コロナに罹患したプロゲーマーウメハラ氏が先程ミルダムで配信を開始したことは前回の記事でお伝えしました。
配信では新型コロナに感染したときの経過を時系列で語っていたので、その最初の部分を書き起こしました。コロナウィルスに罹患したときの胸中が語られています。
【以下ウメハラさんの配信内容書き起こし】
感想としては二度とかかりたくない。
中等症っつってさ、軽症があって、こくじんなんかは軽症だったんだけど、軽症があって、中等症と言われる段階があってその次が重症ね。
で、俺はその真中。中等症、中等度だったんだけど、まあその、俺より上があるんだなってのを思ったときに、あ、これはもう死ぬなって思った。普通に。
俺がミドルクラスなわけよ。症状としては。あ、これで真ん中なら重症化は死ぬなと思った。普通に。
全然死ぬなって思った。ってくらいキツい。
入院出来てなかったら下手したら死んでたな。
マジで悪いこと言わないからみんな気をつけたほうが良いわ。ビビりキツかった。
5日にね、熱が出たのよ確か。5日っていうかラジオの日か。ラジオの日に熱が出て風邪かなって最初思ってて、で、まあ普通に寝てたのよ風邪かって。
そもそも配信やりすぎてその配信の疲れも溜まってんだろうなとか免疫も落ちてんだろうなとか思ってて、今日はもう休めってことだなって思ってて、俺メチャメチャ配信してたでしょ？
その直前まで。で、夜中熱見たら38度くらいで下がんねえなと思ってその日は終わったのそれで。
次の日、朝熱はかったら39度あったんだよね。で、39度って俺でないんだよね。
今までの人生で39度って、出たことあったかな～……。多分無かったと思う。あ、39度も出るんだと思って。
念の為病院いっとくかと思って病院行って、簡易的な、鼻に綿棒突っ込むPCR検査やったら陽性ですって言われてマジかと思って。確かに尋常じゃない熱だなと思って。
とりあえず自宅療養になって、ホテルに行くかどうかとかそういうのは保健所から連絡が来ますと。で、待ってたの保健所からの連絡。
その日は連絡が来なくって、で、次の日に保健所から連絡があって、まあ症状がこうこうこうでって言ったら、じゃあとりあえずホテルに移動ってことになって家の近くのホテルに移動になった。
で、そのときは熱が39度ちょっとあって、体調はそこまで悪くはない状況で、味覚はちゃんとありました。
そんで、部屋は個室で風呂もあってテレビもあって、飲み物も1階に行けば取れて、弁当も定期的に出てくる。
まあそんなに、隔離はされてるけど不便じゃないのがホテルで、実際ホテルに居る人達とすれ違ったりとかエレベーター一緒になったりとかしたけどだいたいみんな軽症というか、なんなら無症状みたいな人達ばっかりで、ホテルはね。
そのホテル入った日に酸素の数値（血中酸素飽和度）を測るんですよ。
熱とは別に。酸素濃度を測る機械みたいのがあるんだけど、それをホテルにいってやったときにちょっと数字が低かったのよ。
95くらい。94くらいね。看護師の人が怪訝な顔して、この数字ちょっと低いな～みたいな、あとでお医者さんに連絡つけるからまたもう1回測りましょうみたいな感じになって、、まあ全部リモートなんだけどね。
俺が居た階の一番端っこのところにPCの置いてある部屋があって、そこいってZOOMで医者とか看護師と連絡取ったりってのがあんだけどそれはまあいいや。
そこ行って、何時何時にお医者さんくるんでって言われて、1回部屋戻ってハイその時間になって行ってリモートでお医者さんと繋がって、で、もう1回その空気のやつやったんだけど数値が悪いと。
これちょっとな～みたいなのをお医者さんも言ってて、ちょっとじゃあ何時何時にもう1回入って、そのときに数値が悪かったら入院みたいな話になった。
数値が悪いって言っても、こうやってさ（深呼吸する動作）深呼吸すると一時的に数値は良くなったりするのよ。97とかね。
普通にしてくと94とか93だったんだけど、まあ深呼吸すると97とかになる。
深呼吸すりゃ97くらいあるしいいんじゃねえのと思ってたの。
とりあえず一旦休憩して夜の8時くらいにもう1回測りましょうってなって、深呼吸とかしないでやったら93、94、95のあたりだね。
これ流石に入院かな～みたいになって、俺としては病院はまず風呂自由に入れない、個室じゃない、とか病院は色々制限があると。
え～？と思って、ちなみにその酸素濃度が低いっていうのは、コロナの患者っていうのは自覚出来ないんだって。俺も低いんだけど分かんないの。
何がそんな低いのか分かんないんだけど、コロナってそういうものらしくて分かんないんだって。自分が酸素濃度下がっているの。
で、どうしようかな～って思って。めんどくせ～からいいだろって思ってたから正直。
ちょっとこう深呼吸とかして数値ムリヤリ上げたりして、これどうです行く必要あります？みたいな感じで言ったりしたんだけど、いや、そういうことが本当に手遅れになったりとかするから、行ったほうがいいですよって言われて。
変な話さ、小指折ったじゃん？
あんまりこう病院の言うことろくに聞かずに……聞かなかったわけじゃないんだけど、結構我流でやったらさ、小指も曲がっちゃったし、やっぱこう我流で何でもかんでもやるのよくねえなって思って、特にコロナだしね。
今度は病院の言うことしっかり聞くかって思って、めんどくせ～けどまあいいかって思って、分かりました移動しましょうってなったわけよ。
それが深夜の1時かな。深夜の1時に病院に搬送された。生まれて初めて救急車に乗って、そのときにはねだいぶ熱が上がってて40度。
熱があるくらいはまだいいんだよな正直。コロナの症状としては。熱も勿論キツいんだけどまだそれはいい。
半袖で搬送されて、寒いんだよねやっぱりね。40度もあるから。ずっと寒い中で色々とやんなきゃいけないんだ。
採血したりとかなんだりしなきゃいけないんだけど、初めて知ったんだけど、脱水起こしてると血管が取れないのよどうやら。
いつまで経っても看護師さんが血管見つけられなくて、で、すげ～寒いのにさ、いつまで経っても採れねえのよ。
手の甲から採ろうとしたり色々やってんだけど全然採れなくて困り果てちゃって。時間かけて結局採血だけで30分以上やってたんじゃねえかな。
40度の状態で半袖でずっと血採られてるからちょっと気分悪くなってきて横になったりとかして。
余談なんですけど、最初に俺を運んで一発目に会った先生っていうのが、ちなみにご職業はなんとお書きすればいいですか。プロゲーマーでいいですかとか言われて。え！？って。
ボクは知ってます。ファンですって言われて、医者がファンだった。それもビックリした。
それはいいんだけど、その先生は、重症化した人を専門に扱うチームだったから、おそらくウメハラさんは重症化にはならないからボクと会話するのは今日で最後ですって言われて、そうなんだって、まあいいことだよね。で、血採れて病室にいきました。
……書き起こしは以上で終わります。入院までの経過を書き起こそうと思ったのですが、止めるタイミングが見当たらなかったのでここまでで。続きは配信リンクの（24:40～）から見れるので、そちらからご確認ください。
入院したくなくて深呼吸して回避しようとするのは、ウメハラさんらしいとも言えますね。ただそこで入院しなかったら死んでいた可能性もあるでしょうし、小指を折った経験が生死を分けたかもしれません。
ちなみに後遺症は無いということで、そこは安心です。まさに背水の逆転劇を決めましたね。
ただ、ちょっと武勇伝みたいに語っていたり、いま一番やりたいことが散歩と言っていたり、ちょっとアゴマスク散歩からの改善が見られないような部分は残念でした。