2020年10月25日にリリースされた『D4DJ Groovy Mix(グルミク)』のレビューをおこないます。
本作は基本無料のスマホアプリ、ジャンルはリズムアクションです。
まあね、メッチャクチャ面白いので布教したいと思った次第です。リリースされて僅か1日ですが、自分はオープンベータ版も結構触っていました。
スマホ音ゲーっていうと覇権の『バンドリ』があって、つい最近には初音ミクの『プロジェクトセカイ』がリリースされたこともあって、パイの奪い合いが激しいジャンルだと思うのですが、『D4DJ』にはどうにか流行ってもらいたいものです。
ではちょっくら語っていきましょう。
D4DJの良いところ
ゲーム部分が超面白い
まず肝心の音ゲー部分が超面白い。とにかくこれに尽きる。
スクラッチやフェーダーの操作、それによる視覚的な演出で慣れるまではかなり難しいし、初心者の人なんかは下手したらハード譜面で置いてけぼりを食らうと思うのですが、その難しさを乗り越えた先にある譜面を見切れたときの気持ちよさが半端ない。
ハード譜面だとこのゲームの面白さは100%味わえません。EX譜面の12~14あたりが叩けるようになれば、物凄い面白いゲームだと感じるはず。
“DJ”をモチーフにしているので、ビートマニアIIDX(弐寺)と同じようなスクラッチ操作もあります。
スクラッチが連続で来る時は同じ方向にフリックするのではなく、弐寺のように往復でキュッキュッって操作すると取りやすいです。スクラッチは面白いですよ。
ちなみにスクラッチをすると譜面が巻き戻ります。これは慣れるまで難しいと思いますが、慣れてしまうと面白くなります。巻き戻し演出はオプションで切ることも出来ますが、スコアが下がりますし、その演出を切ったら他の音ゲーと殆ど変わらなくなるのでそれは止めたほうが良いです。
あとは、スクラッチ同様に初心者の壁となるのがフェーダーの操作ですね。電流っぽいピンク色したジグザグしたノーツ。
これ、直線のときは一切操作する必要ありません。左右に移動したりするときだけ触ってフェーダーを動かしましょう。終点にフリックがあるときはそのときだけサッとフリックすればOK。
面白いとはいえど、タブレット端末じゃないとこのゲームは100%楽しめないと思う。EX譜面はスマホだとまず無理かと。スマートフォンでプレイするようなゲームではない。
学生なんかはお金が無くてタブレット端末を買えないって人もいると思われるので、そういった人は足切りされることになります……。
タブレット端末前提+ゲームの面白さが高難易度譜面に詰まっているので、コア向けなゲームであることは否めない。
だが、アケの音ゲーをやっていたり、家庭用でDJMAXとか遊んでいたような人ならメチャクチャ楽しめるゲームだと思う。
他のゲームと一線を画する収録曲が魅力
過去の記事でも語ったことがありますが、収録曲が素晴らしい。
他のゲームと違って、ボーカル無しのインスト曲も多数入っている。ゲーム楽曲であったり、テレビ番組のサントラ曲だったりね。
『スト2』とか『ロックマン2(おっくせんまんで有名なやつ)』とか、F1でお馴染みの『TRUTH』とか『劇的ビフォーアフター』『古畑任三郎』『世にも奇妙な物語』の曲とかありますよ。とにかく楽曲のバリエーションが凄い。オッサンにも刺さると思う。というか、かなりオッサン層を狙っていそう。
個人的には「JAGUAR ’13」って曲が大好きです。原曲はTUBEのギタリスト・春畑道哉さんが作曲したそうです。メチャカッコいいです。D4DJで初めて聞いて惚れました。
当然ボーカルのカバー曲も沢山ありますよ!!
今後も様々な楽曲が追加されると思うので、その点にも期待したい。
段位認定モードもある
自分の実力を判定出来る段位認定もあります。
4つの指定された楽曲を、それぞれに指定された条件でクリアすると級位、段位を取得出来る。
段級位認定は5級~十段まであります。六段以降にチャレンジするには月額500円のパスを購入する必要があるので、そこは注意。本作を面白いと感じて、腕前に自信がある方はパスを購入して六段以降に挑戦してみましょう。
管理人は現在七段です。八段はあと1曲なので頑張れば取れそうです。
この1曲(最頂点Peaky&Peaky)グレ以下15以内クリアがかなり難しいので、いま頑張っているところ。
段位認定はガチで腕前がないと高段位が取れない仕様になっているので、そこは素晴らしいと思う。九段、十段取れる人は音ゲーうま男です。
イベントではマルチメドレーライブが楽しめる
現在開催中のイベントでは、「マルチメドレーライブ」が楽しめます。
4人のプレイヤーそれぞれが好きな曲を選ぶと、それがメドレー形式になって全てプレイ出来ます。
違和感なく4曲が繋がるので凄いですよ。
ガルパやプロジェクトセカイだと1人が選んだ曲しか遊べませんが、D4DJは一味違う。勿論、普通のマルチプレイモードもあるので安心してください。
BAD部分
ここはシンプルに箇条書きでまとめます。
・UIが安っぽい
・リトライ機能無し
・レベル上げがしんどすぎる
目立つ不満点はこの3つかな。フルコン粘着したいときとかにリトライ出来ないのは苦痛。
まとめ:音ゲー好きを自称するならプレイすべし
以上、『D4DJ』のレビューでした。
個人的にはバンドリとプロセカ超えました。
自分はストーリー全部スキップするタイプで、ゲーム部分にしか魅力は求めていないので、音ゲーとしての完成度が非常に高いD4DJは自分にガッツリ刺さっている。キャラの区別なんか殆どついてないくらいに、ストーリーには興味ありません。
独特な操作と演出がある音ゲー部分がパーフェクトで面白いのと、収録曲もイカしてる。最高ですよ。
ただ、カバー曲で一部酷いのとかあったりします。「ココロオドル」は大好きな曲なんですけど、D4DJはちょっとカバー酷すぎて驚きました。他、キャラが好みじゃないとかもあるとは思いますが、とりあえずゲーム部分がメチャクチャ面白いので多くの人に触って欲しい。
全力で楽しむならタブレットが必須なのと、操作難易度が高いからライトユーザーはついていけない可能性が高いとは思うけど、息の長いゲームになってほしいな。
難しいと言っても、それなら簡単な難易度から徐々にステップアップしていけばいいです。自分も最初は譜面が全く見えなくてかなり混乱してましたからね。収録曲が魅力なので、それ目当てでプレイしてもいいんだよ。
収録曲が良いなと思った人や、音ゲー好きを自称するなら絶対に触ってください。
とりあえず、『Gonna be right』のEX譜面を叩けるまでは頑張ってください。これがフルコン出来るくらいになると、本作の面白さが分かります。この譜面はコンボが繋がるとかなり脳汁出ます。
自分からは以上です。
自分はスマホ音ゲーだけでなく、昔はアケで弐寺(最高DP九段)もプレイしていました。弐寺プレイヤーは間違いなく楽しめるゲーム性だと思います。
スマホ音ゲーの良いところは一切課金せずともゲームを楽しめるところです。スコアを出すには高レアが必要ですけど、単純に遊ぶだけなら課金なんて一切必要ありません。無料でいくらでも遊べます。
※リセマラで引けるチュートリアル10連とガチャチケのキャラは全員スキルが同じなので、リセマラでオススメキャラは存在しません。ハロウィンガチャはリセマラで引けませんが、ハロウィンガチャで排出される2キャラはスキルが少しだけ強力なので、引ければラッキーです。リセマラで狙えないから入手は難しいと思う。