『ストリートファイター5 アーケードエディション』今回は初心者向け(コーリン使い)記事となります。
最近ダイヤモンドリーグに上がった管理人が、新たに初心者へアドバイス出来ることが何かないかなと考え、本記事を書くことにしました。
ダイヤ昇格後はカジュアルマッチに籠もっていて、545試合こなしての勝率は50%程度です。格上と当たりやすい無差別ランク帯の戦績としてはまあ良い方なんじゃないかな。知らんけど。
今回はCFNでブロンズ帯のコーリンのリプレイを眺め、どこがダメなのかを突っ込んでいく記事です。これを見ればブロンズ帯の人に足りていないものが多少は分かるかなと。
予想以上に文章が長くなってしまったので、リプレイを見たのは3名だけに留まっていますが、ブロンズ帯の方への参考になれば幸いです。
(当初はシルバー~ゴールド帯の立ち回りについても書くつもりでしたが、ブロンズ帯の3名をピックアップするだけで4500字超えてしまったので断念。)
では、いってみましょう。
LP898コーリンのケース
Vスキル使いすぎ
この方はVスキルを使いまくっています。
数えたところ、1ラウンド中に12回も使っていました。
コーリンのVスキルは当身属性となっていて、全ての打撃を無効化出来る強力な技ではあるんですけど、ガードされると-8Fで手痛い反撃が確定します。ブロンズ帯なら安い反撃or反撃すらないこともあるってことで連発してるのでしょうが、これはガチで止めたほうが良いです。
自分も当然使うことはありますが、リスクも大きいのでこんな乱発するような技じゃないです。
データを見たところ、2788試合もこなしていたので、上手くなるつもりは無いのかなと感じました。ぶっちゃけ、こういう何も考えていないような立ち回りだと絶対に上手くならないです。
LP1364コーリンのケース
ジャンプ攻撃からのコンボが出来ていない
この人の飛びからの攻撃手段というのが、ジャンプ中キックから屈中Kを使うだけだった。
飛びが刺さっているのにコンボの威力が低すぎて勿体無い。
時々タゲコンを使っていたので、屈中Kに繋ぐよりタゲコンメインにしたほうがいい。
あと、ジャンプ攻撃の起点はそもそも中Kではなく、強Kにしましょう。めくりに行く場合は弱K。
ジャンプ攻撃では基本中Kは使わないものと考えてください。
(距離が離れている場合や、突進技を警戒して垂直ジャンプで“置き”たい場合は除く)
屈中Kがヒットしたのに何故か下がる
屈中Kがヒットした場合、コーリン側が3フレーム早く動けます。
この人の場合、屈中Kがヒットして有利フレームを勝ち取ったにもかかわらず後ろに下がっていたので、みすみす追撃のチャンスを逃しています。
屈中Kがヒットしたら、基本的には立ち弱Kを繋げるのがベスト。
屈中Kヒット→立ち弱Kの連携は無敵技、ごく一部の技以外なら負けません。フレームは分からなくても、ここはとりあえず覚えておいてください。
ちなみにガードされた場合でもコーリンが1フレーム有利です。ガードされてもとりあえず立ち弱K使ってください。無闇に中攻撃や強攻撃で反撃しようとする相手には勝てます。
屈中Kが“カウンターヒット”すると立ち弱Kがコンボとして繋がるよ。
受け身を取らない
これは初心者によくあるパターンでしょう。
受け身はなるべく取りましょう。相手に強力な技で起き攻めされてしまいます。
まあ、相手の人もブロンズ帯なので何故か置き攻めしてこなかったけど、受け身は取りましょうw
ただ、受け身を取るとセットプレイで表裏を食らうとか、そういうパターンもあるので受け身を取るのが100%正解とも限りません。
無闇に屈大Kを使わない
屈大Kは無闇に使わないようにしましょう。ガードされると反撃が確定します。
特にコーリンの屈大Kは他のキャラよりもスキが大きいです。下手に空振ったりしたら地獄見ます。
屈強KはVトリガーでキャンセル出来ないときはなるべく使わないでください。
相手の屈強Kをガードしたとき、反撃として使いましょう。
ちなみにコーリンの場合は屈強K(1段目ヒット)からパラベラムへキャンセル出来ます。
相手の屈強Kへのお仕置きダメージが高いのはコーリンの隠れた魅力ですね。
一番ダメ:Vトリ発動できずに倒される
Vトリ発動出来ずに倒される。これは絶対やっちゃいけないパターンです。
コーリンの強さの7割はVトリガー2と言っても過言ではないです。
(この人はVトリ1使ってますけど、Vトリ2のほうが100%強いです。)
生発動(コンボ中ではなく、攻防が起きていない状態での発動)でもいいから、とにかく使ってください。特に、あと一発食らったらスタンしてしまうという状況。
コーリンのVトリガー2は劣勢状態からでも逆転出来る可能性を秘めています。立ち大Pをクラカンで当てるだけで、形勢は一気に逆転します。
だから、Vトリ発動せずにやられるっていうのは本当に避けてください。
Vトリが発動出来たら中距離で立ち大Pブンブン振りまくってください。クラッシュカウンターヒットしたら前ダッシュで詰めてコンボを決めましょう。
(大Pブンブンは飛びには弱いので、そこは気を付けてください。)
3試合眺めてたんですけど、この人はVトリガーを一度も使っていませんでした。非常に勿体無いです。
この方は屈強Pでの通常技対空がしっかり出来ていて相手の動き自体はしっかり見えているようだったので、コンボとVトリ中の立ち回りを覚えれば一気に強くなれるタイプだと思います。
LP1763コーリンのケース
ゲージがあるならなるべくEXパラを
上記のLP1364コーリンの人もそうだったんですけど、EXゲージを腐らせていることが多いです。
EXパラベラムへ繋げられる時も、強パラを使っています。上記シーンではEXパラを使ってラインを上げたほうがいいでしょう。
※ラインを上げる…画面端へ追い込むこと
また、2ゲージあればEXパラから表裏のコンボも可能です。
この表裏は過去記事でも紹介していますが、ここで今一度紹介しておきますね。
ブログ用https://t.co/niPSYORWK1 pic.twitter.com/BjzAJItqJg
— mtg@eスポーツ愛好家 (@magic_game60) 2018年10月16日
EXパラベラム→キャンセルEXバニティ(中K+強K)→空中で中K→着地時に立ち弱Kを使うと裏にまわります。
立ち弱Kで裏にまわったあとはフレーム的には不利なので小技で暴れられると負けますが、この表裏はダイヤ帯でもたまに出すと通用します。初心者帯ならほぼ確実に通る表裏だと思うので覚えておきましょう。
ダイヤ帯相手だと流石にネタを知っている人も多いので、自分が使うことはそんなに無いんですけど、ゴールド~プラチナ帯に居たときはよく使っていました。「こいつ知ってそうだな?」と思ったらあえて立ち弱Kを使わずに表落ちして攻めたりするのも面白い。この場合はコーリンがフレーム有利ですしね。
コーリンはEXパラベラム、EXフロストタッチが強力なので、ゲージは積極的に使っていこう。
対空をVスキルに頼りすぎ
この人の場合、全ての飛びをVスキルで対処していました。多分手癖ですねこれ。絶対矯正しないといけないやつです。
距離によっては有りだと思いますが、全ての飛びをVスキルで対処しようとするのは止めたほうが良いでしょう。斬空もしてくる豪鬼戦だと飛びに対しての早出しVスキルは有効だったりしますが。
コーリンだったら対空では屈強Pを使おう。めくりの場合は強フロストタッチ(当身)を使ってください。
フロストタッチ後の起き攻めは弱ヘイルストームを使い、投げor下段(屈中K)orフロストタッチ(無敵技パナし警戒でもう1回起き攻め行きたい場合)orVスキル(バクステ狩り+無敵技ケア)or前ジャンプすかし下段といった攻めの選択肢があります。
起き攻めのプランを見るだけで相手側の防御対処がクソ難しいっていうのが分かりますよねw
なので、当身はマジで強力です。当身自体のダメージが高いのと、強烈な起き攻めがヤバいです。初心者コーリン使いは覚えておいてください。
ブロンズ帯は遅らせグラップをしていない
キーディスプレイを見ていたのですが、流石にブロンズ帯の人は遅らせグラップをしていないですね。
つまり、ブロンズ帯では投げが驚異的に効果あると思います。コーリンの場合は密着で屈弱K→投げが効果的だと思います。この連携は下段に意識を向けさせたあと歩かずにそのまま投げへ移行出来ます。
投げた後はこちらがフレーム有利なので攻撃を重ねていきましょう。前ステップすると相手側が有利になりますが、前ステ→投げも相手が防御を固めていた時の攻めの選択肢になる。
※遅らせグラップについては適当にググってください。
ブロンズ帯の人はクラッシュカウンターの反撃を覚えよう
もうひとつ、ブロンズ帯のプレイを見ていて思ったこと。
無敵技パナしがクッソ多いです。
なんでこんなパナしが多いかと言うと、簡単に攻めを拒否出来るのと相手の反撃が安いからでしょうね。
パナしてきたときのお仕置きを覚えましょう。クラッシュカウンターの最大反撃を覚えるだけでブロンズ帯での勝率は5~10%くらい上がると思います。反撃分からなくて屈強Kだけで終わるのと、最大反撃を決めるのじゃダメージに天地の差が出ます。
コーリンの場合は立ち強K→前ステップ→屈中P→立ち中K→立ち強P→Vスキル。(これがノーゲージの最大反撃。VゲージMAXならVスキル使用後にVトリ発動からダイヤモンドダストで追撃可能。)
ゲージがあるときは立ち中K後にEXパラへ繋ごう。
有利な状況だけど無敵技を予測してあえて攻めずにガード→クラッシュカウンターで最大反撃という読み合いがあるということも初心者の人は覚えていこう。
まとめ:ブロンズがシルバーに上がるために必要なものとは?
以上のことから、ブロンズ帯のコーリンがシルバーに上がるために必要なものをまとめます。
・コンボを覚える
・Vトリガー2は絶対使おう
・普通の立ち回りで屈強Kは使わない
多分、ブロンズ帯は防御なんかよりも攻め(コンボ)を勉強すれば勝てるランク帯だと思う。
反撃とかコンボが安すぎるので、そのせいで勝ちを拾えないパターンが多いんじゃないかな。
コーリン使いはVトリ2の発動を絶対に意識してください。
先述したとおり、コーリンの強さの7割くらいはVトリガー2です。Vトリ2を使わないコーリン=スーパーサイヤ人にならない孫悟空です。
絶対に覚えて欲しいのがEXパラ→キャンセル中バニティステップ→立ち中K→キャンセルVトリ発動→前ステの裏周りです。
ブロンズコーリンの人はまず「EXパラ→立ち中K→Vトリ発動→前ステ」の裏回りを覚えましょう。これだけでダメージ410、スタン値657です。#スト5 pic.twitter.com/pVzmzJEI7W
— mtg@eスポーツ愛好家 (@magic_game60) 2019年7月16日
Vトリガー2を発動させつつ大ダメージを狙える連携、且つレシピも超簡単。トレモで練習してください。このセットプレイは確実に勝率へ直結します。
ちなみにラウンド序盤なら1回だけVリバーサルを使っても大丈夫です。ラウンド序盤で画面端に詰められたらVリバで1度だけ逃げれるってことも念頭に置いておこう。
記事見返して思ったけど、『スト5』って教える人が身近にいるなら速攻で上手くなれるゲームだと思う。
自分がリアルで教えられるならブロンズの人を速攻でシルバーに昇格させられる自信があります。
(コーリンに限るけど)
自分は独学+上手い人の動画を見たりして1年掛けてダイヤまで来たけど、セオリーとか教えてくれる人が身近に居たならもっと早くダイヤに行けていたと思うね。
コーリン使いで周りに教えてくれる人が居ないって人は、管理人の書いた過去記事を見てください。下記2つの記事を見れば、初心者の方は今よりも絶対強くなれます。
今回の記事は以上。ではでは。