『eスポーツ超学校』なるものの設置が、JeSU(一般社団法人日本eスポーツ連合)の公式サイトより発表されました。
⼀般社団法人超教育協会(理事長:石戸奈々子 以下、超教育協会)と一般社団法人日本eスポーツ連合(会長:岡村秀樹 以下、JeSU)は、eスポーツを通じた教育の機会を提供することを目的としたコミュニティ・連絡組織である「eスポーツ超学校」を共同で設置し、活動を開始していくことをお知らせします。
昨今、日本でもeスポーツ熱が高まり、大型大会の開催、プロチームの結成、企業の参入等が相次いでいます。JeSUが経済産業省の委託事業として運営した「eスポーツを活性化させるための方策に関する検討会(以下、e活研)」では、日本におけるeスポーツの市場規模について、波及領域も含めると2025年には3250億円に達する可能性があると試算しています。
こうした産業としての成長に加え、地方創生や共生社会の実現、IoT教育など、eスポーツの持つ社会的意義も注目されつつあります。e活研が2020年3月に公開した報告書※では、今後の検討課題として「eスポーツの持つ教育的価値の探索とそれを支えるエビデンスの取得」を挙げ、eスポーツの社会的な意義に鑑み「各学校や大学・専門学校等の教育関係者、教育分野に係る研究者、教育委員会を含めた関係行政機関など様々な者との連携協力を土台に、一丸となった活動を今後展開していく必要がある」と提言しています。
eスポーツ超学校は、この提言を超教育協会とJeSUが具体的な取り組みとして推進していくために設置するものです。eスポーツ超学校では、eスポーツの教育への導入に関心を持つ大学、専門学校、高等専門学校、高等学校、中学校、小学校によるコミュニティとしてのワーキンググループを形成し、
・共同カリキュラムの作成・提供、修了認定
・eスポーツの教育的効果に関するリサーチの実施、エビデンスの取得
・クラブ活動の活性化に向けた活動などを行っていきます。また、eスポーツ業界の有識者にフェローとして参画をいただき、共同カリキュラムの講師を務めていただくのに加え、ワーキンググループの活動へのアドバイスをいただきます。
フェロー(研究員)として、吉本興業、ときどさん、豊田風佑さんなどの名前も並んでいます。
金の匂いしか感じないのは気のせいでしょうか。
本当にeスポーツ熱、高まってると思います?
まず、JeSUのライセンス認定タイトルを見てみますか。
これらのタイトルの中から、知名度のあるタイトルのTwuich視聴者数をチェックしてみます。
(2020年5月29日18:20頃の視聴者数)
・ストリートファイター5(2929人)
・鉄拳7(1433人)
・グラブルVS(129人)
・Guilty Gear Xrd REV 2(14人)
「スト5」はウメハラさんが配信で2300人ほど集めているので、ウメハラさんの配信が無ければ視聴者数は600人程度になります。
この規模で、本当にeスポーツ、盛り上がってると思います?
こんな、視聴者数が少ないタイトルを集めて、eスポーツの未来が云々言われても……って感じです。ゲーム自体として見ればスト5は面白いのですが、これが配信界隈で盛り上がっていると聞かれると、そうではないと言わざるをえない。上記4タイトル合わせても、スタイリッシュヌーブ氏のAPEX個人配信の視聴者数には敵わないのです。
海外で盛り上がっている『LoL』『フォートナイト』『APEX』などがライセンス認定タイトルに入っていないのも面白い。結局、国内でアピール出来るかどうかっぽいんですよね。
『eスポーツ超学校』の存在は、ももちさんがeスポーツのライセンス制度に対して言っていた「あなたたちは誰なんですか、ゲームが好きな方々なんですか。」感が半端ない。そんなももちさんもJeSUからライセンスを受け取り、JeSUのプロゲーマーになりましたが。まあこれはライセンスを受け取らないと賞金が貰えないという、意味不明な条件があったから受け取らざるを得ない感じもあったかと思います。
さて、eスポーツの未来を担う人材が、『eスポーツ超学校』によって育成されて、そこでゲームが上手くなった人間を応援できるかっていうと、自分は全然そんなこと思わない。
eスポーツ専門学校を卒業してプロゲーマーになった方もいますが、その方は配信しても視聴者は2ケター~100人程度で、果たしてそれで食べていけるのだろうかと、余計なお世話ですが、心配にもなりましたし。
私は、プロゲーマー養成学校の存在に意義を唱えたボンちゃん選手を応援していきたい。
―― 「プロゲーマー養成学校」についてはどう思います?
ボンちゃん:“何教えてんの?”って感じですね(笑)。プロゲーマーになってる人たちって、そういう学校出てる人はいないので。もちろん僕も格闘ゲームしかやってないので、他のジャンルははよく分からないんですが、僕らの周辺の視点で言わせてもらうと、前例が無いので“誰が教えてんの?”みたいな。そこに行ってどうこう、というのはやるつもりはないです。つながりもないですし絡んでいくつもりもないですね。寄らないでくれ、ぐらいの(笑)。
ボンちゃんは、まさに「鳳凰群鶏と食を争わず」孤高の虎です。そんなボンちゃん選手を当ブログは応援していきます。
学校に“超”って付けるのもフザケてる感じがあるし、こんなとこで養成されたゲーマーがプロになったとしても、生粋のゲーマーとしてなんか見れない、というのが自分の本心です。
プロゲーマーというのは、やはりゲーム狂であってほしい。sakoさんやウメハラさん、藤村さんみたいに、ゲームが好きで好きで好きでやり込みまくって、その結果、ゲームしか生きる道が無くて、それでプロゲーマーになった人みたいな人が良いですね。
学校で養成されて、それがプロゲーマーってのも、なんだかなって思うのは、古い思想でしょうか。
スト5やってないのにスト5のプロゲーマー名乗っている不届き者もいますが、視聴者は、そういうものをしっかり見ていますからね。
個人的には、ゲームと普通のスポーツの境目ってあんまりないと思ってます。突き詰めればどちらも遊戯であって、その遊戯で自分が突き詰めた技量を他人に魅せて、他人を楽しませることができるかっていうモノだと思うので。その「魅せて楽しませる一般人達が金を落とす」ことで初めて職業(プロ)として成立すると思うんですよ。
eスポーツが電子ゲームを母体とする上での問題はいくらでも挙げられますけど、一番の問題は、見るために金を落とす一般人の分母の差だと思うんですよね。そこの差って突き詰めれば「その遊戯に傾倒する人口」の差であり、電子ゲームの上限はそれが「特定のタイトルに傾倒する人口」まで制限される。「電子ゲームの全て」で括って勝負できるならまだしも、ソシャゲで覇権を取ったパズドラやモンストだって、一タイトルだけではサッカーやチェスとは歴史が違いすぎて勝負の舞台にすら立てない。その舞台に立つには、一タイトルだけで数十年は継続人気を維持する必要があると思います。
ゲームのファンがタイトルごとに個別である以上全体で勝負できないのに「eスポーツ」なんて全体で括る言葉を流行らせようとしている時点で、先行きは明るくはないですね。
某有名女性ゲーマーの二人もスト5やっていないのにプロ扱いですからね
○○○さんは未だに公式サイトのチーム紹介でストリートファイター5を
主戦場にしていると書いてあって、この前Youtubeで格ゲーよりもスマブラの方が
「おっ」となるのが多いとDisっていました
自分がやりこんだゲームをああまでけなせるのかと心底思いましたね
チョコブランカさんがスト5のプロ名乗っている限り、胡散臭さは一生消えないですね。
ちなみにYoutubeでスト5をけなしてスマブラを持ち上げていたのは「はつめ」ですw
プロゲーマーって「このゲーム好き過ぎて職業になるレベルまで極めてしまった」みたいな人ばかりですよね
この養成校のノリだと「ゲームなら楽して食ってけそう」的な考えの人ばかり集まりそうで不安です
ですね。だからこそ同じゲーム好きとして応援出来るわけですし……。
「超」って名前がつくと、ニコニコ関連のものと連想してしまうので、余計印象が悪くなります。