つい最近、バーチャ界で煽りプレイが問題になりました。
煽りプレイによって、1人の女性プレイヤーが心を傷つけられ引退したという話です。
自分はこの件をキッカケに深く考えました。どうすれば格ゲー界から争いが無くなるのかと。そして、思い付きました。万事解決する、画期的なシステムを。
その名も「LAW・CHAOSシステム」です。
これだけでも何となく察せた人も多いのではないでしょうか。これはランクとは別で、プレイ傾向の指標となる称号です。
簡単に言いますと、ゲーム中の行動でロウカオスゲージが上下していきます。
プレイ開始時はニュートラル(一般人)ですが、プレイを重ねることでロウ(秩序)かカオス(混沌)、必ずどちらかの勢力に所属することとなる。(10試合程度こなしたら強制的に振り分け)
武士道精神溢れる健全なプレイを心がけるとロウ寄りに、クソプレイ(挑発、試合後の死体蹴りなど)をしているとカオス寄りになります。
ロウ、カオス内でも段階的な称号があります。ロウプレイを追求していけば最終的には正義執行人に、カオスプレイを追求していけば最終的には無法者になる。
・屈伸
・死体蹴り
・弾キャラに対して開幕前跳び
・起き上がりに無敵技ブッパ
・-2Fから無敵技ブッパ
・いきなり大ゴス
・いきなり突進技
・エイジスリフレクターを使う
・コマ投げを使う
・立ち大K空振り後不抜
カオス称号になった人でも、カオスプレイを封印して聖人プレイを続けていればロウ称号になることも可能。
「で、これが何なんだよ」って思う人もいるでしょう。話はここからです。
要は、ロウ勢力の人はロウ勢力の人としかマッチしません。カオス勢力はカオス勢力の人としかマッチしません。
つまり、清廉潔白なロウ寄りの人なら、ロウプレイヤー同士で健全な試合を楽しめる。カオス寄りの挑発上等のプレイヤーなら何でも有りの混沌な試合を楽しめる。
……といった塩梅です。これなら一切争いのおこらない世界になるでしょう。
それだけだとちょっと面白味に欠けるので、毎月7の付く日は「カタストロフィ」と題して、ロウプレイヤーとカオスプレイヤーが入り乱れるマッチングになります。
「カタストロフィ」の日だけは、ロウプレイヤーはカオスプレイヤーとしかマッチングせず、その逆もしかりでカオスプレイヤーはロウプレイヤーとしかマッチングしません。
普段はマッチングしない、気に入らないプレイスタイルの相手と格付けする機会となります。ランクポイントの獲得量が1.2倍になるなど、イベントならではのメリットも用意しておきましょう。
武士道精神溢れるプレイを心がけ、正義執行人(LAWルートの最上級)の称号になった人は多くのプレイヤーから尊敬される対象になると思います。灰皿ソニック上等のゲーセン世代の人ならば、CHAOSルートを極めて無法者を目指すのもいいでしょう。
7の付く日「カタストロフィ」以外はお互いが干渉することもないので、ロウの人は死体蹴りや挑発にイライラしたりすることもないし、カオスの人は遠慮なく死体蹴り出来ます。
このシステムがあれば、格ゲー界に平和が訪れると思います。
短いですが、以上が格ゲー界から争いを無くすための私からの提案となります。
新しい格ゲーを作る開発者さんが見ていたら参考にしてください。
このシステムを採用するとマッチングするプレイヤーが激減しますが、そのデメリットは見ないようにしましょう。