【PS4】お粗末な出来。蒼き革命のヴァルキュリア 体験版 インプレッション

※前回の記事「【PS4】良質な戦略RPG。蒼き革命のヴァルキュリア 体験版 インプレッション」については全くの嘘記事です。

　今回のレビュー記事を書き終わった後に、最近発覚した「はちま起稿」を「DMM.com」が買収していたという事件を思い出して前回の嘘記事を書いてみました。他、大手サイトによる2chで自演ネガキャン→それを自分のまとめサイトでまとめて記事にする。と言ったニュースを見たのも一つの理由。

　投稿はこちらのほうが後ですが、もちろん最初に書いたのはこちらのほうの記事。この記事を改変して無理矢理褒めたのが前回の記事となっております。俺の趣向を知っている人ならハナから前回の記事は何か変だな、と思ったかもしれませんね。

　「もし俺がステマを依頼されてク◯ゲーを無理矢理褒めないといけなくなったらどうなるか」というのを試してみました。大して時間も掛けず雑に改変したのでレビューとしても洗練されていないし、皮肉を隠せていない箇所もありますけどｗ

　どんなク◯ゲーでも嘘をつけばこういう記事を書けます。皆さんも知らず知らずのうちに他人の意見、ステマ、捏造記事、偏向記事に乗せられているかもしれません。購入するゲームは自分の目でハッキリと決めるべきでしょう。ゲームレビューを書いている俺が言うのも何ですがね。

　当ブログは自分が面白いと思ったゲームをみんなに広めたい。と言った理由から始めました。なので、自分が面白いと感じたゲームなら、是非俺の意見に乗せられてプレイしてくれればっていう気持ちもあります。こう言うと何か矛盾に見えてくるんですけどね。俺の書く記事は前回の記事を除いて一切嘘をついていません。（今回の記事に突っ込みどころがありますがギャグとして受け取ってください）

　俺自身は俺がウソをついていないことを分かっているので自分としてはオススメ出来るゲームは皆さんにプレイして頂きたい。

　でも、閲覧者側としてはサイトでゲームの情報を収集する際は、これは本当にプレイした上での感想なのか？無駄に持ち上げていないか？また、コイツはオススメしてるけど俺がプレイして楽しめるのか？といったことを考えるべきだと思います。

　また、ステマ云々でもなく、商用のゲームサイト、ゲーム雑誌なんかのゲームレビュー、インプレッションでは当然ですがネガティブな部分を書かれることはほとんどありません。お金を受け取って記事を書くわけですからネガティブな部分をそう書くわけにもいかないでしょう。

　あのスターオーシャン5ですら大手メディアの試遊レポートでは欠点を書くことはしませんでした。深く体験出来ない戦闘部分はともかく、フィールド部分を体験していたなら思うところはあったでしょうに。

　最終的に購入するかどうかを決めるのは本人なので、他人が面白いからそれに流されるのではなくて自分の気持ちもしっかりと持っていてほしい。

　で、もう一度言うけど俺のブログでオススメするゲームは本当に俺が面白いと思ったゲームを推すし、そこに欠点があればハッキリと書きます。プレイしたゲームが酷ければ犠牲者を増やさないためにも本音で批判します。自分がプレイして感じたことを好きなように書けるのは金銭のやり取りが無い個人ブログの強みだと思っています。

　そこにプレイヤーの合う合わないっていうのは確実にあるけど、購入の参考にはしてほしい。

　批判すると言っても、最初から批判するためにゲームを買うなんてことはないですよ。興味を持って買って、その結果がつまらなかったら批判するんですよ。

ファッキン管理人、熱く語りすぎて引くんだけど……。っていうかこのファッキンブログ、購入の参考にとかいえるほどアクセスないし管理人が独りでわけわからないことブツクサ言ってるだけじゃない……

それ以上いけない

　前置きが長くなってしまい申し訳ございません。

　管理人が語る本音のレビュー、スタートです。前回の記事を見ていない方はウィンドウを2つにして記事を見比べながらでも面白いかもしれません。

こんにちは。今回は蒼き革命のヴァルキュリア、体験版レビューといきますか。

体験版の出来如何では買うと言っていたタイトルですが……

買わないですね、これ。

　この体験版は最初のストーリー、戦闘、軽いボス戦が体験出来るんですけど、この体験版をプレイしただけで「買わなくていいや」と思うお粗末な出来でした。

　体験版終わらせた後ググって適当なレビューをいくつか見たんですけど意外に好評で驚きましたね。声優が豪華とか言ってたんでゲームの細かい出来はあまり気にしない層が買うのでしょう。これが良ゲー評価とかマージかって感じですわ。

　体験版の難易度はEASY、NORMALと選べます。管理人はNORMALでスタート。

面白味のない戦闘システム

　まず、ガードモーションで吹き出しました。この時代、このPS4というハードで出しておいて一瞬でガードに移行するってなんか笑えます。PSPならいいよ？グラフィックはキレイなのに何の予備動作も無く一瞬でガードに移行するってのは違和感があります。攻撃もその速度でやれば無双出来ますよ主人公さん。

重みのないモーション、いちいちメニュー画面を開く必要のある技、銃撃

　主人公は重そうな大剣を持っている割に中身は発泡スチロールかと思うような軽い挙動。「咒術」とやらで重さを感じない武器になっているだとか筋力が物凄い強化されていて片手でも簡単に振り回せるようになってるとかそういう設定なんですかね。それならそれでまあいいでしょう。

　戦場のヴァルキュリアと違い、アクション性を高めたにも関わらずテンポを落とすような技の仕組み。最初に△ボタンでバトルパレットとか言われた時、△押しながら他のボタン押して技を発動させんのかなと思ったら普通にメニューが開いて戦闘が一時停止して技の一覧が出た時は驚きました。アクション寄りにしたならこんなのやめたほうがいいでしょ。素直に戦ヴァルの戦闘システムで良かったんじゃない？

　初期の体験版映像を見たらメニュー画面の移行無しで技や銃を撃っていたシーンがあったので、これは変更があったと見ていいのかな？アクション寄りから思考するRPG寄りにしたかったのでしょうか。ユーザーから批判を受けたのかもしれませんね。結果、このような戦闘システムになったのなら、この戦闘システムは最初の体験版よりも受け入れられてるのか？

　でもそれならば、それこそ戦ヴァルの戦闘に戻せよと俺は思います。中途半端にバトルシステムを大幅に変更するなんて方向性見失ってないかこれ？いやマジでバトルシステムとかゲームの楽しさそのものなんだから、それがゴロッて変わるってことは開発していて何が面白いか分かっていないんじゃないの。開発者が自信を持って送り出せない戦闘システムの時点で終わりです。

　難易度NORMALだからか知りませんが敵の群れに近づいて△ボタンでメニュー開いて範囲技使って終わりです。まあ技すら使う必要もなく殴りでも簡単に倒せます。これなんて劣化無双だよ……。

学芸会のような衣装、イベント

　こんな派手な格好した防御力を考えていないお姫様が戦場に加わります。頭には可愛い真っ赤なリボンをつけています。こんな目立つ色してたらヘッドショットの良い目印ですね。これは敵に狙われても完全に避けきれるという自信の表れでしょうか。とても頼もしいですね。自衛隊で言ったら鉄帽にサンバの羽飾りをつけるようなものです。

　そんなこと言ったら左の金髪も凄いんですけど、もうどうでもいいや。

　姫様が敵に襲われたときに敵兵を刺し殺してしまうんですよ。敵兵は血を流して倒れ、お姫様の手と剣は血に染まる。

身分の高い高潔な姫様がその手を汚し、敵を殺す……。しかもしっかり血が流れてる……。戦争の恐ろしさを伝える為にエグい表現してるなー、すごいなー。リアルな世界観だなー。

と思いました。

　このイベントのあと主人公が積年の恨みで敵将を大剣でぶっ殺すシーンがあるんですけど、そのときは血が出なくて時代劇みたいなやられ方で笑いました。血を流すのか流さないのか乳首ドリルすんのかせんのかみたいな感じですよァジで。こっちのイベントは血ぃ流さんのかい！ｗってツッコミましたよもう。

　いや、これは血が通ってないほど冷酷な人間っていう開発者からのメッセージなのかもしれませんね。だからこそ極悪なボスには血が流れないという訳か。そう考えると深いですよこのゲームは。

　個性を発揮している衣装も見どころのひとつでしょう。経済封鎖をされ、ユトランドの民は貧困に窮しているみたいなことを言っていたのですが、この人達の衣装はとても豪華で素晴らしいです。戦闘服が統一もされていなければ宝石のようなものも埋め込まれている上に、とても凝った刺繍が縫われていますね。敵軍の量産化されているような装備と違って完全なオーダーメイドなのでしょうか。

　派手な髪色で敵からも隠れるつもりは一切ないぞ、という潔さもこのシーンから見て取れます。草木に引っかかったりしそうで動きづらそうに見えるロングコートですが、これに関しても、藪漕ぎをして奇襲をかけるような陰湿な戦略は絶対にやらないぞっていう気持ちの現れででょうか。

　姑息な手段は使わず、敵の弾丸が飛び交う射線が開けた戦場のみを駆け抜ける覚悟、敬意を表します。正義の味方はやっぱこうでないとダメですね。主人公が草木を掻き分けて敵の裏に回って奇襲とかダサすぎですもんね。

　俺はもうこんなガキ共より敵軍を応援したい気持ちで一杯です。舐めた格好のガキに殺される敵MOBの人生のほうをプレイさせてくれ。

白熱するボス戦

　体験版のボスを飾るのは重機みたいなデカブツです。とてもデッカくて驚きますね。足の部位を狙うと弱点の頭が下がるので、そこに攻撃を集中して倒すと言った感じです。白熱するとか書きましたが別に白熱しません。嘘です。

　これをやるくらいならブチ切れ金剛をプレイしたほうがマシかもしれませんね。

まとめ

　PSPでプレイしたことのある戦ヴァルは良ゲーっていう記憶があったので、今作もyoshimaruさんがブログで言ったほど酷くはないでしょ～みたいに思ってましたが、yoshimaruさんが言っていた感想と全く同じでしたね。

戦争物なのにどいつもこいつも緊張感が無い。

Exactly(そのとおりでございます)

　テイルズみたいな完全なファンタジー系なら別に良いんですけど、リアル？な戦争ものにしているんだったらもっと緊張感を持ってほしいですね。なんかお遊戯会みたいですもの。

　戦ヴァルのときはどうだったか思い出せないけど、少なくとも戦闘は面白かったから酷い印象は無かったんだよな～。俺としては最低戦闘部分だけでも上出来なら今作のようなキャラだろうがストーリーでも普通に購入候補には上がっていたと思う。

　俺がRPGに求める要素の中ではストーリーが一番優先度が低く、ゲームのプレイに一番時間を割く戦闘部分がいかに面白いか。これが最も重要です。

　体験版をプレイして、期待している人が見ていたら申し訳ありませんが管理人的にとっては酷い出来でした。

　ver1.0の体験版から改良をして出来たのがこのレベルの作品ということは、俺にはとてもじゃないけどプレイ出来ません。

以上。