ゲーム全般 体験版

【リベサガ】『ロマサガ2 リベンジオブザセブン』体験版感想。トレーラーでの期待感を裏切らなかった出来栄え!メチャクチャ遊びやすい丁寧なフルリメイク作品。“フルボイスはいはい”と強すぎるでたらめ矢に感動。

投稿日:

『ロマンシングサガ2 リベンジオブザセブン(以下リベサガ)』体験版が本日より配信されました。

筆者はPS5版でプレイしたので、その感想を少し語りたいと思います。

本作は1993年12月10日にスーパーファミコン用ソフトとして発売された『ロマンシング サ・ガ2』のフルリメイク版です。

PSVITAやスマホゲーでリマスター版も発売されたりしましたが、完全なフルリメイクはリベサガが初となります。

ゲームをスタートする際、難易度は「カジュアル」「ノーマル」「オリジナル」の3段階から選択できます。

文章的に“オリジナル”がロマサガ2本来の難易度という形かな。「イージー」「ハード」といった言葉を使わないのは気が利いていますね。イージーって書かれるとプライドが邪魔して選択できないゲーマーも居そうですし。

筆者はリマスター版をPSVITAでプレイしていてトロコンもしましたが、難易度はノーマルを選択しました。

ちなみにBGMはリベサガ版かオリジナル版か選択できます。昔の音源が好きだって人はオリジナルを選びましょう。

難易度やBGMはゲーム中に変更可能なので安心してください。

ゲームを始めて驚いたのはクオリティの高さです。

見事にトレーラーの期待を裏切らない出来栄えでした。

AAAクラスのトップゲームと比較すればグラフィックは明確に劣ってしまいますが、かといって別にクソグラではないですし丁寧に作られているのを感じます。この場合、温かみのあるグラフィックと言ったほうがいいでしょう。

加えて、ユーザーインターフェイス・ローディングもストレスが無く非常に快適。

メインメニューでの操作もずいぶんと快適です。所持アイテムのカテゴリには新規獲得アイテムの欄もあると良いかなとは思った。

メインメニューを開くとレオンが毎回玉座に座ってふんぞり返るのが笑う。

イベントシーンはフルボイスですが、そこもボイスが聞き終わる前にスキップ可能です。スキップする際はカクつきとかも無くパッとシーンが切り替わるのでストレスゼロです。

フィールドの移動は右上にミニマップが常に表示されており、足跡も残るのでダンジョンで迷うことは無いでしょう。四角ボタンを押せば全体マップを開くことができます。

いかにも怪しそうな行き止まりとかにはアイテムがしっかり配置されているので、そこらへんもチェックしてみると探索が捗るでしょう。ここらへんはゲーマーの心理を分かっているね。

色々な部分が至れり尽くせりで遊びやすいよ。

戦闘はタイムラインバトルです。

画面上部のタイムラインで敵味方の行動順が把握できるので、敵の順番や味方PTの火力を考えつつ被ダメを抑えながら立ち回るのが面白かった。

敵のHPが表示されているのは賛否あるかもしれませんが、自分としては好印象です。

モンスターの弱点を突くと、以降そのモンスターの弱点が開示されたままになります。

技、術、防御それぞれにしっかり構えを用意しているのも凝っているなと思いました。カーソルを合わせると構えが変わるので、そこらへんも注目してみると作り込みの凄さが分かるでしょう。

攻略中、テレーズでたらめ矢を閃いたのですが、これがメチャクチャ強くて笑いました。

結局でたらめ矢は最後まで一度もミスすることが無かったです。本来のでたらめ矢ってこんな使い勝手の良い技じゃなかった気がするんだが……。

強いに越したことはないので、ありがたかったです。

体験版で遊べる最後のダンジョン「クジンシーの館」では宝箱からミミックが出現。そういえばこんなのあったわと懐かしさが込み上げた。
(館自体がそれなりの規模のダンジョンになっていて驚きもしました)

ミミック宝箱は全部で3箇所だったかな?ミミックが潜んでいた宝箱からは有用な装備品だったり大量のオーラムがゲットできました。初戦は死闘でしたが、2戦目と3戦目は一応危なげなく倒せた。

難易度を“オリジナル”にしていたらもっと苦戦していたはず。

ダンジョン最深部に辿り着き、ついにクジンシーと相見えます。

クジンシー戦ではベアのパリィが輝きました。

ダンジョン攻略の道中では火力も低くて微妙扱いでしたが、クジンシー戦においてはパリィで何度も攻撃を無効化していて頼りになりました。

クジンシーを倒したあとのイベントでボイス付き「はい、はい。」も聞けて感動。


自分で選択しておいてなんだけど、この真剣な場面でハイハイは無いだろと思い笑ってしまった。ボイス付きだと、その適当な返答っぷりが際立つ。

最後はレオンからジェラールに皇位継承して体験版終了です。

とにかく丁寧に作らているのを感じました。体験版時点での感想ですが、オリジナル版を汚すような出来では断じて無いです。しっかりとリスペクトがあると思います。

フルリメイクされたことで新規イベント追加だったり七英雄の深堀りもされていくでしょうし、そこらへんも楽しみですね。クジンシーの存在感も良かった。

自分はロマサガマニアとかそういうわけでは全然無いし、クリアしたのはPSVITAのリマスター版だけなので細かいところの変化みたいなのは分かりませんが、とにかく製品版が楽しみな出来栄えです。

マイナス点(要望)としては2つ。

ボタン押しっぱでの行動選択が欲しかった。

もう一つはリザルト時のモーションスキップ。リザルト時のボイスが若干テンポ損ねているのでスキップ出来るようにしてほしい。

本作は購入確定です。エメラルドビヨンドは体験版触って購入回避しちゃったけど、リベサガは買います!

記事は以上。

-ゲーム全般, 体験版

執筆者:


  1. 匿名 より:

    ミミックで全滅したらミミック開けた瞬間から再開が選べましたw いやそこは開ける前にしてくれと

  2. ソーゴ より:

    コレは良いリメイクですね。
    ほんと丁寧に作られてると感じました。
    私も買いです。

    • 管理人mtg より:

      クオリティメッチャ高くてビビりました。
      あとは記事で触れたちょっとしたマイナス部分が製品版で改善されればもう神ゲー認定で良さそうです。

  3. 匿名 より:

    >ボタン押しっぱでの行動選択
    それそれそれそれ!!!って大声で叫んでしまった。

    あと、ダンジョン中のセーブポイントが固定なので、不利局面での再戦やソフトリセットがないことが不便だったり、雑魚戦のオートや倍速が今どきないのもなあと思ったりしました(無料のコマンドRPGであるような機能は当然入れておいてほしかった

    • 管理人mtg より:

      分かってくれましたかw
      オリジナル版だと確か出来ましたよね。
      サガシリーズでは結構当たり前に出来ていたような気がするんですけど、そこ出来なくなっていたのがちょっと引っかかりますね。

      セーブポイント固定は、これ劣化になっちゃいますかね。そういえばこれもオリジナル版との違いですね。
      オートセーブはどのタイミングでセーブされているか、そういえば分からないままでした。そのまま体験版ラストまで突っ走ってしまったので。
      倍速に関しては、このくらいの戦闘速度なら自分的には違和感は無かったです。体験版で触ったサガエメよりもだいぶスムーズだなと感じました。

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

『THE QUIET MAN (クワイエットマン)』“最狂の問題作”と題した斬新過ぎる紹介ムービーが公開。

2018年11月1日にダウンロード専用で販売が開始された『THE QUIET MAN』“最狂の問題作”と題したムービーがYouTubeで公開された。 この動画を YouTube で視聴 以下、動画内で …

はぐれ

Amazonで2DSの「はぐれメタルエディション」が在庫復活!注文しました。

在庫切れだったNewニンテンドー2DS LL はぐれメタルエディションの在庫が復活しました。 PS4のロトエディションは品切れで高騰していますが、2DSのはぐれメタルエディションは現在普通に購入出来ま …

『Destiny2 孤独と影』海外レビュー紹介。メタスコア82の高評価!「オシリスの呪い」「ウォーマインド」の汚名返上だ。D1の評価とも比べてみる。

『デスティニー2 孤独と影』今回は海外での評価・レビューを紹介していきます。 ※「孤独と影」は2018年9月5日に配信されたダウンロードコンテンツ。『Destiny2』自体は2017年9月6日に発売さ …

【悲報】JeSUがゲームのプレイヤーをヒエラルキー(階級制度)で分けてしまう。動画勢や普通にゲームを楽しんでいる人は底辺みたいです。

JeSU(一般社団法人日本eスポーツ連合オフィシャルサイト)が「eスポーツの進化とプレーヤーのヒエラルキー」と題してとんでもない紹介をしていたのでブログで語ります。 JeSUが考えるeスポーツプレイヤ …

『ドラゴンズドグマ2』の制作が発表!約束された神ゲーが来るぞ!

本日YouTubeで配信された「ドラゴンズドグマ10周年ファンミーティング」にて、『ドラゴンズドグマ2』の制作発表がおこなわれました。 この動画を YouTube で視聴 続編発表マジで嬉しいです。約 …

当ブログ「まじっく ざ げーまー」のテキスト、画像などの内容をまとめサイトやキュレーションメディアへ無断で転載することを固く禁止します。

FF14権利表記:(C) SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.