MMORPG『ファイナルファンタジー11』が5月16日に20周年を迎えます。
本作は自分が初めてプレイしたMMORPGということもあり、非常に思い出深いゲームです。
4年前にも思い出を語りましたが、折角の20周年ですし、改めて語りたいと思う。4年経つの早いな……。当時語ったところとちょっと被るところも出てきますが、改めて語ります。
ホントこれ凄いゲームでしたよ。自分がFF11中毒になったのは、時代がそうさせたっていうのもあるだろう。
当時はまだまだインターネットが普及はしておらず、ネットを介してゲームを遊ぶという行為も、かなりマイナーな領域だったかと思う。FF11以前のネットゲームは「PSO」を遊んでいましたが、あれは4人が集まってプレイするゲームでした。
MMORPGはそこが違う。超広大なフィールド、街を歩く全ての人が、実在するリアルの人間が動かしているってなったら、それはそれは衝撃でしたよ。「は?このウロウロしてるキャラクター全員リアルの人間が動かしてるの?」なんて、とてつもない衝撃ですよ。
子供の頃、妄想したことがありませんか?もしドラクエの世界をリアルで体験することが出来たらどうなるんだろうみたいなこと。FF11はまさにそれを具現化したようなゲームだったのです。知らない人と会話して、先が分からない広い世界を冒険して、レベルを上げる。子供の頃の妄想が現実になったのです。
昔はいまと違ってスマホで常時ネットと繋がっているってこともないし、ネットに繋いでFF11をプレイする=もうひとつの現実世界にダイブするっていう感覚でした。ちょっと上手く言葉で伝えづらいのですが、ネットの世界に行くのにワンテンポが必要なんです。このワンテンポっていうのが、別世界への入り口なんです。POLがそれなんです。
↑の起動画面、昔FF11をプレイしていた人にとっては懐かしくて涙が出てくるレベルの画像だと思います。いまも現役でコレです。
ログイン時に毎回出てくる、「リアルを大切にしましょう」的な文面も現役です。先程POLにログインして確認しました。
FF11にハマっていた当時、こんな文章ガンスルーでしたね……。毎回毎回ハマりすぎないようにって警告してくるけど、ハマりすぎちゃう魅力的なゲームを作った開発側が悪いんじゃないかって今は思ったりもする。
無料キャンペーン中ですしそのままプレイしようと思ったのですが、以前FF11をアンインストールしていたのでプレイは出来ませんでした。再インストールもちょっと面倒なので。
まあ、「FF11」というのは現実よりも現実でした。
本当のリアルの生活が自分にとっては架空で、FF11こそが自分にとっての現実だったのです。完全に異常でした。
自分はローソンで深夜バイトしているフリーターでしたが、バイトしているときは常にFF11のことが頭に入っていました。もうバイトを終わらせて早くFF11の世界に行きたいって常に思うほど、生活はFF11漬けでした。
そこまで長期的にプレイしたわけじゃなくて、自分がハマったのは多分2、3年程度だと思うんだけど、それでも凄い濃い体験でしたね……。
みなさんは覚えていますか、初めて辻ケアルされたときのこと。
※辻ケアル…その名の通り、辻斬りから名付けられた行為。知らない人にケアルをかけて、ヒーリングの手間を省かせてあげる。サポジョブも無い前衛職は座って時間をかけてHPを回復しないといけないため、辻ケアルは有り難い行為でした。
自分は覚えています。
ロンフォールを抜け、ラテーヌ高原入り口から少し歩いたところに居るザコ敵を倒し、座ってヒーリングしているときに辻ケアルをもらいました。
相手にとっては何気ない1回の辻ケアルが自分にとっては今でも大切な記憶として残っている。
別にその辻ケアルをもらった人と仲良くなったとかフレンドになったとかそういう流れは一切ないです。本当に一期一会で辻ケアルを1回もらっただけです。それでも、「良い思い出だな」って今でも記憶に残っているんです。
おぼろげな記憶もあるけれど、このようにハッキリとして記憶に残っている体験もある。これって現実といったい何が違うのでしょうか。FF11は、私にとっての現実世界です。
自分の恥ずかしい体験として、ウガレピ寺院で恥ずかしいシャウトをしたことを告白しておく。
ウガレピ寺院に入った時、エリア内に誰も居ないことを確認して、「ウンコブリブリー!!」的なシャウトしたんですよ。なんかそのときはちょっと叫びたい欲求に駆られましてね。よーし誰も居ないからパパ叫んじゃうぞ的な。
叫んだ後、エリア内のキャラを確認したら、自分以外のプレイヤーがダンジョン内に入っていて顔真っ赤になりました。この変なシャウトが聞かれたかもしれないと思って恥ずかしかったです。
リアルでもあるじゃないですか、深夜に自転車乗ってる時、誰もいないから大声で歌をうたっちゃうとか、そういう誰も見てないから不審者的な行動したくなっちゃうのあるじゃないですか。それをウガレピ寺院でやって、知らない人に聞かれました。多分。
これがFF11の恥ずかしい思い出です。
楽しかった思い出も、恥ずかしかった思い出も、全部ひっくるめて素晴らしい体験だったな。
ネットゲーム黎明期のMMORPGを体験できた世代っていうのは本当に幸せだと思いますよ。
この衝撃はいまの世代では絶対に味わえないから……。
4年前に少しの期間復帰して、当時苦労して手に入れたジュワユースもゲットしたりしました。4年前のFF11では簡単に手に入りました。ライバルゼロだし。
ホント、色々思い出があります。
始めたばかりの頃はバルクルム砂丘でゴブリンのトレインも作りましたね。トレイン解除するためにセルビナに入った回数、あなたは覚えていますか。
バルクルム砂丘は皇帝羽虫の髪飾りを狙いにいったりと、レベルが上がった後も砂丘に出向くプレイヤーは多かったかと思う。
HNMLSに所属する際は、HNMLSのリーダーに加入したい旨のtellを送って、軽い面接があって、その面接はちょっと緊張したな。
飛空艇発着場でHNMLSリーダーと面接しました。そのあとは、別記事で語ったこともあるけど軽口を叩き合うくらいには仲良くなったりして、クラーケンクラブ(超激レア武器)も一瞬だけ借してくれました。
HNMLSメンバーとはアメミットを狙った小銭稼ぎもしました。あれも結構楽しかったなあ。
HNMLSはリアル生活を捨てないと加入できないくらい参加ハードルは高いですけど、それだけに普通のプレイヤーだったら戦うことの出来ないレアモンスター達と戦えるのが魅力でしたね。
龍のねぐらでFafnirと戦ったときは、確か10時間以上湧き待ちしていた記憶がある。今だったら考えられないです。
別の敵対HNMLSも居たから、常にマクロボタン連打していて休む暇なかったです。自分は赤魔だったのでディアの釣りマクロ連打していたっけな。結果、こっちのHNMLSが釣り勝って戦うことが出来ました。チムメンの黒魔道士が釣り勝ちしました。
もうヤバいですよ。死んだ目でマクロボタン押し続けて、そこからいきなりクッソ強いHNMとの戦いが始まるのでその緩急の差たるや。こんな生活、よーやったなと思います。
自分のHNMLSのリーダーがナイトっていうのもカッコ良かったなあ。しっかり役割を果たして負けることなかったから、リーダーかっけぇなって思っていました。メイン盾はカッコいいっすよ。自分には出来ません。
自分は赤魔道士でプレイしていました。ヘイスト回し、弱体なんかが仕事でしたね。言うて自分もHNMLS所属の赤魔道士、プレイヤースキルには自信がありました。
さて、思い出話はここらへんでお開きにします。
MMORPGは、もう遊ぶことはない、だろうな……。FF14はハマらなかったし、DQ10は復帰してもモチベ上がらなかったし。
スト5やAPEXで刹那の試合を楽しんでいるほうがいまは気楽です。
以上。
現役者です サービス終わるまでヴァナで暮らそうと思ってたら2O周年になったでござるw
私はHML狩りのタル組に入っていて、
シバ鯖ですが!
私生活の全てを注いでましたよ
早朝や深夜の湧き待ちは当たり前
芝鯖のeririといぇば、2chに専用スレがたったほどです
悪い意味でね(笑)
βから星唄の頃まで続けていました。
ヴァナがメインな暮らしだった気もします。
PCを2セット並べて複アカを操作してました。
楽しいことも嫌なこともたくさんありましたが、
少し難易度が高いミッションを役割分担をこなして達成出来たときの達成感は格別でしたね。
合成レシピも、まだいくらか覚えてるなぁ…
ドキドキしながら一人で、初めてジュノに辿り着い時の事を今でも、思い出します。
私も初期組セルビナサポ取りでにぎわったあの頃が懐かしい
私も15年くらいハマった口です。
HNMLSなどには所属してませんでしたが、大分人生は捧げた方だと思います。
誘われ待ちしすぎて現実世界でも紫色のtellと音が聞こえた時は流石にヤバイと思いましたね・・・w
サポジョブとりのためにセルビナ滞在してたからあのbgmはトラウマ
管理人さん懐かしい話をありがとうございます。
自分もサービス開始初期からはまって5年くらい?はやってました。社会人になってなぜかHNMLSに入れてもらったり等語ろうとするとこのコメ欄じゃ収まりきらないですね笑
無料キャンペーン知らなかったので、後でやってみます!
ふと思い出したのはダベりながら飛空艇乗り場で銀の髪飾りを量産しているシーンでした。
自分は正式サービス開始時(PS2にブロードバンドルータ接続)から2年程でしたが、人生で一番楽しかったゲームですね。
20年もサービスが続いてるオンラインゲームがあるとは…もはや偉業ですね…