超スローペースで進めている漢検1級の勉強ですが、本日四字熟語の“あ行”をついにまとめ終わりました。
1級四字熟語の“あ~お”までの範囲をまとめて、その範囲の四字熟語と使われている漢字をノートにまとめました。あ行だけでも相当時間を食いました。
現在のところ、漢検1級を目指しているというわけでは有りません。
こんなスローペースで進めていたら一生終わらないと思っています。ただ書き出して終わりというだけじゃなくて、覚えるために復習の時間も必要ですから。
1日に3時間くらいは休まずにガチで取り組まないと無理だろうなって量なので、今のペースだとまず無理でしょう。今の自分が漢検1級目指すとか言ってもただの口だけで終わります。
いまの自分は、漢検1級を受かるために勉強をしているというより、漢字の知識を深めるために学んでいるという感じです。時々準1級の復習をして、1級の四字熟語も超少しずつ進めています。
1級の漢字も、学んでみるとこれはこれで中々為になります。どこで使うんだよ系四字熟語は結構ありますけど、ん~なるほど~面白いな~って漢字もしっかりあって、楽しいです。
どこで使うんだよ系漢検1級四字熟語を2つ紹介します。
「甕牖縄枢」と「蓋瓦級甎」です。
ボロい家を見て、あれは甕牖縄枢だな~、なんて言わないでしょう常識的に考えて……。ただ、「甕」自体は有能な漢字です。
「甕」は“かめ”を意味しています。酒を入れたりする“かめ”です。ここに“天”を加えて「甕天(おうてん)」という熟語にすると、かめの中の天地という意味になり、転じて見識の狭いことを指します。
つまり「井蛙之見(せいあのけん)」と同じような意味を持った言葉として使えるわけです。
こうして学んでいくと、なるほど面白いなって思いませんか。
あと、1級の勉強をしてから気付いたこととして、紆余曲折の「紆」、綺麗の「綺」は1級漢字だったということです。日常的に使われている漢字の中にも漢検1級クラスの漢字は潜んでいるのです。
名前で使われている漢字も、準1級や1級の漢字が使われていることは多いと思います。自分の名前に使われている漢字を漢字ペディアで調べてみるのも面白いかもしれませんよ。私自身の名前も準1級漢字が使われています。すごい簡単な漢字ですけどね。
漢検1級に挑戦する、という気持ちは今の所ありませんが、生涯学習として漢字と付き合っていきます。これはゲームしか脳のない自分自身へ自信をつけるためでもあります。
もし勉強を続けていって、モチベが更に上がったりするなら、1級を目指そう!となるかもしれません。現状は、「1級取得を目指しはしないが、勉強はする」というスタンスです。毎日勉強してはいませんし、ゆるく進めています。
以上です。