スマホアプリ『モンスターハンターライダーズ』プレイした当初はクソゲーという評価をくだした本作ですが、先日のハーフアニバーサリーを迎え、その評価を改める必要が出てきました。
なので、再レビューします。自分がゲームを再レビューするのは、『APEX LEGENDS』に続いてこれが2作目です。評価を改めるのはかなり珍しいケースです。
未プレイの方に説明しておくと、本作はタイトルが表す通り、人気シリーズ『モンスターハンター』を題材としたゲームになっています。
ただし、ジャンルはアクションではなくRPG。ハンターとオトモン(モンスター)の組み合わせがカギを握るバトルシステムです。
ハンター、オトモンはそれぞれ個別に技や特性が設定されており、特定のタッグを組むことでも能力が上がったりします。火属性技を使えないハンターでも、リオレウスをパートナーに選べば火属性技を使えるようになるなど、オトモンの要素はゲームを攻略する上で非常に重要です。ハンターとオトモンの絆が売りのゲームでもありますからね。
簡単にゲーム性を説明したところで、レビューに移りましょう。
まさに“新生”したと言えるアップデート内容
オート周回の速度が3倍から5倍へ
オート周回の快適度が爆上がりしました。
その速度は3倍から5倍へ。周回数を指定出来るようにもなったし、周回中に報酬を確認出来るようにもなったので、必要な数だけ素材を取れたらその時点で周回を中断するという選択肢も取れるようになりました。
普通に出発して、戦闘中にオート周回したいと思ったら、左上のメニューにアクセスすればオート周回を設定出来ます。通常の戦闘でオートだと3倍速なので、5倍速で戦闘したい場合はオート周回をオススメします。
オトモンのパワーが大幅アップ!熟練度システム
“オトモン熟練度”という新たな成長システムが実装されました。
オトモンを連れて行くと熟練度の経験値が貯まっていき、熟練度レベルが上がるとステータス補正値がアップします。その恩恵は多大なものなので、意識して上げていきたい。
熟練度レベルが30になると、「オトモン譲渡チケット」を使わずとも、オトモンを移し替えられるようになります。
レベルキャップを開放するには複数のオトモンの熟練度を上げる必要があるので、そこらへんは注意。
このオトモン熟練度の実装によって、相対的に既存クエストの難易度は大幅に緩和されたと言っても過言ではない。
ただ、新規に登場する高難易度クエストはオトモン熟練度を高レベルまで上げることを前提にした難易度で来る可能性が当然あるので、そこらへんは懸念材料ではある。
間近に控えているテオ・テスカトル戦なんかは、オトモン熟練度をしっかり上げておかないと厳しい戦いになるのは想像に難くない。
報酬が美味い!クエストオーダー
“クエストオーダー”なるシステムが実装。
日替わりでランダムにクエストが指定され、そのオーダーされたクエストを全てクリアすると報酬が受け取れます。
クエスト個別の報酬も熟練度や報酬が2~3倍になるなど、豪華な内容になっている。
人によっては日課が増えて面倒になったなと思うかも知れませんが、報酬がしっかり美味いので個人的にはアリです。
ただ一つ不満点があって、クエストオーダーのクエストを消化したあと、クエストオーダーの画面にワンタッチで戻れないというところです。
これはファミ通で実況配信をしていたバサラ佐藤さんも言及しており、「こっそりカプコンの人には言いました」と、開発にこの不満点を伝えたそうです。ユーザーが感じる不満点をダイレクトに開発へ伝えてくれたのは有り難い。
ちょっと話が逸れますが、ファミ通スタッフのバサラ佐藤さんは自分と着眼点がくりそつ過ぎて好感度がメッチャ高いです。パルフェを評価している点とか、今回の不満点とか、自分が感じる部分が全く同じなんです。UIのツッコミどころを見るとガチのゲーマーなんだなって分かりますねw
オトモン検索
これは最初からやっておけよと言いたくなる機能ですが、オトモンの検索機能がついに実装。
今まではどのハンターがどのオトモンを持っているかというのがチェックしづらく、非常に不便な思いをしていましたが、それがやっと改善されました。
オトモン検索は耐性値でフィルターをかけられればもっと良かったんですけどね……。耐性値を見てオトモンを決めるケースも非常に多いので。
新生したからこそ、新規が始める絶好のチャンス!
遊びやすさの大幅な改善に加え、現在はハーフアニバーサリーを記念した無料ガチャも開催されている。
最大130連の無料ガチャは、早く始めたほうが恩恵があるので、今すぐ始めたほうがいい。1日遅れれば10連分損していきます。(8月20日時点では最大120連)
新キャラの「マリアンナ」「ラマーシュ」が登場する新ガチャの竜騎祭も、しっかり引きましょう。
どちらも現環境トップ性能です。ハーフアニバーサリーを機にインフレが1段階進んだ感じがします。
過去キャラで重要なのは回復役のパルフェくらいなので、パルフェを確保して新キャラのラマーシュかマリアンナを狙っていくのが良いと思います。
まとめ:評価
以上、『モンスターハンター ライダーズ』再レビュー記事でした。
“新生”したと言えるほど改善要素が多く、本当に遊びやすくなりました。ハーフアニバーサリー以前からも、イベント内容や超級クエストの報酬が見直され、改善は徐々にされていったのですが、ハーフアニバーサリーを機にガツンと多くの改善が来た。
キャラクターデザインやストーリーは魅力的ですし、一度去ってしまった方も、戻ってくるには良い機会だと思います。新キャラのラマーシュ、マリアンナが本当に強力に作られているので、旧キャラは持っていなくても全然大丈夫。旧キャラはパルフェだけはガチ。未プレイの方も、ぜひ触ってみてください。
昔レビューした時は最低点数の「1点」を付けましたが、その評価を改め、「9点」とします。
まだ、細かい不満点がある(オトモンの耐性値フィルターが無い、クエストオーダーの即戻りが無い)ので、ここらへんも改善してほしいです。プレイしているユーザーが即座に気付く部分なので、開発が気付かないはずは無い。ライダー技が1つしかセット出来ない件に関しては、開発も不満に思っているユーザーいることは承知しているみたいなことを言っていたので、これはそのうち改善されると思う。
開発スタッフは負の遺産、魔改造ロアルドロスを再び出してはならないよう心がけ、本作がより一層面白いゲームになっていくことを期待しています。
この魔改造ロアルドロス、単体ならまだしも2体同時出現なので、頭がおかしかった。簡悔精神の権化です。現在も「襲来クエスト」のカテゴリから戦えます。
もうこんな“モンスターの形をしたナニカ”は出さないでくれることを祈ります。自分からは以上。
捲土重来なるかどうかは口コミにもかかっていると思うので、本作を面白いと感じているプレイヤーは本記事をシェアしてくれると有り難いです。
最後に。本作は『ロマサガRS』のような、いわゆる盆栽ゲーです。時間を掛けて着実に強くなっていくゲーム性なので、新規が最初から高難易度コンテンツに挑むというのは結構難しい作りになっています。その点はご了承ください。
リセマラ用オススメキャラの紹介は下記記事でガッツリ語っているので、本作を始めようと思っている方はそちらに目を通して欲しい。
要するに良ゲーの皮被った糞ゲーじゃん
いくらレビューで持ち上げようが、セールスランキング迄は持ち上げようがないな
つまり敗残兵
このレビュー書いた時と今の状況は違っていて、またクソゲーに戻ったのでもうアンインストールしました。
ついていけません。
毎日手持ちのキャラが、このゲームは例えば各属性ごとに満遍なくレベルを上げておいた方がいいですか?
それとも選抜3体を最優先でレベル上げるべきですか?
基本的には属性より単純にステが強いライダーを優先して育てたほうが良いっすね。
いまならラマーシュ、マリアンナ、ダライアスあたりの強キャラを優先するのがいいかと。他だとヒーラーのパルフェですかねえ。
属性はオトモンによって切り替えられることが多いので、個人的には属性は優先しないですね。(とはいえ、ティガレックスのように属性攻撃が貧弱なオトモンもいる)
今回始めた初心者はどこから始めればいいですか?
ストーリーはハードまでクリアしましたが、そこで壁にぶち当たった感じです。。。
イベントクエストの★5リオレウス獲得クエストはクリアしましたかね?
あと4日しかないのですが、復刻イベント「その手につかみ獲ったもの」を進めるのが報酬的に美味しいと思います。
もし新キャラのラマーシュが引けているならジンオウガ亜種やガノトトスの攻略を進めるのもアリですね。素材を集めれば交換所で★5オトモンのタマゴが手に入ります。マリアンナを引けているなら裂傷が有効なガノトトス周回がラクかと。
あと、オトモンの耐性は意識したほうがいいです。
ハーフアニバで導入された熟練度システムも重要です。今はキツいクエストでも、熟練度上げれば確実にラクになるはずなので、とりあえず数こなして熟練度上げていくのもいいと思います。
熟練度を上げるならスタミナ半減中のガノトトスを周回するのもいいかと。