【PS4】『エルデンリング』評価・レビュー。期待していたほどの神ゲーっぷりではなかった！期待しすぎた故の期待ハズレ。30fpsで非常に目が疲れる、グラはそこまででもない。オープンワールドは良いが……。

期待の新作『エルデンリング』のファーストインプレッションを語っていきたいと思う。

ダークソウルシリーズで有名なフロムソフトウェア開発、骨太アクションRPGだ。今回はオープンワールドになっているし、そこにも期待していた。

前評判でメタスコアが97と騒がれていたのは知っていたが、個人的にはそこはあてにしていなかった。

レッドデッドリデンプション2（RDR2）のことがあったのでね。RDR2はメタスコア97でしたが、個人的にはクソ過ぎて1/10評価をつけました。

まあそんなわけで、合う合わないがあるし自分で遊んでみないことには分からんってことです。

エルデンリングは現在レベル28までプレイしました。自分はこの手のゲームが苦手なので、耐久力メインの育成をしています。

HPさえ上げておけば、あとはマルチプレイで味方がどうにかしてくれるだろうという浅ましい考えです。

では、感想に移ります。

エルデンリングの評価・感想

オープンワールドについて

オープンワールドの探索は結構面白い。

冒険開始してすぐ、味方っぽい感じの風貌のやつに近寄って殺されるのは通過儀礼的なところがある。お前敵かよみたいな。

てっきり冒険のいろはを教えてくれるNPCかと思いましたよ。

馬に乗って、ファストトラベルポイントを開拓していくのは楽しかったです。

道中で強そうな敵といろいろ遭遇しましたが、怖くて戦えず。超デカいクマが居たり、不気味なタコ型モンスターが居たり、恐ろしい世界です。

いま馬で走り回ってここまで探索しましたが、マップはまだまだ埋まらない。地図も一つしか手に入れていません。

この広大なマップを散策するのは楽しい部分ではあるんですけど、後述する30fpsだったり、そもそも戦闘難易度が高いから散策は出来ても戦闘はどうしても避けがちになるっていうのがマイナスポイントとなる。

自分がアクション苦手なのもあって、雑魚戦でも回復アイテムガブガブ使ったりするから、道中の雑魚戦もそんなに気軽に戦えたもんじゃない。

しかし、30fpsで目がメッチャ疲れる

自分は長いこと『APEX LEGENDS（バトロワFPS）』をプレイしていたこともあって、エルデンリングの広大なフィールドを30fpsで冒険するのは非常に目が疲れました。

最初の2時間くらいは本当にしんどくて、プレイ断念しようか考えたくらいです。

視点移動は意図的に抑えめにしておかないと、APEXプレイヤーはマジで目がやられると思う。

30fpsであることは相当不評で、ツイッターでも30fpsだからという理由で購入を避ける人もいました。

エルデンリング
PS4→安定はしているが30fpsしか出ない
PS5→本体が売っていない
PC→最適化が甘いらしくスペックが足りていても重いらしい？

PC最適化来るまで待ったほうが良い…？

— Fukahire† (@old_fukahire21) February 25, 2022

エルデンリングやりたいけど30fpsでやる気はしないのでダクソやる

— エスタルゼ (@F_Estalze) February 25, 2022

PS4版エルデンリングやばいな
奥行きあるマップ出ると30fpsのせいで初めて酔いそうになる

— 奈覇屠マン (@nahatkun) February 25, 2022

自分もここまで視点移動がしんどいゲームは珍しいと感じましたが、これは先述したように自分自身がAPEXで長いこと50～60fpsに慣れていたのが大きいと思う。

難易度は当然高い

これは多くの人にとっては期待通り？なのかもしれないが、難易度は当然高い。

とにかく死にまくる。PS4版はロードが割と長いから、死ぬことが結構ストレスです。

オープンワールドの散策時は、この死んだときのロードが嫌だからどうしても無茶はしなくなる。普通のオープンワールドゲーと大きく違うところです。気軽に戦闘みたいなことは自分は出来ない。

スリル、ハラハラ感はあります。

難易度は高いが、マルチプレイという救済処置もあるので、自分自身で縛りを設けていないのであればガンガンマルチプレイで進めていけばいい。ボス戦などは召喚サインも多く設置されているだろうから、ソロが無理ならマルチで突破出来るはずだ。

自分自身、最初の難関“マルギット”はマルチプレイで撃破しました。

攻略スタイルは人それぞれなので、辛くて投げ出すくらいならマルチプレイで突破しちゃおうぜ。

自分はマルギット撃破後、レベルを上げたあとは助っ人側になってマルギット討伐を手伝ったりもしました。

無事に討伐のお手伝いが成功して、こっちも嬉しくなりましたよ。

ソロ攻略も良いと思いますが、こういうマルチプレイも良いと思いますよ！！

マルチプレイが煩雑

マルチプレイをするための行程が結構面倒だ。

ホストでプレイするためには、消費アイテム“鈎呼びの指薬”を使う必要がある。これはフィールドで拾える落葉花2つで合成できます。

まず消費アイテムが必要になるっていうのが面倒。
（ゲスト参加なら消費アイテム不要）

そして、そのあとの他プレイヤー呼び出しにも時間が掛かる。召喚サインに触れて他プレイヤーを呼び出すわけだが、2人一気に呼ぶことは出来ない。

1人を呼び終わってからじゃないと、2人目を呼べない。なので、1人目に召喚された場合は2人目が到着するまで少し待つ必要がある。

マルチプレイを始めるまでそこそこの時間を要するのがイヤですね。

※2月27日追記：消費アイテム“鈎呼びの指薬”はプレイを続けていけば余裕が出来るようになりました。

メッセージのゆるい繋がりは○

オンラインに繋いでいれば、他人が記したメッセージを見ることが出来る。

ソロプレイをしていても他プレイヤーから冒険のヒントを得られるこのお馴染みのシステムは良いところです。

敵が待ち伏せしていたり、危険がありそうなところにはだいたいメッセージが置かれているので、攻略の参考になる。

初見の怖そうなダンジョンでも、他冒険者のメッセージがあれば少しは気持ちが落ち着く。「みんなここを通っているんだ、俺も頑張ろう」ってね。

落下死を誘導するような罠メッセージもあったりするので、そこは気をつけましょう。

まとめ

個人的には、想像していたような神ゲーからは遠く離れていたものになっていた。

かなり期待していたゲームなので、去年11月に公開されたゲームプレイトレーラー以外の映像は一切見ないでワクワクして待っていたわけだが、蓋を開けてみれば別に神ゲーではないなと思ってしまった。

クソゲーかというと全然そんなこともないのだが、目新しさは無いし、30fpsだし、グラフィックも別段良いわけでもないし、期待しすぎた故の期待ハズレという印象が強い。

Steam版やPS5版では色々問題もあるらしい。30fpsが嫌だからってSteam版を遊ぼうと思っても、そっちにも問題があるみたいな。

フレームレートが安定しないみたいで、評価は賛否両論になっている。

今のところつまらないわけでもないのでプレイ自体は続けますが、クリアまで遊ぶかと言われたら微妙なところです。フィールドさまよっている割には装備があまり更新できていないのが残念。強い装備はどこに落ちているんだろう。

私からは以上です。

暫定的に点数を付けるなら10点中8点あたり。

2月27日追記：更に感想雑記も執筆したので、興味があればそちらもご覧ください。現状は普通に面白いゲームです。