『ストリートファイター6』親愛なるエドモンド本田へ贈る言葉。本田使いに向かってではないので誤解しないように。

「エドモンド本田は忘れた頃にやってくる。」

みなさんは上の名言をご存知でしょうか。自分が先程思いついたばかりなので知らない人も多いとは思います。

昨日ジェイミーでランクマを回しておりまして、エドモンド本田とマッチングしてしまいました。久々にこのク◯キャラと向き合った気がします。

まあｸﾞｯﾂｸﾞﾂに煮えたぎってしまいました。勝てませんでした。理性を失って“雪隠の火事”とも言えるプレイをしてしまいました。

日付が変わり、なるおさんの動画を見たんですよ。

動画リンク：【スト6】シルバー帯本田に苦しめられるリスナーへの助言

シルバー帯でエドモンド本田の百貫連打に苦しんでいるプレイヤーにアドバイスを送るっていう内容なんですけど、「これちょっと助けられないかもしれない」と発言するレベルでした。

対策は当然ジャスパになるんですけど、それ以外だと「1抜けして戦いそのものを避ける」というのが答えだった。本田対策が気になって動画をチェックしたので半ば絶望した。結局ジャスパしかないのか、と……。

自分はマスタージェイミー（MR1500近辺）ですが、エドモンド本田の頭突き百貫とか未だに苦しみます。

それで自分が導き出した答えはコチラです。

「俺自身がエドモンド本田になる事だ。」

クソが嫌ならクソを投げる側になればいい。

久しぶりにちょっとだけエドモンド本田を触りました。やっぱりね、頭突きと百貫だけでもそれなりに戦えてしまうこのキャラは相当なクレイジー感ある。

なるおさんの動画でシルバー帯の人が百貫連打で苦しんでいましたが、ダイヤ帯でも百貫や頭突きの連打に苦しみます。

いつか言ったことあるけど、百貫をガード+1にしているのが罪だと思う。せめてOD百貫だけ+1にしておけば、ここまで本田が嫌われることは無かったと思う。

対戦相手のルークがこちらの百貫にブチギレたっぽくて、かなりヤケなインパクト撃ってきて笑ってしまった。

コマ投げも使っていく。

最後は相手がSA3をブッパして、それをガードして終わりました。

相手のルークはイラついているでしょう。しかし、これは自分が先日マスター本田にやられたことなのです。俺は悪くねえ。

このルークがその後どうなるかというと、エドモンド本田使いに目覚めるはず。つまり、エドモンド本田の連鎖です。負の連鎖です。エドモンド本田にやられてストレスが溜まって、エドモンド本田を使う側にまわる。

そうなってくると誰が罪かというと、スト2で初めてエドモンド本田を使った人間ってことになります。アダムとイブにおけるリンゴと同じです。

最初にエドモンド本田の誘惑に負けて、スト2で初めてエドモンド本田を触った人間こそが諸悪の根源です。

だから、いまエドモンド本田を使っている自分が悪いわけでは無いってことになる。

つまり何が言いたいかというと、エドモンド本田はクソキャラだが使い手は全く悪くないってことになる。

キャラを憎んで人を憎まずです。ここは格闘ゲーマーとして絶対に履き違えてはいけない。あくまでクソなのが本田であって、使い手は全く悪くない。JPのヘイトだって同じです。

ただねえ、自分が本田を使う側になるともうちょっとひとつまみの性能が欲しくなります。

なんだかんだ百貫ジャスパされちゃうとキツいので、自分が本田を使うときだけ百貫の落下速度に緩急つけられるようにならないかなとか思っちゃいます。あとOD百貫の出がかりに完全無敵もほしいですね。これはあくまで自分が使うときにだけ欲しい性能です。

使う側にまわるとジャストパリィキチィってなりますけど、相手はそれ以上にしんどいですよね。これはJPのアムネジア論と同じです。

JP使っているときってアムネジアは読まれたときのリスクが高いからそんなでもない感じするけど、相手するととんでもないストレスになるっていうやつ。

クソみたいな百貫連打しているときって相手に申し訳なく思うんですけど、これって普段人間が当たり前にやっている恐ろしい行為と同じです。

わたしたち醜い人間たちは、当たり前のように動物の命を奪っています。

生きるためとはいえ、沢山の動物の命を奪い続けているのがわたしたち醜い人間です。

ソーセージやハンバーガーを食べるのに、毎回罪悪感を得ていますか？せいぜい申し訳程度の「いただきます」を言うくらいでしょう。

「いただきます」と言えば、動物の命を奪うことは許されるのですか？「ごめんなさい」って思えば百貫を連打していいのですか？エゴですよ、それは。

生きるために動物の命を奪うのは仕方のないことなのか？本田で勝つために百貫や頭突きを連打することは仕方のないことなのか？

生物が存在していなければ、地球が存在していなければ、宇宙が存在していなければ……こういった生物同士での悲しい命の奪い合いやエドモンド本田も生まれなかった。

何故、自分たち生命は生まれてきたのだろう。

“無”こそが――

“無”こそが救いなのではないかと自分は思うのです。