映画を語る

『ザ・ボーイズ』シーズン3最新話まで一気に視聴した感想。メチャクチャ面白いが、ウォーキングデッド同様に主人公サイドにイラついてしまう海外ドラマだった。ホームランダーは最高に格好良い!

投稿日:

【ザ・ボーイズ感想】

Amazonプライムビデオで配信中の人気海外ドラマ『ザ・ボーイズ』をまとめて視聴したのでその感想を雑に語りたいと思う。
(今回の記事はネタバレ注意です。あらかじめご了承ください。)

最新話であるシーズン3の第5話まで視聴しました。

自分、実はすごい昔にシーズン1第1話は視聴したんですけど、そこで投げました。何故かというと、ヒューイの性格にクソイライラしたからです。

【ヒューイうざい】

ですが、現在シーズン3まで配信されていて、シーズン3のパッケージ画像がカッコ良かったのと、世間では人気だし改めてチャレンジしてみるかと思い、視聴しました。

シーズン1第2話から視聴をはじめて、ほとんどぶっ続けで最新話まで見続けました。つまり面白かったってことです。

最近ブログの更新頻度が少なかったのはこのためです。『ザ・ボーイズ』の視聴に時間を費やしていたのでブログ更新する余裕はあまり無かった。

では、ここから感想を語ります。

……の前に、あらすじだけアマゾンからコピペして紹介。

欲と名声にとりつかれたスーパーヒーローたち。
非公式に「ザ・ボーイズ」と呼ばれるグループが腐敗したスーパーヒーローたちを倒そうとする。
特殊能力を持たない彼らは根性と信念で悪しきヒーローに立ち向かう。

では本題。

面白かったんですけど、主人公サイドはメッチャクチャイライラします。

こいつら内輪もめ多すぎだし、そのタイミングでケンカするか?ってときもケンカしてヘマやらかしたりするし、物語の進行上トラブルを起こすためにそういうのが必要なのかもしれませんが、見ているこっちは主人公達のヒスっぷり、情緒不安定っぷりにイライラします。

この感情、たぶん『ウォーキングデッド』を視聴していたときと同じです。

メインキャラのヒューイ、ブッチャーが特にイライラするから、これは結構しんどい。ヒーロー側に位置しているけどアニー(スターライト)もイラつきます。別にもうこいつら正義でもなんでもないです。ブッチャーは車奪うときに子持ちの一般人殺害してるし。アニーだってブッチャーのヤバさ知っているならもうちょっと取れる行動あったでしょ。

なんかヒューイとアニーがホイホイ会いすぎてチュッチュしているのもどうなんだって思うし、あれだけ愛していた妻を亡くしたブッチャーがメイヴとチュッチュするのもなんなんだよコイツって思ってしまった。

味方側で一番まともなのはMMですけど、あくまで形だけなんとなく味方を抑制する感じに留まっているので、ちょっと微妙なポジションに感じる。

味方で思い出したけど、キミコの存在も個人的に嫌悪感があった。これはキミコ自身というより、制作サイドへの不満になるかな。

初めて見たときは全然日本人に見えなかった。これ日本人役かよって驚きました。ってか割とこのドラマってアジアへのヘイトを感じるところはある。シーズン1のAmazon評価を覗きましたけど、その日本ヘイトを感じられる部分で★1を付けられているレビューがかなり散見された。別に自分はそこまでではないけど、それでもなんかアジア人の扱いが雑だなと思いましたね。

とにかく味方同士の衝突が多くて、主人公サイドのシーンは見ていてあまり楽しくはなかったです。もうちょっとこいつら大人しく物事を運べないのかと……。

それでも、ヒーロー側の展開が面白くて魅力的だったから視聴出来ました。

ホームランダーがスターライトに命令してヒューイを殺させようとするシーンはワクワクしました。主人公だからどうせ殺されないんだろうなとは思いましたが、“ワンチャン”を願ってしまいました。

あと、ストームフロントの電撃でヒューイ達を殺さなかったのは解せないです。なんか殺しちゃいけない理由でもありましたっけ?自動車を破壊する威力なのにヒューイ達に対しては全然ノーダメだったの笑いました。

そもそもストームフロントからキミコ相手に本気の殺意みたいなものを感じなくて、そこも疑問でした。日本であるキミコの兄をアレだけエグい殺し方したのに、キミコ相手の場合はその残忍さが消え失せているように見えた。

ストームフロントの強さならヒューイ達簡単に倒せるのでは?と思いました。アニー、キミコ、メイヴの3人で殴る蹴るしていたシーンはかなり茶番だと感じてしまった。ホームランダーのビームすら耐えれるストームフロントがそんなに弱いか?このシーンは、首を傾げました。

自分的には、主人公たちが不快なのでヒーロー側を応援したい海外ドラマです。

もうホームランダーにメチャクチャやってもらいたいです。自分と同じ様に思っている人は結構いるはずだと思いたい。

現時点の評価を付けるなら★★★★☆です。

ヒーローサイドがとにかく魅力的なので、そのお陰で長時間の視聴に耐えうる作品になっている。自分はホームランダー、ディープ、Aトレイン、アシュリーが好きです。アシュリーは一般人ですけど、美人でとても良いです。

余談ですが、ヒューイはシーズン3でビクトリアの部下になって立派な社会人になったわけですが、そのときでもカシオのデータバンクを着用していたのはちょっと気になりました。

立派なスーツを着るようになっても腕時計はコレなんだ、とw

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のファンだったりするのだろうか。

感想は以上です。

主人公サイドにイライラはするものの、全体的に見れば十二分に面白い作品なので是非とも完結まで見届けたいと思う。

出来ればあまり長引かせずに終えてほしい。あんまり長すぎるとウォーキングデッドみたいについていけなくなるから……。

-映画を語る

執筆者:


  1. 匿名 より:

    アジア(日本)へのヘイトは確実に存在するドラマだと思います。
    例えばディープが「日本はイルカを~匹殺している」等と唐突に話したり、誰だか忘れましたがキミコが無言なのを「東洋人は話さないのか?」等と言ったり。
    アメリカ系の映画やドラマではありがちですが、”偏った”環境やら動物保護やらの思想が根深く浸透しているのでそういった要素が出てくるたびに溜息が出ます。

    それ以外の主人公サイドの情緒不安定っぷりが疲れるのは同意です。
    特に主人公は多くの人にイライラ感を覚えさせるキャラ設定なのでどうにも・・・。

    • 管理人mtg より:

      登場キャラに製作者の思想を入れてくるのは辞めてほしいですね……。

  2. 匿名 より:

    管理人のハマり方があるからこそ人気のあるドラマだと思います
    セブン達がクズなら力に溺れるヒューイもクズっぷりが際立ってきててもうこの作品にはクズしかいないんじゃないのかってキがしてきます

    • 管理人mtg より:

      >>セブン達がクズなら力に溺れるヒューイもクズっぷりが際立ってきててもうこの作品にはクズしかいないんじゃないのかってキがしてきます
      もうそんな感じがしていますw
      結局自分と関わりのない人間を躊躇なく殺していくなら、同じ穴のムジナだと思います。

  3. 匿名 より:

    ホームランダーは本当にいいキャラですよねー!
    第二シーズンラストの月見オ○ニーには爆笑しました!

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【海外ドラマ】『ザ・ボーイズ』シーズン4最新話までのネタバレあり感想。スターライトの整形とかMMの声優被りとか色々あるが、某病院のシーンがガチでトラウマ植え付けられるレベルのグロだった件。

Amazonプライムビデオで配信されている人気海外ドラマ『ザ・ボーイズ』ですが、シーズン4の最新話まで視聴したので、その感想をちょっと語らせてください。 シーズン4は今年の6月13日から配信されていま …

【アマプラ】『シン・エヴァンゲリオン劇場版』8月13日からアマゾンプライムビデオで早くも配信決定!

今年の3月8日に公開された映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』ですが、8月13日にAmazonプライムビデオで配信されることが決定しました。 アマプラの公式ツイッターで紹介されています。 【 重大発表 …

【映画】『ゾンビ津波』評価・感想。炭水化物と炭水化物を合わせたようなタイトルだが、真面目にゾンビ映画していました。割と面白いです。

先日10月4日にAmazonプライムビデオで配信された映画『ゾンビ津波』を視聴したので、その感想を語ります。 ギャグみたいなタイトルだが、本当にゾンビであり津波である。カツカレー、ラーメンライスみたい …

『グリーンブック』“白人の救世主問題”が刷り込まれた上で2度目の視聴感想。人種差別の感覚について。

映画『グリーンブック』を視聴しました。この映画を見るのは2回目です。 以前オススメ映画としてタイトルを挙げたことはあります。 関連記事 【2021/7/15】Amazonプライムビデオの管理人的オスス …

【映画】『プラットフォーム』評価・感想。毎日の食事は上階層の残飯……。“塔”を舞台にした設定はとても面白いが、含みを持たせすぎた不完全燃焼の駄作。いくらなんでも投げっぱなしが過ぎる。

みなさんこんにちは。 今回は、映画『プラットフォーム』の評価・感想を語っていきます。 (本作はアマゾンプライムビデオで無料配信中。2022年7月15日時点。) この映画を見たキッカケは、プライムビデオ …

当ブログ「まじっく ざ げーまー」のテキスト、画像などの内容をまとめサイトやキュレーションメディアへ無断で転載することを固く禁止します。

FF14権利表記:(C) SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.