『初代ガンダム』有名な「ククルス・ドアンの島」を見た感想。10月1日にプライムビデオでリメイク版が来るから視聴したものの、意味が……。

初代『機動戦士ガンダム』第15話「ククルス・ドアンの島」を初めて視聴しました。

何故このエピソードを見たかというと、もともとこのエピソードの名前は結構耳にしたことがあって有名な話なんだな（内容は全く知らない）ってことは知っていたのと、明日10月1日にアマゾンプライムビデオでリメイク版が無料配信されるからです。

そのため、ファーストガンダム版を視聴したのです。

見た感想なのですが、ちょっと意味が分からなかったです……。

いや、最後なんでザク投げた！？

そこに全ての感想をもってかれました。

ドアン「やつら、私が生きている限り追撃の手を緩めないだろう。私が居る限り、この子供たちにも危険がつきまとう。困ったものだ……。」

アムロ「違います。あなたが居るからじゃありません。あなたの身体に染み付いている戦いの匂いが追跡者を引きつけるんじゃないんでしょうか。」

ドアン「戦いの匂い……？」

アムロ「ええ、それを消させてください。ククルス・ドアン……！」

そこからのザクをポーン！！

この意味がちょっと分からなかったです。

この会話的に、アムロがこの人達をホワイトベースに乗せてどこか安全な場所に移住させてあげるとかそういう流れだと思っていたので、ザクぶん投げて海に沈めて解決は予想外過ぎました。

ガンダム公式サイトにストーリーの紹介が出ていたので、そちらも引用します。

連邦空軍からの緊急信号を受けて、訓練中のアムロはコア・ファイターで近くの島へと向かった。
不時着した戦闘機の中にシートに縛りつけられた瀕死のパイロットを発見したアムロは、応急手当を施す。
すると兵士に敵意を抱く３人の子どもが現れ、ドアンと呼ばれる男がザクで近づいてきた。コア・ファイターで抗戦を試みるアムロだたが、ザクに撃墜されて傷ついてしまう。
目ざめたアムロの側には、ロランと名乗る少女がいた。最初は彼女にも反発を感じたアムロだったが、次第にドアンに興味を抱いていく。
実はドアンはジオン軍の脱走兵であった。
追っ手におびえながら子どもたちを育て、防衛用の武器を奪っていたのだ。
接近するジオン軍をホワイトベースがキャッチし、帰還に成功したアムロはガンダムで再出撃する。それを制止し、ザク同士の格闘戦をアムロに見せつけるドアン。
子どもたちの親を殺して以来、彼は罪の意識に囚われていたのだ。
ザクは倒せても、追撃の影に悩むドアンを見て、アムロはドアンのザクを投げつけ海中へと沈める。
それは彼に染みついた戦いの匂いを消すためであった……。

ソース元リンク：http://www.gundam.jp/story/story03.html

やっぱザク投げて沈めたことで“匂いは消えた”ってことで解決してる流れだよな……。

これで話が万事解決していることに疑問が出てしまう。これからどうやって島を守り続けるんだ？と、よくわからない話でした。

「あのお兄ちゃんがやったことはとても良いことなんだよ」って言ってるけど、これからどうするの……。島を襲ってきたザクは容赦なくアムロや子供相手にザクマシンガンぶっぱなす鬼畜だったんだが、そんな鬼畜相手にモビルスーツ無しでこれからどうするの？

このエピソードは、どういう意味で有名なのだろうか。ザク投げたから感動？ザクが岩投げるのが良い？連邦とジオンの人間が関わり合うのが良い？ちょっと08MS小隊っぽい感じはありますね。

ザク投げたから匂い消えたぞー！で正解なのだとしたら、自分はなんかおかしいなと感じました。とはいえ、当時の視点からすればガンダムは昭和の子供向けアニメですし、こまけぇことはいいんだよって話かもしれません。

ですが、だからこそ明日視聴できるプライムビデオのリメイク版にワクワクするのです。

リメイク版のBR/DVD宣伝映像を見たら、戦闘シーンが超カッコ良くて、この30秒のシーンを見ただけでも期待が持てます。

原作のよくわからない話からどこまで変化があるのか、そこが凄い楽しみです。

リメイク版の公式サイトをチェックしたのですが、尺も登場人物も大幅に増えており期待が持てます。子供の数がメッチャ増えてるのは驚きました。

最新技術の映像で岩投げとかザク同士の格闘戦、ザクが沈められるシーンがどうなるかも気になります。

以上です。

余談ですが、ドアンに懐く子供たちが『あしたのジョー』に出てくる子供たちとメチャクチャダブりました。