『ストリートファイター5 アーケードエディション』プロゲーマーの藤村さんが、スト5の面白さを配信で少しだけ語っていたので、今回はそれを紹介したいと思います。
記事の最後には管理人の意見も語ります。興味のある方はご覧ください。
ソース元の配信URL:https://www.twitch.tv/videos/465230973
ルシアの技性能をキッカケに話が広がっていきました。
藤村さんが語るスト5の面白さ
……発生5Fの技って、ヒット確認の猶予が短くて、6Fの技はちゃんと長くなってるんすよね。
メッチャ贅沢を言うと、しゃがみ中パンチが発生6でヒット確認できて、立ち中パンチが繋がれば文句なしの性能だった。
ちなみに豪鬼が優れているのはそこなんですよ。
しゃがみ中パン発生6で、重ねるのがちょっと難しいんだけど、出来さえすれば絶対に立ち中Kが繋がるから、ちゃんとやれば現実的な範囲でヒット確認できて、且つちゃんと最大レベルのリターンが取れるっていうのがね、かなり。
いぶきも立ち中Kがあるんだけどね。いぶきの立ち中Kは前入れで出すと中段になっちゃうんですよね。それがあるせいであんまりやりたくない。
あとあの、いぶきの立ち中Kはガード後ちょっと距離が離れすぎるから、基本にしちゃうと対応されやすいっていうのがあって、結構悩みどころ。
色々とねえ……。
(ここからスト5の面白さの話)
自分なりの最適解を見つけだして、それを取り入れるのがスト5の面白さなんですけど、ちょっとプロゲーマー以外には「なんでそこまでせないかんの」ってレベルだよね。
そういう面白さがあんまり伝わらないんですよねこのゲーム。そこまでやろうと思えるのがやっぱメチャクチャ勝てるプロゲーマーぐらいしかやらないから……難しい。
アーケードあればなあ、多分違うんだろうなあ~……
あっ、アーケードあるか、アーケードあるな。
アーケードもっと早く出てれば違ったんだろうな。
プロゲーマーとして、職業としてる僕がこれ言っても、このゲームいくら「実は面白いよ」って言っても、多分ハイハイって感じじゃないすか。だからちょっとそこは残念だよね。
本当に、なんだかんだでやり込んだら、僕はKOF13くらいの次に……
(ラウンジで人が入ってきたので語りはここで終了)
藤村さん的にはスト5はかなり面白いゲーム?
以上の話を聞くと、藤村さんにとってスト5は相当面白いゲームだということが見てとれます。
そして、スト5の面白さが伝わらないことを憂いています。
藤村さんが語っている面白さは、技相性や相手を倒し切る的確な反撃の選択肢といった高次元な部分だと思うので、そこらへんの細かいやり込みが見た目的に伝わらないのが残念なのかなと。
自分的に藤村さんがスト5面白いって言っても、ハイハイとは思わないですけどね。ハイハイとか思われてもいいから、もっとツイッターとかでスト5の面白さを発信していくべきだと思います。
1人でも藤村さんの意見をキッカケにスト5始めてくれたりすれば、成果有りじゃないですか。なにか意見を発信するとそれを批判して叩く輩は必ず出てきますが、そんなのは気にする必要ないです。
プロゲーマーの人達はもっとスト5の面白さをSNSとかで広めてほしいものですね。
ただ、アケ版の存在を完全に忘れていたのには流石に笑ってしまいました。
まとめ:管理人の思うスト5の面白さ
一応、自分の意見も出しておきます。
自分が今感じているスト5の面白さは、段階的に成長していることが実感できる部分です。
各ランク帯によって、昇格に必要な技術っていうのが確実にあります。それらを習得していって、勝ちへ繋げることがスト5の面白なんじゃないかなと。現在ダイヤモンドの自分は、長くプラチナ帯にいましたが、プラチナ帯で大きく勝ち越せるようになったのは投げシケ狩りを習得したからです。
分かりやすく表にしてみます。自分がゴールドリーグ未満に居たのはだいぶ昔なので、今とは環境は変わってるでしょう。
ランク帯 | 必要技術 |
ブロンズ~ | 飛びからのコンボ |
シルバー~ | 簡単なコンボ、対空、投げ抜け |
ゴールド~ | 遅らせグラップ、セットプレイ |
プラチナ~ | 投げシケ狩り、メジャー技の確定反撃習得 |
ダイヤモンド~ | キャラ対策、確定反撃、間合い管理、ゲージ管理 |
大雑把ですが、こんな感じで各リーグ帯にこれが出来ると同ランク帯の人より一歩上にいけて勝てるようになるよっていう部分があります。
自分がゴールドリーグ帯に居た頃は“分からん殺し”が非常に有効でした。コーリンでの表裏攻めは、本当に猛威を振るいました。
こういう細かい技術の積み重ねで、プレイヤースキルを上げていくのが面白い部分ですね。
RPGと違って成長が目に見えないぶん、上達するには物凄い根気のいるゲームだとは思います。
実際、自分は1年以上プレイしてやっとダイヤモンドに到達しましたからね。努力の先にはスト5の新たな面白さ、世界が待っています。
ダイヤモンドに上がってからは、今までのスト5とは全く別のスト5をやっている気分です。
キャラの技性能は細かいところまで知っておかないと勝てませんし、適当に強い行動押し付けて勝てるレベルでもありません。確定反撃の習得は必須です。
どこまで相手が自キャラを“知っている”かとかも探りつつ戦うのが面白いです。お前、それ知らんか?って思ったらその弱みを一生つけこんだりします。
ランクが低いなら低いなりにワチャワチャ対戦楽しめるし、レベルが上がったら高度な駆け引きを楽しめる。それがスト5の良いところなんじゃないかと自分は思いますね。
どう思う?
自分のゴールドリーグ時代は、確定反撃やフレームの知識殆ど無しで戦っていましたし、最初は細かい知識なんて要らないんですよ。とりあえず遊んでみて、このゲームやり込みたい!と感じたら色々調べていけばいいのだ。まあ、遅らせグラップだけは最初に覚えておいたほうが良いテクニックではあるけど……。
自分はもっともっとスト5が盛り上がって欲しいと思っている。スト6は当分要らないよ。スト5を調整していって、ヴァイパーが出てくれれば良いんだ。