『ストリートファイター5 チャンピオンエディション』今回はボンちゃんさんの配信トークを取り上げます。
面白い話というより、プロ目線でのゲームに対する取り組み的な考え方が語られており、結構真面目な話になっています。
スト6の話で、ボンちゃんはサガット求めてる?というコメントから話が広がっていきました。
ソース元リンク:ボンちゃんさんのツイッチ配信アーカイブ
(配信開始から26分頃の出来事)
コメント:ボンちゃんサガット求めてる?w
ボンちゃん「サガットいたら使うけど、もういいよね。もう十分やったじゃん。俺は。スト5で“弱いんだったらもう無理じゃん?”っていうさw十分抗ったじゃん。こんなねえ、キツいんだったら損じゃん。みんなさぁ、レベルが高いわけだから限界あるよな、そこに関しては。」
コメント:もういいよ・・・あの3本ksキャノンいらねぇよ
コメント:キャラ愛で勝てる時代じゃない
ボンちゃん「十分やったっしょ、マジで。サガット使いたいけどねー、強ければいいんだけどねー。でもやっぱ難しいね、自分らしさというか、そういうものを求めたときに、ただ強いキャラを使って勝つって方向にいかないで、このキャラでも勝てるとかそういう使いたいキャラを使って勝つみたいなのを選択したときにさ、非効率なのは言うまでもないじゃん。それでもやりたいからやるって話なんだけど。」
コメント:プロのつらいところ
ボンちゃん「勝てないのにやるはただのワガママだからね。少なくともお金を貰う人じゃないよね。遊んでるんだったらいいんだけどさ。それでいて自分のキャラよえーとか言ってさ、アホじゃんwどこに満足すんのみたいな話で。まあでも結局2キャラ運用でなんとかなるっていうのはホントに思ってるんだけどね。このトパチャンが終わって、今シーズン流石にキツいなと思ったけど、去年までの2キャラでの運用は基本的には2キャラなら大丈夫だな……結局その弱点の無いキャラなんていないから、強い1キャラと変わらない感じだったね、俺の感覚ではね。かりんサガット。」
コメント:確かに。でも、ボンちゃん応援してるのはサガット成分デカイかも
ボンちゃん「リアルな事情の話をしますと、例えばコーディー戦とか……難しくならざるをえない弾の撃ち方を求められてんのね、いまのサガットってさ。見てれば抜けられちゃうとか、対策が結構ちゃんとあるから、シフトとか。こっちとしてもただ弾を撃っちゃいけないゲーム性なのよ、いまのサガットって。相手の読みをズラすとか、そういう難しい撃ち方をしなきゃいけないってなると当然ミスが増えるのよ。で、大会でそのミスが出ちゃってんのね。ただ弾を出そうとしてミスってるんじゃなくて、すげーシビアな弾を撃とうとした結果ミスっちゃってるみたいな感じなんだけど。そのミスは大会中多かったんだわ。コーディー戦とかちょくちょくミスっちゃって、結果それが敗因になっちゃうラウンドもあって、それってムズいんよね。俺が悪いのかみたいな。結局シビアな弾撃たないと弾抜けられて終わってんのね。それはもう分かってんの。だからどこまでが正しくてどこまでが狙っちゃいけないのかっていうラインを作るのがムズくて……。」
ボンちゃん「Aリーグで戦うコーディーってみんな強いから、あの人達にはこの弾撃ってもいいんだけど、この人達には撃っちゃダメだよなって弾が結構あんのよ。ってか俺相手だったら撃たないでしょその弾みたいな。でも野試合とかだとここまでは試したいなとか、抜けられても“ですよねー”とかさ、そういう試行錯誤しながら練習するんだけど、求められてるプレイがいちいちシビアだから、結果的にそこでミスっちゃって振るわないってのはあったね。まあしゃあないそれに関しては。」
コメント:貫くのもファンは喜んでついて行きそうだけどお金貰ってる以上は勝てるキャラで勝つのも大事だよね
ボンちゃん「今はファンの方たちも喜んでついてきてくれてるかもしれないですけど、あまりにも勝たなかったらどうすんのって話ですよね。今はまだ勝ったり負けたりだから応援もしやすいけど。ちょっとキツくないですか、やりたいことやってますだけやって勝てないってなっちゃうと。それは自分のクビを締めてる行動だなって思っちゃいますけどね。大会出るたび喜びを共有してもらえないってつらいですからね。」
コメント:ウメちゃんがリュウで一生負け続けてたらさすがに?
コメント:俺はそれでもボンちゃんを応援するよ
ボンちゃん「いますよ、ボンちゃん大好き人間。確かにありがたいことにいるんですけど、そこに甘えて良いのは別問題なんすよね。そう言ってもらうのは有り難いんですけど、じゃあオッケーとはまずならないんすよね我々は。我々はというか少なくとも俺はならない。」
コメント:自分に厳しいね
ボンちゃん「別に最強キャラを使えとかは未だにないんだけど、あくまでも自分が勝てると思ったラインでやっていく。だいたいの年そうですね、自分は。」
コメント:プロ生命にも関わってくるしね
ボンちゃん「間違いないね。」
コメント:勝つのも大事だけど見せるのも大事…難しい
ボンちゃん「そうだね。最高なのは好きなキャラとかみんなから求められてるキャラで勝つ。これが最強なんだけど、年々レベルが高くなってるからそれも達成するのは難しくなってますよね。年々キチィなって感じさせてくる場所ですよね。」
コメント:企業側は?
ボンちゃん「企業目線で見ても、いまスポンサード受けてる人たちも……そこですよね。それでもスポンサードしてくれるんだったらアレですけどみたいな。」
コメント:自分も勝ってほしいと思う。シーズン1のぼんちゃんは見ててつらかった。
ボンちゃん「あのとき俺もキツかったからなあ。ストファイブっていうゲームについていけてないっていうさ、結果が出ちゃってたから1年目は。まあキツかったねあの年は。」
コメント:楽しい人生だw の抗ってる感は凄かった
日本着いたー。練習もしたいしジムで体も動かしたいしゆっくりベッドでも寝たい。やりたいことが多くて楽しい人生だw
— ボンちゃん/Bonchan (@katitagaribon) October 24, 2016
コメント:おれはマサが負けてても見てて楽しいよ
ボンちゃん「……多分ポジティブなほうの意見なんだろうけど凄い複雑な……うん。」
コメント:いい試合ってことでしょ
コメント:wwwww
コメント:w
ボンちゃん「マジで俺がさ、悔しがってたりするとそれは絵面としては面白いじゃん、見てる人たちとしては。ってか悔しくなかったら終わりじゃん。例えば俺が負けて“いやーダメでしたねーハハハ”とか俺が言ってたらそれは嫌じゃん、多分見てる人は。少なくとも俺は嫌だ。俺が応援している人がそのプレイしてたらイヤだ。少なくとも本気ではやってほしいよね。そこに関しては常に思うかな。」
コメント:いや、プレイが甘えてなくて見てて楽しい(負けてても見てて楽しいコメした人)
ボンちゃん「あ、もっとポジティブなほうだった、ありがとうございます。納得のいく負け方はしなきゃいけないっていうのが常に練習中からずっと意識していることなんで、勝つ負けるとかは時の運もあるからしょうがないって受け入れるべきだと思ってるんですよ。勝ったら勝ったで嬉しい、負けたら負けたで悔しいで終わらせちゃうんですね、俺は結構。だけど内容に関しては絶対にウソをつけないじゃないですか。勝つべく内容の人間が負けることのあるゲームじゃないですか。負けるにしても内容は勝ちたいよなっていう感じですね。だから甘えないです、そこに関しては。任せてください、そこは頑張ります。」
以上、ボンちゃんさんのトークでした。
自分がボンちゃんさんが好きなのって、サガットを使っているからっていう部分が確実にあります。
プロとしては唯一のサガット使いってところで、そこが素直に凄いしカッコ良いと思うし、それで応援している人たちは自分以外にも沢山居ると思う。
だから、そういうキャラ選びもプロ人気としては大事なところだと思うけど、それでも一番は勝たなくちゃいけないから、難しい問題だなって感じですね。
ときどさんみたいに徹底して強キャラだと思うキャラにハシゴしていって、それをトップクラスに駆使するのも凄いですけど、ボンちゃんみたいに使い手の少ないキャラで活躍するっていうのもカッコ良いと思う。
今回のトークは良い話でした。
こんなん吐露したくなるぐらいなら強いキャラ使うべきなのでしょうね。
プロ制度が整備されてなかった昔は色んなキャラがいて楽しかった
今は最強クラスのキャラ使わないのはプロとしておかしいんじゃないって話になっちゃうよな