Amazonでキンドルアンリミテッドに登録していると『NEW GAME!』が8巻まで無料で読めます。
ちょっと無料でなにかマンガ読もうかなとラインナップを眺めていたら視界に入ったのがこのマンガだった。
普段の自分だったら絶対に読まない画風のマンガなのだが、ちょっとなんとなくで読んでみた。無料だしね。
メッチャ面白かった。
8巻まで一気読みした。
ネットでよく見た、「今日もいちにちがんばるぞい!」も出てきて感動した。このマンガのセリフだったかと。でも、作中で1回しか言ってなくね?と感じた。少なくとも8巻まで読んだ時点では1回しか言っていないはずだ。
メチャクチャ有名なセリフなのに1回しか使ってないってすごいなと。このセリフ的にも、結構な頻度で使われると思っただけに衝撃的だった。
本作はゲーム開発に携わるキャラクターたちの苦楽、成長を描いたストーリーになっていて、ゲーマーの自分としては楽しみながらも興味深く読むことが出来ました。出てくるキャラクターも、どれも可愛らしくていいですね。
男性が全くと言っていいほど登場しないのは『バンドリ』みたいな世界観でちょっと笑った。完全に男という存在が邪魔者みたいなの、笑う。
面白かったのだが、それと同時に自分が惨めに感じたのも事実である。
主人公の涼風青葉を含め、作中のキャラクター達は、みんな頑張って生きている。職場の仲間と時には協力し、時には競い合いながら成長していった。
無職の自分が辛くなった。
こんな18歳の若い子が頑張っているのに、俺は何も成長しないまま歳だけ食った無能のオッサンになってしまった。これは自分が怠惰な生活を送ってきたからのツケなのだから仕方ないけど。それでも、このマンガのキラキラした世界観は、あまりにも眩しすぎた。
作者が実際にゲーム業界に居たということもあって、内容も多分リアルにあったことなんだろうなと思う。実際にゲームを開発するときはこういうことがおこなわれているんだなって知ることが出来て、面白かった。
でも、これはなんか、本当に良いゲームを作ろうとしている会社の環境なんだろうなと感じた。
クソゲーを作っている会社のバージョンのマンガを読んでみたい。
プレイすれば速攻で理解できるクソゲーが世に出ることってままありますけど、そのクソゲーを作っている人達って、どう思いながらクソゲーを作ったのだろうって気になります。
「これクソゲーだけどもうどうしようもないからこれでいくしかないよな」とか、そういうこと言い合いながら作っているのでしょうかね。色々板挟みで葛藤とかあったりして、どうしようもなくなってクソゲーで出さざるをえなかったとか。
そういう、クソゲー開発者目線のマンガもあったらいいなとか思ったりした。
本記事は以上です。9巻以降は無料で読めないので、残念ながらここまでです。
キンドルアンリミテッド会員の方は、『NEW GAME!』興味があれば読んでみてください。ゲーマーなら楽しめると思います。
キンドルアンリミテッド会員は色々な本が無料で読めるし、オススメです。マンガはだいたい1巻だけとか途中の巻までしか読めないようになっていてイライラすることも多いですけど、コスパは最高です。ファミ通も無料で読めたりします。