『漢検2級CBT』感想・結果報告。初挑戦で無事に合格。総勉強時間は200時間以上。蹞歩して休まざれば跛鼈も千里……！

みなさんこんにちは。

お待たせしました。漢字検定2級の合格結果が届きました。

自分はね、読者さんの気持ちが分かるので勿体ぶらず言います。そこらのユーチューバーとかだと再生時間を稼ぐために「合否の結果は……！」みたいな感じで長い前置きとか入れると思うんですけど、自分は読者に寄り添った優しいブログなのでサッと格好良く言っちゃいます。

合格です。
（タイトルにも書いてあるけどね～）

まあこのデカい封筒で来た時点で勝ち確なんすよね。賞状が入っているから、合格の場合はデッカい封筒で届きます。

あっこれ合格のやつじゃんってね。スト5で言うなら残り体力僅かの相手をピヨらせたくらいに勝ちを確信出来る状況なわけです。

さて、中身を見ていきますか。

試験結果の詳細

点数はね、200点満点中189点。
（「これはね、ミキプルーンの苗木」風に読んでください）

合格ラインが155点だったので、超余裕の合格です。試験を受けたあとの記事で「自信はまあるかな」と言いましたが、余裕をもっての合格でした。

個人的には四字熟語関連が激ヌルだったのが嬉しい。しっかりと勉強したところが出てくれました。大きな得点源となる書き取り問題も48点でほぼパーフェクトです。

部首を1個やらかしたところがあって、それがなければ190点届いていました。悔しいね。最初は正解書いていたんですけど、時間ギリギリになって「やっぱこっちか？」と思って書き直したら、それが不正解で最初に書いてたのが正解でした。まあ、悩んで書いた時点で知識としては身についていない証拠なので、結局はダメってことなんですけどね。

部首はやっぱ苦手だな。

今後の勉強方法は「部首」の分野を中心に勉強しましょうと言われました。

しませんけど。

準1級の問題に部首は出てきませんから、漢検2級に合格したらあとはおさらばウッヒッヒよ。

ちなみに本試験の合格率は21.3%でした。
追記訂正：昨年度の平均合格率の間違いでした

CBTの感想

自分はCBTという、パソコンを使っての試験を受けました。

普段からパソコンを触っている方なら、CBTの試験でも問題ないと思います。パソコンを普段触らない人にはCBT試験はオススメしません。

自分の場合はタイピング速度には自信があったので読み問題などは速攻で終わらせられましたが、タブレットを使った書き問題がやりづらくて、何度も書き直すことが多くて、そのせいで見直し時間が結構ギリギリでした。

字を上手く書くのが難しかったですね。自分の予測した着地点に字が書かれず、はみ出したりして、そうなったときは全消しして書き直す。そういうのを何度もやりました。消しゴム機能もありますが、それは使わないほうがいいかと思います。書き直すなら全消ししたほうが安全かと。

結果を見ると書き取り問題は確実に書きを間違えた1問以外は正解だったので、そこまで綺麗な書き方は要求されないのだろうとは思いました。

まとめ

以上、漢検2級の合格報告でした。

跛鼈千里（はべつせんり）

自分が漢検の勉強中に出会った四字熟語です。

蹞歩して休まざれば跛鼈も千里、累土して輟まざれば丘山も崇成す。
（足の悪いスッポンでも休まなければ千里を歩ける。手を休めず土を積み上げれば高い山も作れる。）

能力の劣るものでも努力を続ければ成功するという意味です。

自分は1月22日から始めた漢字の勉強を、1日も休まずに続けてきました。メチャクチャ頭の悪い自分でも、休まずに勉強を積み重ねることによって、漢検2級という自分にとっての偉業を成し遂げることが出来ました。

この四字熟語は自分の座右の銘となりました。

自分が漢検2級合格までに歩んだ道程、それこそがまさに跛鼈千里なのです。

総勉強時間は多分250時間くらいかな。200時間は確実に超えています。書いた文字数は単純計算で6万字くらい。これでも「勉強時間が足りない」「本気度が足りない」みたいな謎のマウントコメントを2名にされましたが、余裕をもって受かりましたよ。というか自分にマウントコメントしてきた方、漢検2級に受かってるってことですよね？それならマウントコメントじゃなく、勉強のアドバイスが欲しかったですね＾＾；

さて、次に目指すは漢検準1級です。すでに絶賛勉強中ですが、漢検2級とは比べ物にならない難易度なので大変です。が、面白くもある。漢字の世界をまだまだ堪能します。

漢検準1級の勉強の一環として、昔の文学作品も読んだりしています。

文学作品が問題部分として出題されることが多いらしく、夏目漱石、泉鏡花、芥川龍之介などの作品を読んだほうがいいとヤフー知恵袋で語られていました。

泉鏡花は「高野聖」と「夜行巡査」を読んだのですが、文章がオリジナリティに溢れすぎていて、文字を読むのも意味を理解するのも困難過ぎました。

……まあこんなところですかね。

まだ漢検2級に関しては言いたいこともありますが、今回は合否結果の報告ということで、ここまでにしておきます。もうちょっと、語りたいことがありますが、それはまた別の日に。

最後に。応援してくださった方、漢検2級の書籍を買ってくれたqweさん、ありがとうございました。

2020年1月22日から開始された長きに渡る戦いを、合格という形で読者の方に報告できて良かったです。