今回は2月28日にUBIソフトより発売されたゲーム『トライアルズ ライジング』の感想、レビューをおこなっていきます。
本作は根強い人気を誇る『トライアルズ』シリーズ最新作。
ジャンルは2Dのレースゲームとなっている。PS4、Switch、XBOXOneで発売されていて、管理人が購入したのはPS4版。
さて、まずはザックリと本作の魅力を語っていこう。BAD部分は後述します。
トライアルズ ライジングの魅力
バラエティに富んだコース、中毒性の高さ
本作一番の魅力はバラエティに富んだコースと、中毒性の高さにあると思う。
世界の名所を舞台にしたコースがあったり、コースをクリアしたときにはだいたいオチ(クリアしたのに爆弾で吹っ飛ばされたりする)が用意されていたりと、視覚的な部分で楽むことが出来る。
そしてなによりゲーム自体が面白い。
このゲーム、操作自体は非常に単純(スティックによる体重移動とアクセル、ブレーキのみ)なのですが、この操作がとても奥深いです。
難しいコースともなると非常に繊細なコントローラー捌きが要求される。トライアルズが上手い人はガチでゲームが上手い人だと思います。自分はこのゲーム凄い下手(だけど大好き)なので、上手い人は尊敬しています。
本作は半端ないトライ&エラーゲー。難しいコースは数十、数百リトライで攻略するというのがデフォルトになるでしょう。
(上手い人は例に漏れるが)
でも、コースのリスタートはワンボタンでサクッと出来るので熱中して難関コースに取り組むことが出来るのだ。あと1回挑戦、あと1回挑戦、が止まらない。中毒性がメッチャ高い。
とはいえ、序盤のコースは鬼畜じゃないので安心してください。じっくりとスキルアップしていきましょう!!
マリオメーカー!?オリジナルコース作成機能
これは過去作から存在するモード。本作でも健在。
自分自身で様々なパーツを組み合わせ、オリジナルコースを作ることが出来る。『マリオメーカー』みたいなものです。
管理人が鋭意製作中の『進撃の巨人コース』を少しだけお見せしよう。
20秒程度の走行時間分しか作れていないが、ここまで作るのに2時間は掛けてます。久しぶりのコース作成というのもあり、結構たいへん。慣れればもっと早く作成出来ると思う。
余談だが、マンガ「進撃の巨人」は序盤しか見てません。ただ巨大な人を並べただけで『進撃の巨人コース』と名付けました。進撃ファンに怒られそうなコースだ。
この『進撃の巨人コース』が完成したら記事で紹介する予定なのでお楽しみに。
※追記:オリジナルコース完成しました
初心者の人がコースを作る場合、最初はギミック無しの簡単な置物だけでコースを作ってみるのが良いでしょう。ギミック付きのサンプルも用意されているので、特殊な効果を出したい場合はサンプルを利用するのも有り。
作ったオリジナルコースは『トラックセントラル』で全世界に公開することも可能だ。勿論他のプレイヤーが作ったコースも遊べる。
丁寧なチュートリアル
本作は『トライアルズ大学』というステージでゲームを上達するためのチュートリアルが用意されています。
(チュートリアル項目はレベルが上がるごとに増えていく)
これがとても丁寧で分かりやすい!!
映像と字幕の合わせ技により、ゲームシステムの理解が容易になります。
そして、実戦ステージでは画面奥にお手本となるゴーストもいるので、もし体重移動の仕方が分からなかったらゴーストのタイミングを真似ればOKなのです。
トライアルズ大学で学べるテクニックは超重要なので、初心者はしっかり通おう。
キャラクター、バイクカスタマイズ
キャラクターの衣装やバイクのパーツを着せ替えする機能もあるぞ。
こちらは性能に一切影響しないので、自分が格好良いと思うコーディネートをしよう。
管理人の場合はステッカーをベタベタに貼り付けてブログの宣伝をすることにした。
他プレイヤーが遊んでいるときにゴーストとして出現するはずなので、このTシャツを見てブログにアクセスしてくれる人が出てくるよね!
BAD部分
ロードが長い
これは海外のレビューでも言われていたことですが、ロード時間が長いです。
1コース30秒以上の読み込みが掛かる。これは強制的にゴーストを読み込んでいるからかな?
※本体はPS4Pro
強制的にゴーストと競わせること自体も自分はあまり歓迎しないので、BADポイントです。
ただ、難しいコースになってくるとクリアにかける時間やリトライ数も多くなるため、ロードの不満はコースが難しくなるごとに減っていくかと思います。
サクサク進める序盤のコースはちょっとストレスになるかもしれません。
個人的にロード時間は許容範囲内。長いとは感じるけど、ゲーム自体が面白いからまままいいでしょうって感じ。
※追記:オプションでゴースト表示をオフにすることでロードが速くなります。
レベル48以降のコース開放は大変(個人的に)
本作はコースをクリアしていくと次のコースが開放されるというわけじゃありません。レベルの上昇によって新たなコースが解禁されます。
序盤は普通にコースをクリアしていくだけでもどんどんレベルが上がるので問題ないのですが、レベルが45付近になってくると、意識してタスク(クエストみたいなもの)をこなす必要が出てくる。
この“タスク達成”が初心者にとっては徐々に鬼門になってくると思います。シリーズ経験者だけどヘタクソっていう自分も、結構キツいです。
レベル48が条件のコースは解禁出来ましたが、次のレベル58コースがかなり遠く感じている。
タスクをこなさなくても微量ながら経験値が貰えるので、100%詰まるってことはないんですけど、その方法を選んだ場合レベル上げはかなりキツくなるでしょう。
自分的にはクリアすれば次のコースが解禁されていく仕様のほうが良かったです。確かトライアルズ フュージョンがそうでしたよね?
トライアルズ フュージョンでは数百リトライした末にクリアしたコースもあったりして、すごい達成感あったのを覚えてます。
本作の仕様だと、難しいコースを解禁するまでが大変なので残念。レベル58のコース解禁までモチベが持つかどうかがちょっと心配です。上手い人じゃないと効率よくレベルは上げれないでしょう。
まあ、トラックセントラルでユーザーコースを楽しむことも出来るので、本編のコース解禁モチベが下がってきたらそちらを多めに触る予定。
ステッカーだらけのギアクレート
本作はレベルが上がるとギアクレートと呼ばれる装飾アイテムが3つ入った箱が貰えます。
しかし、このギアクレート、ステッカー多すぎ。
ビックリマンチョコかよって突っ込みたくなるくらいシールだらけです。衣装系、バイク用アイテムが出ることは少ない。
開けるときのワクワク感がちょっと薄いですね……。
まとめ
個人的には十分『トライアルズ』していて非常に面白いと感じている。
BAD部分を踏まえた上でも未経験者にはオススメしたいし、経験者はマストプレイで良いと思う。
『トライアルズ』は面白さの割りに知名度が低いです。もっと知られても良い。
(DL専売のトライアルズ ブラッドドラゴンだけはつまらなかったので、それは買わないように)
最初のコースのランキングを見ると、全世界のユーザーは10万3006人、国内のユーザーに至っては僅か2527人でした。
(2019年3月2日18:30時点)
本記事を見て興味の湧いた方は誰かのプレイ動画を見るなりしてみてください。そして、面白そうだなと思ったら購入してください。
かなりの死にゲーですが、リスタートは一瞬なのでストレス無く難関コースもチャレンジ出来ます。BAD部分の項目で語ったが、“コース読み込みのロードは長い”のでそこはご了承ください。
レビュー点数は8.7/10とします。コース解禁の条件が一番BADな部分。
※上記画像のマリオっぽいステージはユーザー作成のオリジナルコース
Amazonでは5000円以下で購入できますし、サクッと遊ぶぶんでも元は取れると思います。
(DLCパス付き)
実況映えするゲームだと思うので、ストリーマーの方も是非。
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