ストリートファイター5

『スト4/バーチャ4』ウメハラが語る、ゲーセンのカードシステム。「いま思うと格ゲーに戻った理由の1つにカードシステムがあったかもしれない。」「カード無しやサブカードは失礼みたいな息苦しさはあった。」

投稿日:

【ウメハラが語る、ゲーセンのカードシステム】

今回は、ウメハラさんのマシュマロトークを取り上げます。

ゲームセンターのカードシステムについての話です。更新のネタが無いので昔のマシュマロを覗いていたら面白いトークが出てきました。

自分はつい最近、学生時代から培ってきた弐寺のデータが全消失したので、ちょっと関連のある内容でした。

ソース元リンク:ウメハラさんのミルダム配信アーカイブ

マシュマロ(長文)格ゲー業界では2001年にバーチャファイター4が登場し、そこで初めて段位システムや勝敗の記録されるカードシステムが導入されました。
私は「こういうのを待ってたんだ!」と驚き、当時プレイしていたカプエスと鉄拳を辞め、バーチャに移ってしまいました。
勝っても負けても数字として積み重なっていくのを見ると……(中略。画像参照。)
ウメハラさんはバーチャ4のカードシステムを知った時、感じるものがあったでしょうか?


コメント:鬼が生まれるシステム
コメント:数字は人を狂わせる

ウメハラ「これは興味深いというか、こういうことあるだろうね。スト4のときにカードシステムが始まって……初めてだったんですよ。カプコンのゲームでカードシステムが始まったの。」

ウメハラ「で、もともとバーチャ4を横目で見ながらいいなあみたいな。人気があって、あんな楽しそうなシステム(カード)まであって、最高のゲームだなって正直羨ましかったんだけど。実際それがスト4に導入されて、スト4にもカードシステム入ったわ、やったーって本当にそれは嬉しかったし、楽しかったし、もしかすると今思うとスト4で格ゲーに戻ってきてゲーセンに通うようになった理由のひとつにカードシステムがあったかもしれない。

ウメハラ割と早い段階でランキング1位とかになって、それが目に見えてね、“ウメハラカムバック”みたいな感じの絵になってたっていうのも、格ゲーやろうかなってキッカケになった、モチベーションになってたかもしれない。いま思うと。」

ウメハラ「最初は楽しいだけだったんだけど、実はこの年上のサラリーマン(マシュマロ投げた人の知り合い)みたいな部分もあって、例えばリュウがメインだとリュウしかやらなくなっちゃうんだよね。

ウメハラ「カードが別々っていうのもあったんだけど、とにかくリュウのカードでプレイしないと勿体ないみたいな、そういう気持ちになっちゃって、昔は色んなキャラ使って格ゲー遊んでたんだけど、カプコンゲーはね。サブキャラ使う気にならんなっていうのはひとつあった。

ウメハラ「相手も多分ポイント持ってないサブキャラと対戦したいっていうのは無いっていうか、昔だったら気軽にサブキャラ対戦とかサブキャラ対メインとかおこなわれてた気がするんだけど、カード無しで入るとかメインカードじゃないカードを使うとかっていうことが行儀悪いじゃないけれど失礼みたいなそういう空気って絶対あったんだよね。そういう息苦しさはあったね。

コメント:サブカード作って初狩りとかも出来ちまうしなぁ
コメント:カード内職する輩がいたなー
コメント:仕組みが生まれるとマナーっぽいものも生まれるからなあ

【マナー】

ウメハラ面白いなっていうのと同時に息苦しさもあったかなっていう気はする。

ウメハラ「ただ、それとは別に“勝敗が数字として残ること”っていうのは……」

ウメハラ当時ものすごく良いなって思った。というよりは、オンラインで対戦の履歴が追えたでしょ。それがすげー良かった。俺が1回格ゲー辞める前の10代とか20代前半とかって結構俺もイライラすることがあって、若い時は。」

ウメハラ「何かっていうと、1回入りましたと。で、勝ちましたと。で、1回勝っただけなんだけど勝ち逃げして“俺ウメハラに勝てたよ”みたいな。“言うほど大したことねえよ”みたいな感じで吹聴する輩が居た。それは人づてに聞いてるから本当はそんなこと言ってなかったかもしれないけど、そういう話を聞くと、お前1回やっただけじゃんみたいな。」

コメント:どぐらがめっちゃ嫌ってるタイプの人
コメント:パンクがちょっと前に言ってたやつ
コメント:有名プレイヤーはマジで被害にあうやつ

ウメハラ証拠が残らない勝負なんすよね。公式の試合とかじゃないから。例えるなら路上でケンカして“オレ○○に勝ったぜ”って言ってもホントにケンカしたのか、とか自己申告でしか無いわけじゃん。そういうのが格ゲーにもあって、“オレアイツに勝てたよ”、“オレアイツよりツエーよ”みたいな、そういうことが凄くストレスだった時期もあったけど、この勝敗がオンラインに残るっていう、みんなが見れるところで勝負がおこなわれるっていうのは凄く良いなって思った。

コメント:昔はカードシステムで「今ウメハラあそこでやってるみたいよ」というリアルタイムで終えたのがよかった ウメちゃんの偽物だと思ってたけど
コメント:ランクマ1先勝っただけでツイートするやつとかマジで居たからな

ウメハラ「(カードシステムに関して)トータルプラスなことが自分としては多かったかな。

コメント:お店に人がいるの確認してから家出れるの助かってた

ウメハラそれもあったね。今日誰か居るかな~ってね。それもあったな~。もともとあったシステムだろうけど、カプコンゲーっていうか俺らにとっては革命的な変化だった。

以上、ウメハラさんが語ったカードシステムの話でした。

息苦しさ的なデメリットもあると言われましたが、トータルではプラスというのがウメハラさんの感想でした。

自分はゲーセンで格ゲーを熱心に遊んでいなかったので、こういう空気を感じられなかったのは今でも悔しいと感じているところです。1人でずっと音ゲーやっていたので。

バーチャのカードシステムは“幻球”の奪い合いがヤバかったみたいなエピソードも耳にしたことがあります。個人的にはここらへんのヤバいトークを詳しく知りたいところです。以上。

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  1. 匿名 より:

    ウメハラにランクマで一回勝って喜びツイートするのが何か悪いのか?

    • ぺす より:

      「たいしたことなかった」の一言が余計なだけでそれ以外は問題にしてないでしょ。
      こういう感覚がわからないと輩呼ばわりされちゃうと思うよ。他でも他人を自覚なしで傷つけてると思うので。

  2. ななしさん より:

    一先勝負で勝ったことをツイートするのは別に良いんじゃない?。ちゃんとそのことも合わせて書いてればだけど。
    ウメちゃんみたいな有名人にまぐれでも勝てれば嬉しいだろうし、一先でたまたま勝てただけならそれでウメちゃんに本当の意味で勝ったなんて誰も思わないでしょ。

  3. 匿名 より:

    あー、確かにゲスト(カード無し)やノナメ(ネーム未設定=デフォルトネーム)相手には勝ったら死体蹴りや屈伸、負けたら安全靴で台蹴りとか全力台パンとかするようになってたわ当時

  4.   より:

    ウメハラの勝敗の⚪︎×の文字だけで盛り上がってたのは笑う
    スト6頼むぞ!

  5. 匿名 より:

    どぐら式なんてのもあったな
    神威楽斗は何してるんだろうか

  6. 匿名 より:

    幻球はリアルファイトが結構な頻度で起こったらしいですね。名前は忘れてしまいましたが、有名な男性プレイヤーが有名女性プレイヤーに幻球煽りで殴られた話しとかありましたし。

  7. 匿名 より:

    当時のVF4は幻球も100連勝で手に入る装備も1勝移動だった事や、段位と十段→小覇王になった後は小覇王が十段に負けると取られ、小覇王のまま十段に5?連勝で覇王になり、覇王は称号落ちがないため、その3種が1箇所に集まると、「幻珠持ちがやり合ってる!」「十段が複数人〜でやり合ってる!覇王生まれるかも?」その情報が掲示版に溢れてSNSもない掲示板の時代なのに超盛り上がってました!
    他には100連勝アイテムを装備して全国大会に出た人がいたり、100連勝アイテムを装備して勝利するのが取得条件の派生装備があったりで情報交換も含めていい時代でしたね
    超可愛い葵のショートカットが100連勝アイテムの太鼓を装備して勝利すれば手に入った(派生装備は永久取得)ので、私も友達数人とお金を出し合って人のいないゲーセンで自作したり、楽しかったですね〜。

    • 管理人mtg より:

      詳しいエピソードありがとうございます!
      かなり熱狂していた時代だったことが伝わりました。
      猛者の試合をベガ立ちしているだけでも楽しめそうな光景でなんだかいいですね。

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