登場したのだから、折角だし触ってみたいと思います。
つまり、自分が遊戯王を遊ぶのは、クソゲーだと感じたゲームボーイの遊戯王以来となるわけです。
実質、初めて触ると言っても過言ではないでしょう。なので、初めての『遊戯王』ということにする。
遊戯王も今や大人気のカードゲームですし、バランスはしっかりしているはず。期待して遊んでみます。