『日本漢字能力検定』2021年2月14日におこなわれた検定の標準回答が公式サイトに公開されました。
午後に公開する予定と記載されていましたが、午前中、普通に公開されていました。
標準回答ページへのリンク:https://www.kanken.or.jp/kanken/topics/2020/20203_5.html
早速、標準回答と持ち帰った問題を見比べて自己採点してみました。
私は準1級を受験したのですが、自己採点の結果は173点となりました。
かなり際どいところです。最高でも173点ということになるので、あとはここからどれだけ削られるかの話になってきます。
「攪動」は、やはり“かくどう”でした。変に色気づいて“こうどう”なんて書くんじゃなかった。文章題の「しんしょ」は自分が書いた通り、“心緒”で正解でした。やったぜ。太田道灌に救われた形。
リンク:太田道灌の漢詩紹介ページ
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「ここう」の3種の書き問題はまさかの「孤高」が出てきて驚きました。多分準1級を受けた人の多くが驚いていたと思います。準1級の問題集で出てくる「ここう」って、“股肱”、“虎口”、“糊口”の3種類なんです。だから最初は脳死で股肱って書いちゃったんですけど、「文章の流れ的にこれは“股肱”ではないな」と気付いて、孤高と答えられることが出来ました。これは結構ハメ問題ですね。脳死で股肱って書いた人、意外に多そう。
自己採点では一応合格ラインを超えていますが、果たしてどうなるか。結果発表を待つべし。