ウェルプレイドジャーナルにて、「プロゲーマーは金持ちの息子?ちょもすが語るeスポーツの今」という記事が掲載され、ツイッターで話題になっていました。
なぜ話題になったかというと、タイトルを見てもらえば分かる通り、結構はっちゃけた内容になっている。
かいつまんで言うと、プロゲーマーになれるのは金持ちの息子で、ゲームだけやってても生活に問題の無い人達。といった風に語られていました。
詳細は下記リンク「全文を読む」からお読みください。
――実際、プロゲーマーになる人ってどういう人だと思っていますか?
ちょもす:
医者、教授、社長の息子。
これはプロゲーマーに限りませんが、ゲーム業界で表舞台に立つ人がそれなりの確率でこれにあてはまる……気がしてるんですよ。あと地主。
なんでかっていうと、儲からないから。
続けられる人がそもそも儲からなくていい人しかいないんですよ。どっかが親の年収とか調べてみてほしいですけどね。たぶん、すごい数字になるんじゃないかと。全文を読む。
(ウェルプレイドジャーナルのサイトに移動します。)
インタビューの終わりには、「これは僕が見てきた世界がそうだったっていうだけで、狭い世界の話かもしれないので。夢を持つ若者はいっさい無視してくれて構わないです。」とも語られています。
この記事についてはakikiさん(プロゲーマーsakoさんの妻)が「お金なくたって夢見たっていいじゃないw」と呟いていました。
「プロゲーマーになるのは基本金持ちの子供達」って記事読んだけど、そうじゃない人が場違いな気分になるんですが…w
親の話だからわざわざ言わないだけじゃないのかな。— FAV | akiki (@akikiwww) August 14, 2019
「儲かってないのに、儲からないかもしれないのにやる=お金持ちで余裕があるから」とは限らないよね。
好きなことだから無理してでもやりたいんですよ。
sakoの場合はゲームが好きだから、
私がそれを応援するのは夫が好きだから。— FAV | akiki (@akikiwww) August 14, 2019
何が言いたいかというと
別にプロゲーマー目指せとは言わないけど、自分はお金持ちの子じゃないから夢を諦めるってことに繋がって欲しくないなという話でした。
お金なくたって夢見たっていいじゃないw
仕事にならないから好きなことをやめちゃうって何か寂しいし。— FAV | akiki (@akikiwww) August 14, 2019
他、ツイッターでは「プロスポーツ全般に言えること」という意見も出ています。
「プロゲーマーの親は金持ちばっかり」というのは、例外は当然あるとしても、全体的な傾向としてはそうだろうし、仕方がないことなのだろうなと思います。プロスポーツ全般そういう傾向がある中、ゲームはまだマシな方だと思うけど。
— ジョー猫 (@korenkan) August 15, 2019
ちょもすさんの記事は相当反響が出ているので、興味のある方はツイッターで「プロゲーマー 金持ち」と検索してみてください。
まとめ
プロゲーマーに金持ち(いわゆるギフト勢)が多いのは事実だと思いますが、一番大事なのはやっぱりゲームが好きであることじゃないですかね。親が金持ちだったら人生にリカバリーが効くってだけで、目指すだけなら貧乏人でもいい。
まあプロゲーマーって先の見えない職業だと思うので、自分は無理に目指さないほうがいいんじゃないかなって思います。無職の自分が言うのもなんですけど。
ゲームタイトルへの依存度が高すぎて、プロとして活動しているタイトルが終わったらどう動くのかが凄い難しく思える。スト5のプロで例えたら、スト5が終わったらどうするのか?スト6が出たとして、スト5同様に活躍出来るのか?そもそも賞金付き大会があるのか?とか、様々な問題に直面するでしょう。
プロゲーマーを目指すこと自体も大変だし、プロゲーマーになったあとも大変だと思います。
現に、いまのプロゲーマー達はユーチューバー路線に移行しつつあるように思える。プロゲーマー活動以外の稼ぐ道を模索しているように自分は見えます。
親が金持ちじゃなくったってプロゲーマーを目指しても良いでしょうが、失敗したときの保証は当然あったほうがいいと思う。じゃなきゃしくじったとき無職の自分みたいになりますよ。自分は親が金持ちでもないのに引きこもってゲームばかりしていたから人生詰んでるけど、これで親が金持ちだったら別に人生詰んでませんからね。
金銭面でなくても、資格とかそういった部分の“保証”はあったほうがいいですね。プロゲーマーになれなかったときの保証を用意しておけば、最悪親が金持ちである必要も無いとは思う。
ただ、ウメハラさんやsakoさんみたいに、格ゲーが好きで好きで仕方なくて、ひたすらやり込んで強くなってその結果プロになった、人生に保証の無かったプロゲーマーのほうが魅力ではありますけどね。昔はプロなんて存在も無かったし、ゲームで稼げる時代でも無かった。将来のビジョンなんて見えずに格ゲーをやり込んでた“ゲーム狂”なのですから、同じゲーマーとして応援出来ます。
親が金持ちで人生保証されてる若手がプロゲーマーになっても、自分は多分応援出来ない。ぶっちゃけ嫉妬しますよ。親が金持ちとかもう羨ましくて仕方がない。
まあ無資格無職の自分が偉そうなこと言うなって話ですね。いやマジで俺の将来どうすんだろ……。他人がプロゲーマー目指す云々の話より俺の人生だよ全く。
普通免許(マニュアル)はあるけど、ペーパーだから車の運転も出来ないんだぜ。ワイルドだろ。
最後に改めて書きますが、ちょもすさんは「夢を持つ若者はいっさい無視してくれて構わないです。」と語っています。親が金持ちじゃなきゃプロゲーマー目指しちゃダメ、とは言っていませんので、そこは勘違いしないようにしましょう。
今回ちょもすさんが言ったのは「プロゲーマーって人生に余裕のある親が金持ちなやつ多くね?」って程度のニュアンスじゃないですかね?自分はそう受け取りました。