今回は、6月2日に発売された『ストリートファイター6』のレビューをおこなっていきます。
プレイに熱中しすぎていてレビュー記事を書くこと完全に忘れていた……。『ディアブロ4』だけでなく『スト6』のレビュー記事も書かねばいけなかった。
自分としては、オープンβテストの時点でメチャクチャ面白いゲームだなって感触はありました。製品版に期待が持てる内容だった。
結果、製品版もその期待に応えてくれている神ゲーという評価です。
これに10点満点つけなかったら終わりですよ。これを超える格闘ゲーム、果たして今後出てくるかどうかってレベル。間口が広くて奥もメチャクチャ深い。
『ストリートファイター5』の残念なスタートとは比較にならない、完璧なスタートを切ったと思います。
スト5も最終シーズンになる頃には十分面白いゲームになっていましたが、スト6は、スト5が7年培ってきたものを見事に越えてきた作品です。
では、語っていきましょう。
(管理人はPS5本体でプレイしています)
『ストリートファイター6』評価・レビュー
純粋に対戦まわりが神
バトルシステムだとか、読み込み周りだとかが神レベルに達しています。
再戦が爆速すぎて、カジュアルマッチやバトルハブでの戦いはひたすらに遊び続けられます。ランクマッチは2先になるので無限には戦えませんが、読み込みが早いので全く不満にならない。これは実際に体験してみれば、ストレスの無さに驚くはず。
対戦部分(バトルシステム)で言えば、初心者から上級者まで楽しめる内容になっていると思う。
ドライブゲージを使った駆け引きは本当によく出来ています。
初心者はドライブインパクトから気持ち良く簡単にコンボが出来るし、上級者はドライブラッシュを使った怒涛の攻め・コンボの組み立てが出来たりする。
スト5では練習したコンボを実戦で使うタイミングって結構難しいと思うんですけど、スト6はドライブインパクトのお陰で練習したコンボを決められる機会が多いのが良いと思う。
初心者の人でも練習の成果を発揮しやすいと言うべきか。モダン操作であれば、ボタン連打でも構わないし。
画面端になると、途端にドライブインパクトの存在感が出てくるのも面白い。
ドライブインパクト食らったら壁やられで大ダメージを食らうので、画面端を背負った駆け引きはスト5以上に緊張感が漂う。
画面端を背負うのがスト5以上の地獄になっているので、ラインを上げる戦法(画面端にどれだけ運ぶか)がメチャクチャ大事になっています。
初心者のプレイヤーは、なんと言ってもモダン操作で複雑なコマンド入力無しに必殺技を使えるのが大きいと思う。
ワンボタンで必殺技が出せるモダン操作は革命ですよ。
スパイギアさんもモダンザンギでプレイを楽しんでいる。
あと初心者目線に立って考えてみると、コマンドリストでの技説明が親切なのも好感が持てる。
必殺技だけでなく、特殊技の使い所も解説されているのは良いですね。
「ガードされても相手より先に動ける~」っていうのが、いわゆる“有利フレーム”が取れる技(リュウの鳩尾砕きなど)になっていて、立ち回りで使うと強力です。
ゲーセンを彷彿とさせるバトルハブもGOOD!
バトルハブでは、ゲーセンの雰囲気を楽しみながら対戦できる。
他プレイヤーが作った渾身のアバターを色々見られるのも面白い。奇形が多いのもまた一興か。
自分の場合は真面目に可愛いキャラ作ったので、チヤホヤされると思う。
リアルゲーセンさながらに、一つの筐体に集まって順番待ちして対戦みたいなことも出来ます。
単純に対戦こなしたいだけならカジュアルマッチでも良いんですけど、バトルハブならチャットなどでも交流出来るのがメリットと言えます。
長いこと連戦した人からはフレンド申請受け取ったりもしました。
ひたすらランクマッチこなすのに疲れたら、バトルハブ(ゲーセン)に行ってマッタリ遊ぶのも有り。こういう遊び方できるの良いよな~って思います。
ワールドツアーモードは個人的に微妙
オリジナルのアバターを作ってストーリーを進めるワールドツアーモードですが、個人的には微妙でした。
街を歩いているだけでやたら敵に絡まれるのと、グラフィックがPS5でもショボかったのが残念。
ムービーシーンはキレイですけど、いまいちプレイを続ける気にはなれなかった。ワールドツアーっていう割に、メトロシティ以外が手抜きマップなのも残念だった。全部の国まわってないけど、一枚マップ多すぎだよね……。
対戦部分が面白すぎて、ワールドツアーを触るモチベは出てこない。
初心者の人が格闘ゲームに慣れるには凄い良いモードだと思います。ワールドツアーで格闘ゲームの動きに慣れて、クリア後にオンライン対戦に挑んでみるって遊び方も有りでしょう。
あと、ストーリーでキャラの背景を詳しく知りたい人とか。アバターのコスチュームを集めるっていうのもプレイする動機になるだろうか。
ワールドツアーに関しては好みの大小があるかな~って感じがします。
違和感が無さすぎる実況システムも神
本作で取り入れられた“実況・解説システム”も神機能です。
最初はウルサイと感じていたのでオフにしていたのですが、試合に慣れてきたのもあってオンにしたら、もうオフに出来ない身体になっていた。
アールさん実況がメチャクチャ良いですねえ。テンションメチャクチャ上がります。
試合中、違和感のない実況になっているのが本当に凄いです。以前も語ったことありますけど、どんな技術で作られているのか気になって仕方がない。
状況に応じた実況がマジで細かくて凄いです。配信者の方は特に、オンにしてほしい機能です。
キャラ別LPが嬉しい
本作は、『スト5』と違ってキャラクターごとにLPが設定されています。これ個人的にかなり嬉しいところ。
このキャラを使うと自分はどれくらいのLPなんだろうな~って確かめられるの良いですね。ランダムセレクト用のLPも用意されている。
ランセレで認定戦に挑んだら、LP9000になりました。全く触っていないジェイミーやリリーを引いてボロクソになった。
あと、ほとんどローリングパナしてるだけのブランカでダイヤ行ってしまったのは想定外過ぎた……。
【管理人の現在のLP】
・ブランカ……LP19000
・マリーザ(メインキャラ)……LP16457
・ランダムキャラ……LP9000
・ザンギエフ(モダン操作)……LP8601
“全然使い慣れていないブランカでダイヤに行ってしまった話”は関連記事で色々語っているので良ければそちらもご覧ください。
まとめ:買わないはない、神格ゲー
以上、『ストリートファイター6』のレビュー記事をお届けしました。
ワールドツアーモードは個人的にちょっと肩透かし食らった感ありますけど、メインとなる対戦周りが神すぎて、点数を下げるとかにはなりません。
ワールドツアーは初心者の方が対戦に慣れるための導線にもなっていると思うし。
マリーザがメッチャ良いキャラしてるのも最高。
最初に造形だけ見たときは全く好みじゃなかったけど、モーションとか設定とか知ったら「良いな~」って思えるようになった。操作も簡単で良い。
あまり深く考えずに立ち回れるのがマリーザの良いところっすね。難しいことしなくていいっていうか。
『ディアブロ4』同様に、『ストリートファイター6』を買わない選択肢は無いと思う。
今まで格ゲーを触ってこなかった人も、ぜひ触ってみて欲しい。
モダン操作が本当に革命的存在になっているので。人気ストリーマーの釈迦さんとかの飲めり込みっぷり見たら、格ゲーやったことない人もプレイしたくなるはず。
配信界隈も、格闘ゲームとは思えないほど異常な盛り上がりを見せていますし、カプコンよくやった!と言いたいです。
キャラに関しては色々ヘイトがあったりするけど、それは格ゲーの風物詩みたいなものなので仕方ありません。叩かれないキャラが居ない格ゲーなんて存在しないので。
今回の記事は以上です。
P.S.格闘ゲームを遊ぶのに高いアケコンなんて買う必要は全く無いので、変な印象操作の記事・格ゲーエアプの発言には惑わされないようにしてください。関連記事参照。
いってみましょーさんの実況は中毒性ある
ワールドツアーはクリーチャー体型だとリーチとかで色々大変だから通常体型がいい
キャミィからの極秘ミッションもいいぞー
>>ワールドツアーはクリーチャー体型だとリーチとかで色々大変だから通常体型がいい
これはバトルハブのアバターバトル2戦だけやって実感できましたw
下半身デカくしすぎたせいか、パンチのリーチが超短くなって致命的な弱点になっていました。
モダンでブロンズうろうろしてる者ですが、アールさんの実況は慣れちゃうと手放せなくなりますね!
誤爆でCAぶっぱしたときに「何かやってるぞー!?」と半煽りみたいな実況されてディスプレイの前で笑ってしまいましたw
アール実況最高ですよね。実際の実況と遜色ないレベルの雰囲気を自分の試合で味わえるの凄いと思います。
管理人さんの記事を読んでスト6購入しました。
格ゲー自体ほぼやったことない初心者ですが、モダン操作のおかげですごく楽しいです。
記事読んでなければ買うことなかったジャンルなのでスト6に出会わせてくれた管理人さんに感謝です!
格ゲーやったことない人も是非やってみてください!
自分の記事がキッカケでスト6を触っていただけたのなら、とても嬉しいです!
自分も管理人さんと同じで10点満点です。
これでスト6が流行らなかったらそれは作品の出来云々じゃなくて、
格ゲーっていうジャンルの限界なんだなと諦めがつく。
そう言い切れるくらいスト6は神ゲーです。
まだ未プレイの方がいたら是非!
スト6は本当に革命っすね~!
長く流行って欲しいものです。DLCキャラのラインナップがかなり残念なのがアレですけど……w