日常

『むとうとさとう』が途中から読めなくなった話。ルッキズムの極地。

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『むとうとさとう』少年ジャンププラスで連載されているラブコメディです。

リンク:少年ジャンププラス

書こうか書かまいか、ずーっと悩んでいたのですが、やはり吐き出します。

自分はこのマンガが大好きで毎週の更新を楽しみに読んでいたのですが、途中から読めなくなりました。

過去の日常記事でもオススメしたことのある作品で、大好きでしたが、読めなくなりました。

▲ 「むとうとさとう」は過去記事でオススメしたことがあります。

何故読めなくなったかと言うと、突然現れたとあるキャラの扱いに、メチャクチャ気分が悪くなって、見れなくなりました。

簡潔に言いますと、メッチャ不細工なやつが、性格の悪いキャラとして描かれて、そこに途轍もない嫌悪感を抱いた。

そのキャラが出てくるまでの『むとうとさとう』って、可愛くて性格の良いキャラしか出てこないホンワカした世界観だったんです。読むと心が和むような。そこに現れたメッチャ不細工で性格も悪いキャラ。多分、ストーリーを動かすために登場させたのだろうけど、なんでそんな、露骨に不細工に描いて性格も悪くさせる必要があったのかと感じたのです。

重ねて言いますけど、このキャラが登場するまでの『むとうとさとう』って、可愛いキャラしか出てこなかったんです。そういう世界観だから自分も楽しめていました。が、しかし、いきなり出てきた不細工キャラ。しかも性格悪い。そんなリアリティのあるキャラが『むとうとさとう』の世界に現れて、嫌なキャラとして描かれる。

容姿が悪いから性格も悪いみたいなのを地でいくような扱いになっていて、本当に気分が悪くなってしまいました。

このキャラが登場したのは何時だったか、もう忘れてしまいましたが、そこからはもう見れなくなってしまいました。フィクションのマンガと言えど、ここまで嫌な気分になったのは初めてかもしれません。

ハッキリ言って、この不細工キャラってのが自分と重なるのです。ヒロインに嫌がられるその不細工キャラが、自分と重なって、自分が否定されるような気分になりました。

可愛いキャラしか出てこなかった世界にリアルな不細工系キャラが登場し、主人公達に嫌われるポジションとして扱われる。自分は、キツかったです。わざわざそんな不細工に描く必要があったのかと。イケメンで描いてたら扱いは変わっちゃうだろうから、不細工に描いたのでしょうけど……。

そんなわけで、自分はそこから『むとうとさとう』が読めなくなりました。まあ、こんな感情を抱くのは相当マイノリティ……、マイノリティどころか自分だけかもしれませんが、自分はマジで無理でした。スクールカースト最底辺の方なら理解していただけるでしょうか?自分は続きが読めなくなるほどに、読みたくなくなるほどに嫌な気分になりました。

不細工=悪というメッセージのようにしか、あのキャラを見て受け取れませんでした。

大事なことなのでもう1度言います。『むとうとさとう』ってのは、その不細工キャラが出てくるまでは可愛いキャラ、憎めないキャラしか出てきませんでした。その世界観で突如出てきたのが性格の悪い不細工です。不細工だから性格が悪いのか、性格が悪いから不細工なのか。不細工は悪なのか。

不細工で産まれてきてすみません。親以外の他人に迷惑をかけずに、皆様のお目を汚さないよう外に出ないで引き篭もっているので許してください。といった感じです。以上です。

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