※この記事は2016年4月22日06:15にライブドアブログで執筆した記事。改行を入れて多少読みやすくして復刻。続編の日本発売が決定したので復刻させました。画像はブログ移転に伴って消失しています。
こんばんは
今回は4月14日に発売されたPS4ソフト「ディヴィニティ オリジナルシン エンハンスドエディション」のレビューをします
プレイ時間 25時間
個人的評価 ★★★★☆
俺自身は楽しめていますが、決して万人にオススメ出来るゲームではありません
でも興味が沸いたなら買っちゃえ!って言いたいね
音楽もゲームの雰囲気に合っていて素晴らしいんですよ
まず最初に★1つ減らした理由を書きます
マイナスポイント
・移動速度が遅い
スターオーシャン5に続いてこのゲームも移動速度が遅いです
海外でもこの部分は指摘されていたみたいですね
あと1.1倍~1.2倍くらい速くしても良かったんじゃないかな?
・地形効果の範囲が分からない
レインを使って敵を感電させようとするも、どこまで水たまりになっているのかが非常に分かりづらく自身も感電してしまうパターンが結構ある
・若干ロードが長いか?
ロードが長いのは仕方ない部分もありますが、難易度の高さ故に結構全滅ロードを繰り返すのが多いのでロード時間は若干気になるところ
が、この部分はそこまで評価に影響してません
このゲームは昨今のゲームに比べて不親切に感じる設計になっていてかなり人を選びます
不親切ポイント
・合成システムがあるのにチュートリアルが一切無い
・クエストマーカーが無く自分の足を頼りに物語を進めなければいけない
・育成システムが取っ付きづらい
不親切なポイントがマイナス評価になるわけではありません
育成や合成は思考錯誤の楽しみが出来て、クエストに関しては自分で考えないと先に進めないようになっています
自分は冗談抜きで頭が悪く、スカイリムやフォールアウトでも人の話があまり理解できません
スカイリムなんて実績コンプした割にどんな話だったのか全く思い出せないくらいです
昔の実績コンプ記事はこちら
いろんな人の名前や固有名詞が出てくると頭がこんがらがって整理が出来なくなります
なのでオープンワールド系のゲームは脳死でクエストマーカーをひたすら追うようなプレイをしています
でもディヴィニティの場合は、クエストマーカーが無いので自分の足で考えて進まなければいけません
マーカーが無いのでアホ面しながらマーカーを追うことが出来ない
つまり意地でもストーリーを読み取らないと道は開けないわけです
それが自分にとって凄い新鮮で、面白い部分になっているんや
合成も手を出さないとずっと訳が分からないまま終わってしまうのですが、使い方を理解すれば冒険を楽しく、便利にするのに一役買ってくれます
例)武器+属性のエッセンスで属性が付与されたり、まくら+ナイフで羽が出来るなど
ググれば色々な合成が出てきたりすると思うので調べたりするのもいいでしょう
レベルアップだけでなく知識もこのゲームではかなりの武器になる
なので、2週目をやるとしたら1週目よりも更に楽しく遊べるのでは?と思う
以上のように、ある種不親切な部分がこのゲームの面白さに繋がっています
ただ、これを本当に不親切だ!クソゲー!激おこプンプン丸!ってなってしまう人もいるだろう
それがこのゲームを他人に勧められない理由ですね
勘違いされやすいこと
ディアブロっぽく見えるのでガンガン敵を倒してハクスラを楽しむゲームだと思われそうなのですが、これは違います
敵は有限です
リポップしません。このゲームでリポップされたらウザいことこの上ないのはプレイすれば分かるはず
そのかわりに一戦一戦が重く、スリリングな戦いになっていて戦闘はかなり面白いです
敵を倒していってジワジワ探索範囲を広げていくのがこのゲームの魅力のひとつですな
クラシック(ノーマル)難易度ですらそれなりに難しくなっていて自分は最低難易度に下げたくらいです
まとめ
人を選ぶゲームだと自分は言いましたが、案外国民的RPGのドラクエが好きな人はこのゲーム楽しめると思うんです
ディヴィニティのシステム自体は慣れるまで取っ付きづらいのですが、色んな人に話しかけて情報を集めてストーリーを進めていくのはドラクエも同じですよね
このゲームをプレイしたとき、ファミコンやスーパーファミコン時代の懐かしさのようなものをきっと感じるはず
予約特典の冊子が無い人なんかは、あまりに不親切過ぎて説明書がない裸のファミコンソフトを買ったときのような手探り感を味わえるでしょう
だから、このゲームを知らないけど、触れば絶対に楽しめるっていう潜在的なユーザーはまだまだ沢山いるような気がして、このゲームが初週1万本も売れないのは残念な気持ちになりました
このゲームを国内で知名度が低いままにしておくにはとても惜しい作品だと感じました
ちなみにプラチナトロフィー取得率はなんと0.1%
RPGの中では最高レベルに難しいということでしょう
全滅したらデータ消去のオナーモードが最難関になっているようです
難易度タクティカルを少しでも触ればこのトロフィーがいかに恐ろしいものか分かるはず
RPGのトロフィーは時間を掛ければ誰でもトロコン出来るようなイメージがありますが、このゲームはそうじゃありません
トロコンしてる人いたら本当に凄いと思います
なので、トロフィーを収集を目的にゲームしている人、いわゆるトロファーにも挑戦してもらいたいタイトルですね
ディヴィニティを触るきっかけを作ってくれたスパイクチュンソフトには感謝しています
少しでも興味が出たら公式サイトに行ってローカライズプロデューサー本間さんの解説動画を見ることをオススメします
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