【格ゲー】ウメハラが語るワールドカップ。W杯の視聴は学生時代に流行歌を聴かなきゃいけない老若男女版。「自分のことでもないのにそんなに興奮するんだな」「何の感情も動かない」

プロ格闘ゲーマーのウメハラ選手が自身の配信にて、ワールドカップの話題をしていたので取り上げます。

私自身、先月「W杯の盛り上がりについていけなくて静観している」という記事を執筆したので、今回の話は興味深い内容でした。

あまりサッカーに興味が無さそうなウメハラさんですが、ジョビンさんに誘われてパブリックビューイングに行った模様です。以下配信書き起こし。

ソース元リンク：ウメハラさんのミルダム配信アーカイブ

ウメハラ「皆さんサッカー見ましたか？ワタシはパブリックビューイングをしましたよ。サッカーに全く興味がないんですけど。」

コメント：あら珍しい
コメント：陽キャじゃん
コメント：裏切り者じゃん
コメント：なに戦？

ウメハラ「最後かな？PKやってたやつ。クロアチアか。ジョビンに誘われてパブリックビューイングしませんか？って言われて。暇だったからいいよっつって。行きつけの店の。俺がずーっと“無”だったの。」

コメント：無ｗ
コメント：ジョビンお久しぶりだね
コメント：なにか感じるものあった？

ウメハラ「でもね、勉強になったことがある、ひとつ。すっげー盛り上がってんのよ。ウワー！とか言って。ゴール前にボールが集まるとさ、みんなで立ち上がってさ、うおおおおお！！とか言って。相手のゴール前もそうだし自分のゴール前もそうだしワーッって立ち上がってやってんのよ。」

ウメハラ「すごいいいなあって思って。自分のことでもないのにそんなに興奮するんだな、すごいなーって思って“無”で見てたの。飲みながら。」

コメント：ハイタッチとかするの？

ウメハラ「ハイタッチ求められたよｗｳｪｴｴｴｴｲ!みたいなｗゴールかなんか決めたよね確か。ｳｪｴｴｴｴ！とか言われて、“あっあっ”みたいな感じでやったりしたけど。まあでも“無”なのよ終始。」

コメント：でも俺らウメちゃんの試合そうやって見てるよ
コメント：あなたもそうされる側なんですよ

※ゴンタさんが戻ってきて、ウメハラがクロアチア戦をパブリックビューイングしていた話を伝える

ゴンタ「マジ？」

ウメハラ「ビックリするよね？」

ゴンタ「ビックリするよそりゃあ。」

ウメハラ「勿論自主的にっていうか興味があっていったわけじゃないんだよ。ジョビンがパブリックビューイングしませんかって言ってきて。そもそもサッカーというものをちゃんと見たことがないし、自分自身の興味っていうのは何度もしつこいようだけど無いんだけど、社会勉強として行ってみるかと思って行ったんですよ。」

ゴンタ「ハイハイ」

ウメハラ「で、俺が勉強になったって話をしていて、何が勉強になったかっていうと、俺終始“無”だったわけですよ。何の感情も動かないのね。点入ったときも無。入れられたときも無なのよ。」

ゴンタ「そんなことある！？」

ウメハラ「ホントに無なのね。」

コメント：エクスデスかよ
コメント：興味が限りなくゼロ

ゴンタ「そんなふうになれるものなの？」

ウメハラ「ちょっと特殊かもしれない、俺は。無だったわけ。でもハイタッチとかはやられて。ｳｫｲｳｫｲｳｫｲ！みたいな。拒否するのも違うじゃん？その場に居るのに。だから中腰になって“あっどうも”みたいな感じでｗ」

ゴンタ「ｗｗｗｗなんのために来たんだよｗｗ」

ウメハラ「でね、まあ見てたわけですよ。そしたら知らないおじさんがね、なんか“お兄さん、ぜんっぜん微動だにしないね”みたいな言われて。あっ、ヤベェなって思って、“すいません、ちょっとあんまりこういうので盛り上がれない性格でして”みたいな言ったら、“あっそうなんだね、ふ～ん。実を言うとね、僕もあんまり興味ないんですよ”っていうわけｗ」

ゴンタ「ｗｗｗｗｗそんな人いたの？」

ウメハラ「いるのよ。もう1人くらいワタシあんまサッカーのことわかんないんだよねみたいな人も居たりとかして、俺分かったんですよ。3パターン居ると。」

ゴンタ「はぁ。」

ウメハラ「サッカーが好きで本気で盛り上がってる人……」

ゴンタ「まあ大多数でしょ。」

ウメハラ「いや……それはちょっとあとで。で、ホントは興味ないんだけど、興味があるように見せておくほうが……この世の中って多数派じゃないですか。ワールドカップだからうわーすげー！っていう風に“しとこ”っていう層がいるんですよ。ホントは興味ないんですよ。そのおじさんが何故オレに興味を持ったかというと、“この人そういう演技しないんだ”っていう、興味がないのを隠しもしないんだみたいな。その場に居たからちょっと目立ったっていうのもあると思うんだけど。」

ゴンタ「まあそうだね。」

ウメハラ「……っていう3パターンあって、俺真ん中のパターンが一番多いと思ったの。正直。AとBとCが居て、Aは少ない。Cも少ない。Bはメチャクチャ多いと思う！！正直。」

ゴンタ「あのさ、ウメちゃんさ、いまのABCあるじゃない？Aのメチャクチャ本気で応援している人たちってそれって普段からサッカーにアンテナ張って……っていう人のこと？」

ウメハラ「そうだね。それはAでいいんじゃないですか。」

ゴンタ「それは圧倒的にBですよ。ワールドカップで日本代表が頑張っているから……なんなら騒ぎたいっていうのもあるっていうか。っていうのはメチャクチャ多いと思いますよ。」

ウメハラ「それを潜入捜査することで実態がわかったんで、ひとつ賢くなりましたね。だよね？って思ったから。」

ゴンタ「ただ、圧倒的に一番少ないのはCだけどね。」

ウメハラ「Cは少ないだろうね。」

ゴンタ「（パブリックビューイングの場ではなく全体を通しての視点）やっぱCが5割くらいいるんじゃない？普段興味を持っている人なんてメチャクチャ少ないんじゃないかな。」

ウメハラ「とはいえさ、結果ぐらいは知ってたりとか、自分家では一応見とくかとか、話合わせられないとマズいなみたいな。」

ゴンタ「その話合わせられないからアンテナ張るかどうかは分からないよ？」

ウメハラ「いや、絶対あるよ。」

ゴンタ「ウメちゃんほどゼロ%の人は少ないと思うよ。」

ウメハラ「若い頃にさ、流行った曲って当時だとチャゲアス、B’z、エックスジャパンとかそこらへんが流行ってたんだよ。小室ファミリーの歌とかすごい流行ってて、それを聞いてないと浮くわけだよね、学校で。そういう空気がすっごい嫌でオレは。」

ゴンタ「ｗｗｗｗ浮く空気がね。」

ウメハラ「浮く空気というか、なんで義務でもないのに……」

ゴンタ「強制力みたいな。」

ウメハラ「そうそうそうそう、そこ。なんでその音楽聞かなきゃいけねえんだよっていう。ただでさえ学校行ったら勉強しなきゃみたいなのがあるのに、放課後にまでそんな義務が生じるのかよってオレ凄いイヤだったんだけど……。それの老若男女版。」

ゴンタ「あー、はあはあはあ。より強烈なヤツ。」

ウメハラ「うん、全世代これはやっとけよっていう。」

ゴンタ「いやまあそうですねぇ。すごいなあ。」

ウメハラ「とりあえず見とくかっていうのは絶対あると思う。」

ゴンタ「ウメちゃんその場に行っても空気に左右されることはなかったんだ？心が揺さぶられることはなかった？」

ウメハラ「いつも以上にテンション低かったかもしれない、なんなら。」

コメント：冷えハラ
コメント：冷めてるなーｗ

長くなるので書き起こしは以上です。

そのあとPK戦の“ミニゲーム感”について語られています。ゴンタさんも熱くサッカーについて語っていたので、サッカー好きな人は視聴してみるといいかもしれません。

自分もウメハラさんとタイプが全く同じなので、すごい共感できました。もしウメハラさんと学生時代に一緒になれたら、多分友達になれていたかもしれないなあとか思ってしまった。

正直、いくら日本の試合と言っても、自分と関係ない話なので全く興味が湧きません。っていうか引きこもりの自分よりも人生大成功している人間を応援する気分になんて到底なれないってのがある。そこはウメハラさんと立場が全く違うけど。

W杯の視聴を、“流行りの歌を聴かなきゃいけない学生時代の老若男女版”みたいに例えたのは流石だなと思いました。これはすげー分かりやすい例え。自分も子供の頃、興味ないのにとりあえず音楽番組はチェックするみたいなことしていましたから……。高校時代は普通に興味を持ってチェックするようになったけど。深夜のカウントダウンTV→ランク王国は鉄板でしたよね。

それでもW杯の話題だけはマジでムリでした。学校でもW杯のときは試合を見せられたけど、マジで興味なかったので盛り上がれませんでした。

ウメハラさんは、良い意味で陰方向に捻くれているのが本当に良いっすね。これだけ人生成功して、格ゲーの頂点に立ってもゲームオタク的な気質をしっかり持っているのが魅力です。

以上。