本日おこなわれた『獣道Ⅳ』その中のタイトル「テトリス」は非常に盛り上がりました。視聴者数の瞬間風速とコメントの盛り上がりは、多分今回の獣道Ⅳの中では一番だったように思います。
さて、ちょっと改めて記事にしたいことがあったので筆を執った次第です。
あめみやたいよう対kazuの試合。試合はkazu選手の勝利に終わりました。
そのトドメは、あめみやたいようさんの得意な戦法“DTren”を使ったことで勝敗は決しました。
解説「こうなってくると苦しいですね~。さぁ今度は逆に、kazu側がDTrenを組んでいる。相手の使ってきた戦法でトドメを刺そうという魂胆か?さあ繋いでいく、7連、8連、これはかなり繋がるぞ?10連、11、12、13までいく!これは決まった!!」
このときの模様っていうのが、kazuさんが不遜なプレイ、舐めプレイをして圧倒的な格の違いを見せつけたって感じだったんです。チャットの空気感もあって、知識の無い自分もそう感じました。すっげえ不遜なプレイする人だな。でもカッケエなって。獣道の名に相応しい圧倒的な格付けだったなと。
……だがどうも違うらしい。
これはあめみやたいようへのメッセージだと。リスペクトだと。人によってはそう捉える人もいました。
最後のDTren舐めプって思ってる人いるけど、オレはそうじゃないとは思ってる
— イニさん (堀り練習中…) (@inisan21_777) December 30, 2021
kazuさんの最後のDTrenは、「あなたが私を育てたんだよ」って意味なんじゃないかな
— Yukito (@galactic_bulge) December 30, 2021
獣道ぷよテトをリアタイしての感想。Kazuさんって心底あめみやさんのことが大好きなんだなって伝わってきた。
最後をあめみやさんの代名詞的テンプレであるDTRenで決めたのは、最大限のリスペクトを籠めた引導。私はそう解釈した。
素晴らしい試合をありがとう。二人のことが大好きになりました。— みんみん/minmin@運ゲー最弱の民 (@Minmin_Gamer) December 30, 2021
テトリスアツすぎ…最終戦の開幕DTRENで終わらしたのは意表を突くと同時にリスペクトだったんかなぁ。
— 6の人 (@hex_muyu) December 30, 2021
……という意見が出ている。
そう、試合を終わった後のkazuさんは泣いていました。顔は見えていませんが、確実に泣いていました。泣きながら勝った時の感想を語っていました。
「今までの努力が報われて良かったです。ありがとうございました。」
この欷歔しながら紡いだ言葉が、完全な格付けをするための不遜なプレイだとか相手を舐めたプレイをする人のセリフじゃないだろうというのがまず1つの理由として挙がる。徹底的に相手を叩きのめすためだけのムーブだったとしたら、涙を流すわけがない。
そして、もう1つは事前のPVで発したセリフ。
・また勝負の世界に戻ってきて欲しい
・その時代が好きだったのでそこに戻ってきて欲しい
・また負けを恐れずに挑み続けるあめみやたいようが見たい
このPVでは確かに不遜なセリフがいくつも出てきました。ただ、根底にあったのはあめみやたいようさんへのリスペクトだったんじゃないかなと。あめみやたいようさんに、勝負の世界に戻ってきて欲しいという気持ちがあった。だからこそ最後はあのような形でトドメを刺したのではないかと。
ツイッターで出てきた意見も踏まえて、自分はそう思えるようになりました。いまは、リアルタイムで視聴したときの感想とは全く違う感情を抱いています。
勿論これは憶測でしかありません。kazuさんが心中で何を想ってDTrenであめみやたいようさんを倒したのかは分かりません。
ですが、このイベントが終わった後に2人がすぐに対戦を始めたことも考えると、やはりあのDTrenというのはあめみやたいようさんへのメッセージだったのかと自分は感じます。
言葉ではなく、ゲーム内の立ち回りで気持ちをぶつけるって凄いですよね。あめみやさんはどう受け取ったのかな。格ゲーでこれ出来るかって言われたら難しいと思います。テトリスという種目だから起きた出来事、この2人の関係性でしか見られない素晴らしい試合だったと言えるでしょう。
この立ち回りは人によって受け取り方も変わるはず(実際、自分は他の人の意見を見て感想が変化した)なので、そういうのも含めて面白いですね。
獣道4無事終了しました!
イベント後にすぐに対戦を始めた、テトリスの二人が印象的でした。
そして最後は龍豪で。
これで仕事納め。
今年一年、お疲れ様でした! pic.twitter.com/LutgwQAy8x— アール/Aru (@papatiwawa) December 30, 2021
追記:本場面を見逃した方はアーカイブからご覧ください。
(04:49:00~)
後のkazu配信でDTRENのこと聞かれてたけど、特に深い意味は無い的なこと言ってたと思います。
ツモが良かったから組んだと言っていたので、偶然と考えるのが妥当ですかね
あめみやたいようさんの見直し配信の時に
「彼、あの後すぐ私の家に遊びに来るつもりだったんですけど、新幹線取れなくて来れなかったんですよね〜。誘ったらぜひ行きたい!って言ってたので残念ですね」って言ってて(少し配信時の発言と違ってるかも)、仲良いなーと思いました。
だから、kazuさんの最後のDTrenも、きっとそういう気持ちを想ってしたんだと自分も思います!
メッチャ仲良いじゃないですかw
他の人のコメントも見ると、やっぱりリスペクトの気持ちが籠もっていたことは確実と見て良さそうですね。
私はここ2年間kazuさんの配信をほぼ全て見てきましたが、彼はあめみやさんをリスペクトする姿勢を何度も見せています。そして、対戦中(少なくとも配信中には)舐めプレイをすることは一切なく、常に全力でテトリスに取り組み続けており、真のテトラーであることを確信しています。
そして何より、彼はリスペクトしている人のプレイスタイルしか真似しようとしません。
最後のDTRENの真意は本人に聞かないと分かりませんが、悪意は一切無いと思っています。
ありがとうございます。ずっと見ている人からすると、リアルタイムで流れたコメントは違和感がかなりあったのでしょうね。
舐めプや不遜なプレイとして見られたならそれはそれで興行としては大盛りあがりで大成功、それでいて、そこにメッセージがあった(かもしれない)のが長く見ている人には分かるっていうのは、趣がありますね。
獣道での対戦後に、あめみやさんとkazuさんが野試合しているところを解説されていたliveさんがTwitterに載せていました。
肩を並べている2人の姿と、その場にいたliveさんの「目を離すとすーぐ対戦する」という呟き、単純な舐めプやわからせではなかったのだろうと思いました。
なんか良いですよね。結果的に格付けにはなりましたが、それでも切磋琢磨できる関係性になっているようなものが。
言葉で表現しづらいのですが。