プロゲーマーウメハラさんのインタビュー記事がヤフーに掲載されていたので紹介します。
ゲームを競技としてプレイする人・観戦して楽しむ人が、世界で4億人を突破したと言われるなか、ゲームの大会などに出場して賞金や報酬を得る「プロゲーマー」を目指す人が増えている。
一方で、子どもたちのゲーム依存症を危惧して、ゲームをすることを規制する動きもある。
日本で初めてプロゲーマーという職業を確立した、業界の先駆者である梅原大吾さんはこの風潮をどう見ているのか。ソース元リンク:「好き」に人生をかけること プロゲーマー梅原が語る可能性とリスク
インタビューでは下記のように語られていました。
・「楽そうだからやりたい」で目指すのは止めたほうが良い(プロゲーマーに憧れる子供に対し)
・これからもっと厳しい世界になっていく
・一攫千金もあり得る世界だが、場合によっては目指していたものが消える世界
・親御さんにはぜひ子どもの本気度と才能に向き合ってほしい
・子どもが「これが好き」と言ったら、それは才能だから潰すのは勿体ない
他、ウメハラさんが自尊心をズタボロにされた経験、仕事をしていたときの周りから厳しい視線が赤裸々に語られていました。
ゲーム依存症に対する動きに対しても軽く触られているので、興味があればソース元リンクより記事をご覧ください。
プロゲーマーの世界は華やかで輝かしいものです。しかし、その輝かしい人達の下には輝けずにくすぶっている者たちが大量に居ることを知っておかなければいけません。
私自身、ゲームに人生を費やしてきたようなゲームバカですが、決してゲームは飛び抜けて上手くはなく、せいぜい中級者が関の山といったレベルです。
強くなりたいって目的意識を持って取り組んでいるわけではなく、普通に好きで遊んでいるからっていう部分もあるかもしれないが、じゃあプロ目指すために頑張るかって言ったら自分はそれはやりたくないです。まずムリだろって思うし、年齢の問題もある。
APEXならソロダイヤⅣ、スト5ならスパダイ、弐寺ならDP九段……自分の場合は一つのゲームをやり込んでも中級者か、そのちょい上みたいなレベルで止まります。勿論これは好きで遊んでいるものなので、上達しない=つまらないというわけではありません。
自分がこれだけゲーム好きでもプロゲーマーになんかなれない。引きこもってゲームばっかりやっているような自分みたいな人間も多く居ると思いますが、そのゲームしかしていない人達がプロゲーマーになれるといったらそんなわけはない。
だからプロゲーマー目指すっていうのは本当に凄く狭い道で大変なことだと思う。
ウメハラさんも、「自分が思い付く限りの訓練をしないと勝てないし、職業として成り立たない」とインタビューで語っています。