久しぶりに映画を見たのでちょっと紹介します。
自分が視聴した映画は『パラレル 多次元世界』です。
(2024年2月22日時点ではアマゾンプライム会員なら無料視聴可能)
評価は★3.5とそこまで高くはないものの、あらすじに惹かれたので視聴してみました。
【あらすじ】
映画祭&批評家絶賛!!時間のスピードが180倍違うパラレルワールドで、無限の可能性が暴走する!!
野心と欲望を抱えてポータルを飛び越えた先にあるものは!?
仰天必至の衝撃ラストが待ち受ける!!あなたの頭脳を刺激する超常SFスリラー!!※アマゾンより引用
これがまたテンポがメチャクチャ良くて最初から引き込まれる良作でした。
並行世界と行き来が可能な鏡を主人公たちが偶然発見し、それを上手く利用することで物語が展開していく……という作品です。
パラレルワールドで過ごしている時間は現実と同等ではなく、パラレルワールドで過ごした30分は現実に戻ると10秒しか経っていないという特殊な設定がある。
この映画に関してはAmazonの平均評価(★3.5)はちょっと当てにならないかなと思う。そんな評価とは裏腹にとても面白かったから。
ちょっとここからはネタバレで少しだけ不満を語っておきたいので、ここからはネタバレ注意でお願いします。
未視聴の方は、これ以降はスクロールせずにまず作品を見てください。まずは視聴してください。
では語ります。
いいですか。
いきますよ。
これはスクロールに余裕を持たせるための文章です。
では、不満点を語りますね。
個人的に不満だったのはラストです。
ラストではパラレルワールドを行き来できる鏡は他にも存在していて、リーナがパラレルワールドのリーナと入れ替わっている描写がありました。
ここは「なぜ?」と思うところで、多分誰が見ても説明不足で終わってしまう場面だと思う。ここのラストを解説出来る人が居たら教えて欲しい。
これは本当に蛇足というべきか、無駄なモヤモヤ感を持たせてしまっただけです。
そもそも偶然立ち寄ったダイナーの鏡(トイレ内で角度も固定されている)で並行世界と行き来できるのであれば、すでにもっとヤバい事件は起きているのでは?と思ってしまう。主人公たちが見つけた、壁に隠されて保存されていた鏡なんかよりよっぽどヤバい存在じゃないですか。
最後はハッピーエンドで終わらせてほしかった。正直、リーナとの入れ替わりが無かったとしても割とハッピーとは言えない結末だし……。
ただ、全体的に見ればとても面白かった作品です。
主人公が別に善人ではなく欲に抗えない凡人で、だからこそ他のSF作品ではあまり見られないような“エグい利用法”が出てくる。
自分と関係ない世界の人間には無茶苦茶やるのが割と倫理観ぶっ壊れているなとは思うが、これは並行世界を行き来しているうちに感覚が麻痺していったんだろうなとも納得はできる。
1時間40分と長尺でもないですし、冒頭でも語った通り作中で中だるみするような退屈する部分も無いため、自分的には★5評価で良いと思う作品。
細かく点数をつけるなら、ラストが蛇足だったことを考えて★4.6といったところかな。
SFというよりもサスペンス風味が強い。パラレルワールドはあくまで舞台装置で人間関係の揉め事がメインだけど、面白かったです。
以上です。
今度みてみようとおもいます
ラストはホラー映画とかでよくある 実は化け物は生きていました・・・
みたいなわざと後味悪くする演出狙ったんですかねえ
ちょw見る前にネタバレ部分見ちゃったんですかw
まあ最後のネタバレ知っていても道中はしっかり楽しめると思うので、是非視聴してみてください。