YouTubeをチェックしていたら、とんでもなく素晴らしい動画を見つけたので紹介したいと思います。
それは、「ゲームの効果音職人、全身全霊を捧げる創作の場」という動画。
ジョアンナ・ファンさんという、『ゴッド・オブ・ウォー』などのプレイステーションゲームの効果音を担当している方のドキュメンタリーなのですが、とても見ごたえのある内容でした。
動画リンク:ゲームの効果音職人、全身全霊を捧げる創作の場
「ゲームに出てくる効果音がどのようにして作られているのか」が分かる動画になっています。
【動画要約】
・効果音スタジオは汚くてナンボ
・クラシック音楽を習っていて、常に音を聴き頭のなかで録音している
・効果音になりそうな音に反応してしまう
・1日13時間は効果音のことを考えている
・撮影で使った道具などを実際にそのまま使って音を出すと、ゲームや映画の効果音と似ても似つかないものになる
・一番苦労した効果音はウーピー・ゴールドバーグが歩くシーン
・本物の剣は構造が違うので小道具よりも良い音は出ない
・アトレウスが締め付けられている時の革の音が一番好き
・複雑な戦いのシーンは音源が1000を超える
・ゴッド・オブ・ウォーは最初から最後までそんな感じ
・ゲーム1本を仕上げるのに何ヶ月もかかる
・デジタルの時代でも効果音職人は必要不可欠
・人が作るシンプルで美しい音はなくならない
・効果音はキャラクターの心情を観客に伝える架け橋
細かい動作ひとつひとつに色々な道具が使われて、そこから発生する音はまさに“楽器”と言っても良いような気がします。
歩く音ですらも、効果音を利用して作られているのは驚きでした。
場面の雰囲気によって、同じ歩くという動作でも音の使い分けをしていたりと、凄いきめ細やかな感性・常人では生み出せない発想力で効果音が作られているんだなと知ることが出来ました。
動画を見ないと凄さが伝わらないので、冒頭に記述した動画リンクから是非動画を見てください。この動画は見ないと損するレベルです。
ちなみにカプコンも『モンハンダブルクロス』でサウンドにスポットを当てた動画を過去にアップされています。これは昔ブログで取り上げました。
動画リンク:『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.』サウンドメイキング映像
今回の動画はそれよりも詳しく追っていたので、見ごたえがとてもありました。