自分は「子供舌」という言葉が大嫌いです。
「子供舌」っていうのは、好物が子供っぽいような人に使われる表現で、主に他人をバカにするような表現として使われる言葉です。
それの何がいけないんですかね?
ハンバーグ、カレー、牛丼、唐揚げ、マックのポテト、お菓子全般大好きです。飯食うときの飲み物はもっぱらコーヒー(時々水)です。なんか飯食う時の飲み物がジュースとかコーヒーだと引く人がいるみたいですけど、意味がわからないですね。カレーも美味しい。コーヒーも美味しい。一緒に飲み食いしてより美味しいじゃないですか。
魚と野菜は基本的に嫌いです。魚は、鮭とアジなら好きです。イクラも好きです。イクラは昔は食べれませんでしたが、大人になって好きになりました。
味覚が子供っぽいって、それの何がいけないんですか?自分が偏食であることで貴方に迷惑掛けましたか?
じゃあなんですか。子供舌って他人をバカにする貴方自身は大人舌ってことですかね。他人を子供舌ってバカにした時点でそいつの精神はガキにしか思えませんが。子供舌と呼ばれるような自分からすれば、そういう方は「マウント取りたがりイキり舌」ですよ。
自分は刺し身とか酒の美味しさが全く分かりません。別に良くないですか?人間好き嫌いってもんがあるんですから。じゃあそれが子供舌っていうなら貴方はゴキブリを食べてみてくださいよ。食べれますか?食べれないですよね?結局そんなん他人の好みじゃないですか。好き嫌いなんて好みでしかないのに、そんなところでマウント取って子供舌って言って他人をバカにするような表現を使うのが全くもって自分は許せないですね。
他人の味覚、好みをバカにするのはハッキリ言って人種差別と同じでしょう。好みなんて人によって違うのだから、そこをとって「お前は子供舌だ」なんて他人に言われる筋合い無いですよね。
嫌いなものが一切無くて、全て、世界中の食べ物全てを美味しく食べれるっていうなら子供舌って他人に言おうが良いですよ。「子供舌」と他人をバカにしたがる大人舌の皆さんはバロットも美味しく食べれるんですかね?嫌々じゃダメですよ?他人を子供舌と見下せるほどの立派な肥えた大人舌ならバロットも自ら率先して食べにいけるんですよね。
自分の好物と他人の好物を天秤にかけて、自分が相手より高尚だと思ったらその相手を子供舌とバカにする。くだらないですよね。高価な食べ物食べていれば大人なんですか?酒飲めれば大人なんですか?そんなことないでしょう。
自分が酒を飲めないのは美味しさが分からないっていうのと、そもそも体質的に絶対ムリなんです。ビール1杯飲んだだけで顔真っ赤になってそのまますぐに尿意を催します。それほどにアルコール類は体質的にも無理なのです。酒を飲めないのは子供みたいな昭和臭い風潮も大っきらいですね。飲めば強くなるとかそんなのないし、じゃあ強くなるとして、嫌なもの無理やり飲んで強くなってどうすんのだし、意味が分からない。別に好きな人が飲んでりゃいいじゃん。わざわざ飲めない人をバカにする必要はない。
『孤独のグルメ』でも、主人公の井之頭五郎が酒を勧められて「自分下戸なんで……」みたいに言うと、「そうは見えないね~」みたいな流れがあったりしますが、そこでもなんか飲めない人をバカにしている感じがして不愉快ですね。
もし自分の目の前で「子供舌」と言おうものなら、自分は刑務所に入ることになるでしょう。つまり貴方はこの世からいなくなります。「子供舌」というのは、それくらい逆鱗に触れる差別的な言葉です。
自分からは以上です。