みなさんこんばんは。
気になっていた方にはお待たせしました。「パチンコ屋店員時代の思い出話 後篇」です。
前回の記事を見ていなかった人は下記の関連記事にアクセスしてください。
今回語るのは、パチ屋を辞めた理由と私生活についてです。
まあ、前回ほど語ることはないのでサクッと終わらせます。
正社員→退職→自殺未遂
パチンコ屋で半年くらい働いて、目標としていた正社員にしてもらいました。
ここまでは前回の記事の最後で書いたところです。
結論から言うと、正社員になってからは隔週勤務(週5勤務が2回、週6勤務が2回)で働くことになり、そこで折れました。
3ヶ月くらいかな?このペースで働いていて、唐突になんのために生きているか分からなくなったんです。
休みの日はゲームをする体力もあまり残っておらず、寝っ転がっていることが多かった。
『キングダムハーツ2』とか『ファイナルファンタジー12』が発売されていた時期だったんですけど、仕事が忙しくて大作RPGはクリア出来なかった。これは過去記事でサラっと書いたことがあります。
趣味のゲームを満足に遊べず、ただひたすらパチンコ屋で走り回る毎日……。
「なんのために生きているんだ?」この感情はある日突然爆発しました。
朝起きて涙と鼻水が止まらなくなったのを今でも覚えています。これを“生きてる”って言えるのか?と。恥ずかしながら、本当にボロ泣きしていました。負の感情が一気に押し寄せてきて、止まらなくなった。
職場に電話して休ませてもらい、その後すぐに退職したいことを伝えました。
働く意思を完全に失ってしまったのです。
このまま自分の人生が「パチンコ屋の店員」として固定されるのも怖かったのでしょう。
急な退職ということで、職場に多大な迷惑も掛けてしまいました。
辞めたあとに、自分は自殺を試みます。
「完全自殺マニュアル」を読んでいたこともあって、選んだ方法は“首吊り”です。完全自殺マニュアルには確か首吊りが苦しくない自殺方法として紹介されていたはず。
生きる気力が無くなった自分は、ロープ買ってさあ決行、というところまで行ったんですけど、そこまで来たのに結局怖くて自殺出来ませんでした。
ただ、本気で死のうと思ったのは確かです。今までの人生で「本気で死にたい」と思ったのはこのときだけです。カジュアルに「死にたい」と思うことは今でも度々ありますが、モノを用意して本気で“決行”を試みたのは、このときだけです。
そんな不安定な精神状態が、何日か何週間かは覚えていませんが続きました。
そして、日が経って気持ちが落ち着いたときに、YouTubeでとある動画を見たんですね。これが自分の人生を変えた大きなキッカケになります。
その話に移る前に、ちょっとパチ屋店員時代の生活も紹介しておこうと思う。
パチ屋店員時代の生活
食生活
食生活について紹介しておこう。
これはもう相当酷かったね。
鬱みたいなことになったのも食生活が原因のひとつなんじゃねーかなと思ってる。
朝:食パン1枚
昼:食パン2枚
夜:冷凍食品
以上です。
この頃の自分は、本当に金を貯めるのが目的だったので、かなり食費は削ってました。
昼飯はいつも食パン2枚だったので、職場では「それで足りるの?」とよく突っ込まれてました。今考えると、俺自身も絶対足りてねえと思いますが、当時はそれで普通に動けていましたね。
ちなみに食パンはトーストしたものです。ピーナッツジャムを好んで使用していました。
夜は冷凍食品(オカズだったりチャーハンだったり)がメインです。ご飯は時々炊いて、サランラップにまいて冷凍庫に保存していました。
当時聞いていた音楽
パチ屋店員時代に使用していた「iPod nano」は今でも手元に残っているので、当時よく聞いていた音楽を紹介します。
楽曲 | アーティスト |
キレイだ | スキマスイッチ |
チェリー | スピッツ |
五番街のマリーへ | ペドロ&カプリシャス |
炎のたからもの | ボビー |
Melodies Of Life | 白鳥英美子 |
人生に乾杯を! | コーヒーカラー |
「よく聞いたな~」って今でも思い出すのはこの6曲ですね。
補足しておくと、“炎のたからもの”は『ルパン三世 カリオストロの城』の挿入歌なので、聞けば知らない人はいないと思います。
“五番街のマリーへ”はかなり古い曲(1973年リリース)なんですけど、自分はこういう曲も好みです。
“Melodies Of Life”はゲーマーならご存知、『FF9』のメインテーマ。
“人生に乾杯を!”は聞き飽きることのない名曲です。聞いたことない方は是非聞いてみてください。
まとめ:人生を変えた動画
話を元に戻します。
自分の人生を大きく変えた動画。
それは、自衛隊の市街地戦闘訓練を撮影したYouTubeの動画です。
アップロードの日付的に↓の動画ではないのですが、だいたいこんな感じの動画を見たんです。……でも、この動画っぽいんだよな。この動画確実に見たことあるし。あとでアップし直したのかな。
単純に格好良いし、実銃撃てるのも良いなと思い、陸上自衛隊の試験を受けました。
あのときの自分は謎の行動力でしたね。死にたいって思ってからの自衛隊ルートは流石に?って自分でも言いたくなります。
まあそんなこんなで試験に受かって自衛隊の入隊が決まりました。
自衛隊の新入隊員時代の話は、過去記事で少し語っているので興味のある方は関連記事をご覧ください。ふざけてゲームのレビュー記事っぽく紹介しています。
自衛隊の新入隊員時代は地獄です。柵の中の閉ざされた世界ですからね。上官が法律の異次元空間です。ジャパンだと思わないほうが良い。
自分の班じゃなかったけど、フットロッカーのカギを締め忘れたせいでフットロッカーを背負って生活させられてたやつも居たんだよ。自衛隊式の“反省”ってやつです。
フットロッカーってのは、ベッドの下に置いてある生活用品を入れるためのデッカい鉄製の箱なんだけどね。そんなデカいのを背負わされてるの。風呂に行くにも、食堂へ行くにも背負ってるんです。
あれはビビったね~。普通に生きてたら絶対背負わないようなもの背負ってるんだから、まあ笑っちゃったね。笑ったと同時に、そんな反省をさせる班長の班員じゃなくて良かったと思ったもんだ。
まあ自分の班は自分の班でキツかったんだけど、そこらへんは上の関連記事を見てください。
中隊配属後も面白い話はあるんですが、それはいつか記事にするかもしれません。
ちなみに、動画で見たような格好良い市街地の戦闘訓練を体験したのは中隊配属後です。
新隊員教育期間の戦闘訓練は野戦のみでした。反省上等の新隊員教育+真夏の日光+野外の戦闘訓練、この足し算が意味するものはただの地獄です。
ハイポート(銃持って走らされる)の確率も高いから新隊員教育の野戦は嫌だったな。
今回の記事は以上です。
ハッキリ言って、今の引きこもり生活を考えてみると昔さっさと死んでおいたほうが正解だったとも言えますねw
まあ今は死ぬの怖いので無様に生きますけど。
後編のアップありがとうございます。
こうなると、自衛隊からなぜ引きこもりに?がとても気になります。
自分も元自衛官なんですが(海自に1任期)、教育期間はきつかったですね。
ただ退官後、一般の会社に勤めると、
自衛隊は仕事が楽で、勤務時間も短くて、有給休暇も多くて良かったなぁと、
辞めたことを後悔することがたまにあります。
ちなみに今夜のクローズアップ現代では、ひきこもり死を取り上げるようです。
マジックさんと重ねないように注意して見てみます。
コメントありがとうございます。
引きこもりになったのは単純にゲーム遊びまくりたかったからです。
自分も辞めたこと自体は後悔していますが、続けていて陸曹になれたかどうかというとそれも無理な気がするので、結局辞めることになっていたでしょう。
かなり優秀な先輩も居ましたが、陸曹の枠が足りなくてずっと陸士長だったので。
その番組は興味ありますね。孤独死は確実に自分の未来です。
生きててくれてよかったよ。
毎日見てるから、、
ろくな記事ありませんが毎日見てくれてありがとうございます。