突然ですが、みなさんは“まだ舞える”というワードをご存知でしょうか。
自分はTwitchのゲーム配信をちょいちょい見ているのですが、色々な配信でこのワードを目にすることがあります。
ニュアンス的に“まだ戦える”という意味かなと思っているのですが、その語感が気持ち悪くて仕方がない。
目に付くことが多いせいか、ついには不快感を抱くレベルになってしまった。
元ネタはアニメかなんかだろうなって思っていたのですが、調べたらポケモンでした。
ポケモンの対戦実況動画においてよく使われる言葉。
ポケモンには、「りゅうのまい」「つるぎのまい」「ちょうのまい」といったような、使うことによって自分のステータスを上昇させることができる、いわゆる積み技が存在する。
これは使えば使うほどどんどん能力を上昇することができるが、上昇させるだけさせておいて、攻撃する前に自分が倒されてしまえば意味が無い。
ポケモン対戦は1ターンの価値が非常に重く、そのターンで「攻撃するべきか、まだ積むべきか」の選択が勝敗を分けることも珍しくないのだ。そこで、相手の行動や自分の残りHPを予測・計算して、もう攻撃すべきか…いや、まだ舞える!
しかし実際にはその時はもう舞えない状況であることが多い。
(もちろん、「今舞わないと勝ち筋がない」という局面も存在する)ちなみに、「〇〇のまい」という技以外でも積み技であればこの言葉が使われるが多い。
また、最近ではポケモン以外のゲームに置いても、「まだ挽回の余地はある」「まだワンチャンある!」というような場合でこの言葉が使われることがある。
ソース元リンク(ニコニコ大百科):まだ舞える
もともとの意味としては、ギリギリまでバフをかけられるかどうかを指していた模様。
次の戦いも優位に進めていくために、なるべくバフを積んでおきたい?それで、まだバフを積む余裕があることを“まだ舞える”と称したわけですね。攻撃力を上げる「つるぎのまい」の存在は自分も知っています。
それ以外にも“舞う技”があって、そこからこのワードが発生したわけだ。
ポケモンの対戦って基本ワンパンっぽいイメージがあったからバフを積んでいく余裕があるのは知りませんでした。こうかばつぐん相手だと最低でもツーパンで沈みませんか?
自分、初代を遊んでいた頃は強化技なんて全然使っていませんでしたし……。
本来の意味(ギリギリまでバフを重ねるかどうかのライン)が変化して、ワンチャンあることを“まだ舞える”と呼称するようになったみたい。
自分がおおよそこういった意味(まだ戦える)だろうなって思っていたのは、本来の意味とは違ったものでした。
配信のチャット状況を見ても、どう見ても“まだ戦える”というニュアンスで使っていますからね。自分が視聴していたのはFPS配信なのだからポケモンみたいなバフ技もクソもないし。
元ネタの意味であれば、全然不快感は無かったです。
それは、ポケモンというゲーム上でしっかりと通用するワードだったから。“まだ舞える”はポケモン配信でも実際に盛り上がるんだろうなっていう感じの読み合いがありそうだし。
だけど、ポケモンじゃない配信でそのワード出されてもキショッて思っちゃうのは普通ですよね。
ポケモンをそれなりに知っていなきゃ出てこない用語をわざわざ関係ないゲームの配信でチャットするのってTPOをわきまえていないでしょ。
その配信者がポケモンにまつわる配信者だったならそれは全然良いのかもしれないけど。
なんというか、“コッチが意味を察しなきゃならないワード”っていうのが気持ち悪いんです。結局、こうやって元ネタをわざわざ調べるハメになったし。だって、こんな別ゲーの用語を出さなくても“まだ戦える”って言えばいいだけじゃん。
お前ら当然知ってるよな?って感じで“まだ舞える”ってチャットで流れてくると、その語感がいかにもキモオタっぽいのがあってキツいものがあった。
元ネタ知ったお陰で多少不快感は和らいだけど、それ本来の意味と違うじゃねーかという別のモヤモヤ感が出てしまった。岸辺露伴の“だが断る”を乱用しているクソニワカと同じじゃない?
ポケモンガチ勢ほどそういったニワカ行為を見るとホワイトキックでしょ。
ちなみに“まだ舞える”で検索した時、一番に出てきた検索候補は「うざい」でした。
同じことを思っていた人が相当数居たのかもしれない。もしくは、ポケモン配信でも好かれていないワードだったのか。そこらへんはよく分かりません。
ポケモンキッズがところ構わず色々な配信で使っているのかなって思うと察するものがありました。
でも本来の意味であれば、ポケモン配信以外で使う場面ってあまり無いですよね。
『ストリートファイター6』なら、ジェイミーの酒飲みあたりが“まだ舞える”として使えそうです。
ジェイミーは酒を飲むほど強くなるんだよ。
※ジェイミーが飲んでいるのは酒ではなく薬湯です。面倒だから酒って書いたけど、ここで薬湯って書いておかないと「酒じゃないですよ」とかいうクソコメントが来るだろうからこうやって薬湯ですっていちいち書かなきゃいけないの面倒だよね。ここまで書くならじゃあ最初から薬湯って書けよって思うのかもしれませんが、どうみてもやっていることが酔拳なのだから酒と書きたくなるのも仕方がない。自分は酒と書くことでカプコンに抵抗したい。
記事は以上です。
ポケモン界隈はユナイト関連は本当に民度も酷くてこういう専門用語だけじゃなく暴言等も日常的に飛び交ってて本当にどうしようもない……
俺も「ハンターハンター」かと思ってた。
「キメラ=アント」編のモラウの弟子のシュートって奴がボロボロになりながら「まだ戦える!」みたいな意味で言ってたと思ってたけど、よく見たら「まだ翔(と)べる・・・まだ・・・」だったわ。
実際そのコマが「舞」みたいな感じで超インパクトあったから、そのFPSの人も頭の中で魔合体して使ってる気もする。むしろ格ゲーマーの場合「戦える」の意味で使ってる人の方が多い気がする。俺も「戦える」の意味だと思ってたし。
マノンのメダルを1R目で稼ぐときにも使えそうですね
ハンターハンターで似たようなのがあったような
元ネタはハンターハンターだと思ってました
ハンターハンターの元ネタがポケモンなのかもしれんけど
自分のタイプと攻撃技のタイプが一致すれば、1.5倍。弱点突けば2倍のダメージボーナスですね。3倍以上で殴ればほぼワンパンなので管理人さんの認識正しいです。積みは1回につき0.5倍能力が加算され、攻撃と素早さが1ターンで1.5倍になる「りゅうのまい」は積み技の代名詞でした。
ただ「まだ舞える」という言葉は初耳でした。
「まだ舞える」はブログ記事をストックするとにきも使えるのではないか