『スト5CE』ウメハラ公認切り抜きチャンネル“ウメギュラ”が引退を表明。1週間ルールを設けた格ゲー通信に苦言を呈す。「これが格ゲー切り抜き界の唯一の顔というのは恥ずかしい」「格ゲー切り抜き業界は衰退の一途をたどっております」

ウメハラ選手の公認切り抜きチャンネル“ウメギュラ”ですが、先日「お別れの挨拶です。」という文章から始まり引退を表明されました。

本日はお別れの挨拶です。
これまでウメハラ氏の切り抜きをやらせていただき、たくさんの励ましのコメントや、「面白い」と言っていただけるのが何よりも励みになりました。

私、数ヶ月前から梅原大吾様のオフィスに（誠に恐縮ながら）問い合わせをさせていただいておりました。
内容は、ご承知の方も多いかもしれませんが切り抜きの1週間ルールに関してです。

このルールは、ウメハラ氏の切り抜きは、最初に梅原大吾オフィスと独占契約を結んだ「格ゲー通信」（及びそのサブチャンネル「ゲージMAX昇竜拳」）が独占契約を結んでおり、他の切り抜きチャンネルは配信から1週間遅れで動画を投稿しなければならないというものです。

やはり最新の動画を上げられないのはモチベーションに深く影響するため、1週間ルールを無くしていただけないでしょうかとお願いしていたのですが、お返事はありませんでした。
梅原大吾様サイドとしては現状で十分ということなのでしょう。Youtubeに一切力を入れていらっしゃらないことは、Daigo the BeasTVのYoutubeチャンネルを見ても明らかです。

ただ、現状ではこれ以上の発展は有り得ないでしょう。独占契約をしている格ゲー通信がちゃんと頑張っているなら手放しで称賛しますが、現実には「無編集」「字幕なし」「動画時間の無駄な引き延ばし」「公認が取れない格ゲーマーの切り抜きはサブ垢の『格ゲーぎだね』に上げる」「非公認でウメハラ氏の切り抜きをしているチャンネルには脅迫のコメントを送る」（当チャンネルが公認をいただく前は、毎日格ゲー通信が「メールしてこい」というコメントを投稿してきていました）などの、容易に納得しかねる手法を取っているからです。
これが格ゲー切り抜き界の唯一の顔というのは恥ずかしいと梅原大吾オフィスの担当者様に申し上げ、熱意は汲んでくださったのですが、それだけでした。

これで「独占」と言われても素直に納得できないものがありました。そして次第にモチベーションが下がってきたというわけであります。
もっとも結果的には私自身の力不足に他なりません。現実はどうにもできないことは理解しております。

このような歪な独占状態は業界の競争力を殺ぎ、トップが努力をしていないことで業界全体の衰退を招きます。
現に格ゲー通信が始まってからの3年間で格ゲー切り抜き業界は衰退の一途をたどっております。3年前は適当な切り抜きでも10万再生超えは当たり前でしたが今はどうでしょうか。「ストVが飽きられたからだ」という見方もできますがそれだけでしょうか。現状は見るも無惨です。

私自身無力感を感じており、また実際に無力であるのですが、ただ、ウメハラ氏の哲学者としての一面、人生の師としての素晴らしさといった部分を再発見する一助にはなれたのではないかと思っております。

ソース元リンク：https://www.youtube.com/channel/UCG_ERxot7NO6F8duSTDfSqg/community

最初に独占契約を結んだ「格ゲー通信」が一週間ルールを設けたことによりモチベ低下、その格ゲー通信の切り抜き内容に苦言を呈し、また格ゲー業界の未来を憂いていました。

「格ゲー切り抜き業界」なるものが存在するのも初めて知りました。

ちなみにこの“1週間ルール”ですが、自分はウメハラさんの配信でその話題になっていたことを見たことがあります。

流石にいつの配信かは覚えていませんが、一番最初に声をかけてきたからという理由で1週間ルールは肯定的な感じだったように記憶している。肯定的というか、最初に恐れず前ステをしたメリット的なものとしてみたいなニュアンスだっただろうか。明確なソースを出せないため、あくまで私のおぼろげな記憶です。

当のウメハラさん自身がそういうスタンスですし、ここは仕方ないようにも思えます。

自分は格ゲー切り抜き動画は殆ど見ませんし、見ると言ってもハイタニさんネモさんあたりの公認ぐらいなもので、ウメギュラさんの動画も見たことがありませんが、アップされているサムネを見た限りではウメハラさんの魅力を伝えるような感じになっていて、好感が持てます。

公認切り抜き同士が競争して、クオリティの上がる動画がどんどん出ればそれが良いのでしょうが、そうはいかないのがこの“1週間ルール”ってところですかね。

自分は切り抜き動画自体全く見ないので、切り抜きの影響力みたいなのはよく分かりませんが、切り抜き界隈で結構な確執があることが分かりました。