5月28日に正式発表がおこなわれた角川ゲームスの新作SRPG『リレイヤー(Relayer)』ですが、本作のテストプレイヤーとして参加したことをここに報告します。
まず、報告した理由について説明します。
私がテストプレイヤーとして参加したことを読者の方に伝えておかないと、これから『リレイヤー』の記事を取り扱う場合ステルスマーケティングに見られかねないからです。
自分自身としては『プロジェクトステラ(リレイヤーの仮題)』として発表された2018年時点から期待していたタイトルだったので、記事としてガンガン取り上げていく予定でした。
ですが、ここでテストプレイヤーとして参加しているのを伏せた状態でこれから『リレイヤー』の記事を書いていったらなんだかステマっぽくなってしまうよな……ってことで、一応ディレクターの安田社長にも許可を頂いて、テストプレイヤーとして参加している立場であることをここに公表させていただきました。
参加に至った理由と葛藤
この項では参加に至った理由をお話します。
『ゴッドウォーズ』からの縁があって、安田社長からテストプレイの参加に声をかけてもらったのですが、その時点では葛藤がありました。
先述したように、『リレイヤー(プロジェクトステラ)』は、自分が楽しみにしていた作品だったので、出来ればテストプレイには参加せず、ゲーマーとして初見の新鮮さを味わいたいという想いがあった。だから、諸手を挙げて参加したいとはならなかった。
ただ、それとは別にもうひとつの考えもありました。
自分がテストプレイに参加することで、それで作品が少しでも良くなるのだとしたら、そっちのほうが大多数の幸せに繋がるのではないかと。
実際問題、『リレイヤー』が発売されたあとで自分がレビュー記事を書いて、「ここをこうすりゃもっと良かったのにな~」とか後出しでエラそうな意見を出すよりも、テストプレイに参加して、発売前の段階で意見を出して作品の品質向上に繋げるほうがよっぽど有意義なのではないかとも思いました。
そういった考えもあって、テストプレイを引き受けることにしました。
テストプレイ参加後は、プレイヤー目線で「ここはこうしたほうが良くなるかも」といったような意見をいくつか提出しました。
無職のいちゲーマーが出せる意見などたかが知れていますし、どこまで意見が反映されるかは分かりませんが、自分が参加したことで少しでも作品が良くなれば、嬉しいなと思います。
まとめ
以上、『リレイヤー』のテストプレイヤーとして参加したこと、その理由について報告させていただきました。
ハッキリ言って、リレイヤーの発売はメチャクチャ楽しみです。
(リレイヤーは2021年内発売予定です)
既にPVは公開されていますが、読者の皆様はそちらをご覧になられたでしょうか。最新のスターチャイルドバージョンを貼っておきます。
SRPGでここまでヌルヌル動く戦闘シーンって見たことがなかったので、自分は驚きましたね。『ゴッドウォーズ』をプレイした人なら、その進化っぷりにビビったことでしょう。
しかも、これはPV用にロード時間をカットしているとかじゃないんです。これPVの映像そのまんまの流れで戦闘アニメに突入します。ロード時間無しです。テストプレイで体験してビビりました。これロード無しでいけるんだって。
PVで流れる音楽も壮大でメッチャカッコイイし、戦闘アニメもド派手だし、ロード時間の心配も無し。で、ゴッドウォーズの開発チームが手掛けるってことで、バトルバランスも安心は出来る。自分の中では一定以上のクオリティは保証されているゲームって認識でいます。
テストプレイの時点ではスキルやジョブシステムなどは扱えませんでしたが、その状態からジョブシステムが肉付けされていったら確実に面白いゲームになるだろうなって感じはしました。
あとはキャラクターデザインも魅力的ですね。自分の中では“サン”を贔屓して育成していこうって今から決めています。何故かと言うと、声優が園崎未恵さんだからです。格闘ゲーム『ストリートファイター4』でC.ヴァイパー(自分の持ちキャラ)の声を担当していた人ですが、スト5ではヴァイパーが続投しなかったため、園崎未恵さんのカッコいいボイスが聞けないのです。なので、リレイヤーで園崎未恵さん成分を補充する予定です。
公式サイトではキャラクターの詳細も閲覧出来るので、興味があればそちらをご覧ください。
リンク:『リレイヤー』公式サイト
ロボットもののSRPGと言えばGジェネorスパロボしか選択肢が無いような状態でしたが、そこに『リレイヤー』が参入することで新たな風が吹き込まれるでしょう。
『リレイヤー』にはギリシア神話の要素も加えられており、ファミ通では「星xメカxギリシア神話」という風に紹介されている。SFとギリシア神話がミックスされるストーリー展開にも注目したい。自分はギリシア神話の知識は全くありませんが、ゼウスとかアルテミスとか、ファンタジー系のRPGで良く目にするキャラは流石に知っているので、その点でストーリーの取っつきやすさとかはあると思います。
ちなみにタイトルの『リレイヤー』は敵勢力の名称です。
「敵勢力の名前がそのままタイトルになっているのはカッコいいですね」と安田社長にお話ししたら、「リレイヤーをタイトル名にしたのはもっと深い意味があります。この物語はリレイヤーの正体を解き明かすアドベンチャーですから」と答えてくれました。ゲームをクリアすることでタイトルの謎が解けるっぽいです。確かに敵勢力の名前をそのままタイトルにするというのは、カッコいいからとかそんな理由なわけないですよねw
敵勢力のリレイヤーだけでなく、サテライトフォース(地球連合政府軍)との関係も気になってきます。GTラボ(主人公の所属機関)とサテライトフォースはリレイヤーを共通の敵としていますが、お互いが対立しています。
ストーリーを進めることでGTラボとサテライトフォースの関係に変化が訪れるのかどうかが気になる。最終的にリレイヤーを倒すために結託するのかどうか。サテライトフォースのキャラたちは味方になりそうなキャラデザインしている(超偏見)ので、どうなるだろうかと。
ちなみにサテライトフォースの戦闘員はサテライト化(改造人間みたいなもの?)されており、闇を抱えていそうです。
まとめが長くなりまして申し訳ございません。
そんなこんなで『リレイヤー』には色々ワクワクする要素が沢山あり、発売が楽しみなゲームになっています。
自分がリレイヤーに対してある種“信頼”みたいなのを抱いているのはリレイヤーの開発が手掛けた『ゴッドウォーズ 日本神話大戦』がしっかりと面白いゲームに仕上がっていたからです。これがつまらないゲームだったらここまで期待も寄せてはいません。ゴッドウォーズの開発チームなら大丈夫だろう、という安心感が大きいです。
私からは以上です。